山猫さんのレビュー一覧
投稿者：山猫
空の名前 改訂版
2006/09/28 10:26
自然に恵まれた日本。
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日本の空・天候、季節の移ろいなどを写真と文で紹介している。
日本の自然は素晴らしいと思い出させる本である。確かに都会はそうは思えないが、まだまだ地方は素晴らしいところがたくさんある。私は日本という自然に恵まれた国で育ったのだと思わせる一冊だ。
ＯＮＥ ＰＩＥＣＥ 巻１ （ジャンプ・コミックス）
2002/07/10 20:23
それゆけ、ルフィ。
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少年・ルフィは、海賊のシャンクスと出会う。そして、彼に憧れる。
十年後、ルフィは一人で旅に出る。
ルフィは、明るく前向きで単純、そしてまっすぐなやつである。彼は、裏切りが許せない。相手がどんなに強くても。逆に信念を持っている者が好きだ。そういう者を助ける。
ルフィは、だれかれかまわず略奪しない。海賊らしくない海賊である。
あいうえおうさま
2002/07/24 23:27
リズム感がいい。
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「あ」から「ん」まで、リズムにのせて、言葉を連ねている。
読んでいるととてもリズム感がある。たまに無理がある言葉も出てくるが、思わず膝をたたきたくなるような言葉の配置である。なんとなく王様の人柄のようなものも見えてくるのが不思議だ。絵はシンプルで、かわいい。アクがない。
ＯＮＥ ＰＩＥＣＥ 巻１９ （ジャンプ・コミックス）
2002/07/11 22:11
スモーカーは、銭形警部。
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ルフィたちは、レインベースへ向かう。そこで、またスモーカーと会ってしまう。
今回は、スモーカーがいい。落ち着いていて、話のわかるいい男だ。まるで、銭形警部のようだ。そして、プリンスが大活躍である。久しぶりの独壇場だ。
悪魔の実の能力を、無効にさせるものの存在が明らかになる。もし、それをルフィたちが手に入れられたら、無敵になるのではないだろうか。
Ｐａｐａ ｔｏｌｄ ｍｅ １１ （ヤングユーコミックス）
2002/07/07 18:57
捨て犬という社会問題。
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知世は、行き倒れの犬を保護する。同じマンションでピンクの髪のまさおとともに世話をするのだが、その犬は捨て犬だったのだ。
知世は動物好きなので、とても悲しく思う。まさおは見かけとは違い、やさしいのでその犬をほっておけない。
捨てる人にも理由はあるかもしれないが、だからといって許される行為ではない。心の悩みだけでなく、社会問題も描いている。
てんしさまがおりてくる それはクリスマスのよるのこと
2002/07/24 23:43
きれいでコミカル。
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星が格別輝いている夜、天使が降りてきた。天使はフクロウを清め、フクロウはキツネを、キツネは・・・と順番に清めてゆく。
予想外の方へ展開してゆく。キレイなストーリーなのだが、それだけではなく、コミカルである。夢がある話のようだが、現実的な感じがする。不思議だが、面白い作品だ。私は五味作品の中で一番好きだ。
ゆきだるま
2002/07/24 23:40
絵だけでも価値がある。
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文字がなく、コミックのようなコマワリになっている。少年が、雪だるまを作った。夜、その雪だるまが動き出し、少年と遊ぶ。
単純なストーリーではあるが、最後、少し寂しい感じがする。絵は繊細で、色も抜群にキレイである。一コマ一コマ丁寧に描かれているのがよく分かる。アニメのように、動いているような錯覚に陥る。滑らかな描き方とでも言おうか。絵だけでもみる価値がある。
Ｐａｐａ ｔｏｌｄ ｍｅ １２ （ヤングユーコミックス）
2002/07/07 18:58
自分の仕事にロマンを！
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知世は、クラシックなデザインのワンピースに一目ぼれする。だが、買えなくて落ち込む。
その子供服売場の女性店員の心情が描かれている。販売という仕事にロマンを持っている。どんな仕事でも、意味のある素敵な仕事なのだと思えてくる。他にクリスマスのみんなの様子を描いた話もある。
Ｐａｐａ ｔｏｌｄ ｍｅ １０ （ヤングユーコミックス）
2002/07/07 18:56
