馬と少年 みんなのレビュー
- C.S.ルイス (作), 瀬田貞二 (訳)
- 税込価格:792円(7pt)
- 出版社:岩波書店
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紙の本
シャスタの勇気
2019/09/27 20:25
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ中では地味な方。ペペンシー兄妹がきちんと?王様女王様をやっている様子や宮廷の様子が楽しいです。そしてやはりシャスタの勇気。自分も同じことが出来るかといえば難しいかも。
紙の本
馬が好きな人にはたまらない一冊
2001/08/23 02:33
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投稿者:呑如来 - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズの中ではちょっと地味なこの一作。始めのうちは今までおなじみの子供たちも出てこず、ちょっとつまらない気がしましたが、ものいう馬ブレーとシャスタの逃避行にフィンとアラビスが加わってからはだんだん興味深くなります。
今回は題名通り馬が主人公になっているのでサラブレッド好きの人や乗馬になじんでいる人が読むと、また違った感慨があることでしょう。私は乗馬も競馬もしたことはないのですが、ルイスがいかに馬を美しく気高い動物だと考えているかはその綿密な描写によってよくわかりました。あと、馬がよくねっころがるのを知っているとP.307の挿絵には共感しきりのはず。イギリス人と馬との親密な関わりを述べている巻末のエッセイも必読です。
紙の本
宮廷陰謀もの?
2002/04/14 16:10
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投稿者:Leon - この投稿者のレビュー一覧を見る
ナルニアの全盛期。古代ペルシャを思わせるカローメルン国から、漁師の拾い子シャスタとカローメルン貴族の娘アラビスが、それぞれの事情によってはるか北方のナルニアへ向けた逃避行を企てます。 時を同じくして、ナルニアからはスーザン女王とエドマンド王を代表とした使節団がカローメルンを訪れていたのですが、カローメルンの王子がスーザン女王に恋焦がれており、色好い返事無しには帰国もままならない状況に。使節団の中には、ナルニアの盟友アーケン国のコーリン王子も含まれているのですが、ふとした切っ掛けから、王子と間違われたシャスタはしばらくナルニア使節団と共に時間を過ごすことになってしまいます。二人の亡命は成功するのか? そしてナルニアの王達は?
さて、邦題は「馬と少年」ですが、原題を直訳すると「馬の少年」。ここで言う「馬」とは、シャスタとアラビスの逃亡仲間である、ナルニア出身のもの言う馬ブレーのことで、ナルニアでは人間ともの言う動物は対等な関係とされていることから、通常の所有格の使い方ではないワケです。
本巻のテーマは見得や虚栄。見得を気にする性格のブレーの振る舞いやセリフに、当初は読者も彼の見せようとする彼を見てしまいますが、次第に化けの皮が剥がれ、改心していく様子を追うことになるでしょう。
紙の本
普通に楽しめるファンタジー
2002/06/06 15:58
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投稿者:山猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ナルニアの近くの国の王子シャスタが赤ん坊の頃にさらわれて、漁師のところで育てられていたが、ある時、ナルニア生まれのしゃべる馬と出会い、ナルニアを目指して旅立つ。途中、政略結婚から逃げ出してきたアラビスと、ナルニア生まれの馬と出会う。そして、ともに旅発つのだった。
これは、ピーター達がナルニアの王の時である。あまり説教くさくもなく、素直に楽しめた。