男嫌い解消？
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知世は、はとこの強の世話を頼まれる。最初は嫌がっていたのだが、仲良くなる。
強は、自分と親が好きな自分とのギャップに悩んでいる。だが、知世と出会ったことにより、自分は間違っていないと確信する。
知世も強も物事を深く考えている。哲学的だ。子供の時に考えていたことは、大人になるとあまり覚えていないが、案外哲学的だったのかもしれない。
Ｐａｐａ ｔｏｌｄ ｍｅ ９ （ヤングユーコミックス）
2002/07/07 18:55
誰かの役に立ってる？
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元区長さんの代わりにアンドリューの散歩をしていた知世が、霧の朝に公園である女の子に出会う。彼女は生きることに疲れていたのだが、知世と会うことによって楽になる。
知世は、説教をしたわけではない。彼女を知っていたわけでもない。ただ知世の思うままにしただけだ。知世の行動に救われた人はたくさんいる。もしかしたら、私たちでも誰かの役に立っているのがも知れないと思わせてくれる。
Ｐａｐａ ｔｏｌｄ ｍｅ ７ （ヤングユーコミックス）
2002/07/07 18:53
寝る前のひととき。
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知世の幼い頃、夜寝る前にお父さんに本を読んでもらったり、お話を聞かせてもらったりしていた。知世は、それがお父さんの負担になっていると気付き、もう自分で読むからいいと言う。お父さんは、確かに負担に感じていたのだが、終わってから名誉ある仕事だったのだと気付く。
私も幼い頃、母に本を読んでもらっていた記憶がある。そのおかげか、読書好きになった。想像力を養うのにもいいのだろう。幼い子供のいる人は、是非ためしてみて欲しい。
Ｐａｐａ ｔｏｌｄ ｍｅ ８ （ヤングユーコミックス）
2002/07/07 18:53
それぞれの父の日
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知世のクラスメートたちの父の日の様子が描かれている。知世は、みんなと一緒のカードになってしまったので、文章だけでも特別なことを書こうと悩む。両親が離婚したゆうこちゃんは、お父さんの会社付近に行く。大森さんは、お父さんに助けを求めている。みんな、なかなか複雑だ。
他に知世の家の近くの「アリス・カフェ」に自殺願望のある少年が来る話も収録されている。
Ｐａｐａ ｔｏｌｄ ｍｅ ６ （ヤングユーコミックス）
2002/07/07 18:52
知世、初めての挫折。
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知世は、たいていのことなら何でも上手にこなす。勉強は出来るし、運動も芸術面でもだ。だが、そんな知世にも一つだけ出来ないことがあったのだ。知世は、愕然とする。みんなが出来るのに、自分が出来ない。初めて挫折を経験する。だが、同じく出来なかったクラスメートの笹塚さんに大切なことを教えられる。出来る、出来ないということは、実はそんなに重要ではないのだ。それをどう乗り越えるか、どう考えるのかが大事なのである。子供は、こんなことを繰り返して大人になってゆく。挫折を経験した人ほど強くなれるのだと私は思う。
Ｐａｐａ ｔｏｌｄ ｍｅ ５ （ヤングユーコミックス）
2002/07/07 18:51
「ゆりこ、頑張れ！」
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知世の叔母にあたるゆりこの話がある。ゆりこは独身で、一人で生活している。知世とは仲がいい。周りの人から結婚しろだのいわれているのだが、ゆりこにはその気がない。今の生活が大事なのだ。その気持ちは、痛いほどわかる。周りの人は、結婚して子供を育てることが幸せなのだというのだが、幸せというのは、人それぞれだ。自分の幸せを押し付ける人ほど、困った人たちはいない。「ゆりこ、頑張れ！」と思わず、声に出して応援したくなってくる。
Ｐａｐａ ｔｏｌｄ ｍｅ ４ （ヤングユーコミックス）
2002/07/07 18:50
知世、プレッシャーに悩む。
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知世は、優秀な生徒だ。勉強はもちろん、体育も芸術面でも秀でている。作文や絵などでは、しょっちゅう賞をもらっている。だが、今度出された宿題の作文がなかなか書けない。そして、陰口もたたかれてしまう。有名な父という存在と、また選ばれなくてはというプレッシャーに悩まされる。出来がいいというのも大変だ。だが、このプレッシャーをはねのけることが出来れば、またひとつ成長できる。知世は、日々成長しているのである。
