- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
電子書籍
境界線ギリギリの攻防
2020/02/09 14:42
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：marimari - この投稿者のレビュー一覧を見る
刑事とエス、お互いの立場と惹かれあう気持ち。危ういパワーバランスの上に成り立つ二人に、甘い雰囲気よりピリピリとした緊張感を感じました。ギリギリの線上にいる2人が苦しく切ない。
ほんの一瞬の心の揺らぎで弱さに負けてしまう、人としてのやるせなさや愛おしさを感じた、すごく心に刺さる話でした。
そして、宗近が過去にどうしようもなく愛した人が居た事実に、ダブルバインドの新藤を思い出した。良い男には、人生をかけた恋愛の辛い結末を乗り越えた過去があるんですね。だからこそ、今の関係に対して一度相手に委ねる覚悟があるのだと思います。
紙の本
シリーズその２
2012/08/29 22:40
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る
エスの二作目です。
今回は椎葉の同僚、永倉とそのエスである真生がメインでしたね。
一蓮托生であるエスとの関わり方に胸が痛くなりました。
絶対に愛してはいけない、というくだりは読んでいて苦しいです・・・
そんな葛藤をかかえている椎葉に今回、宗近は結構な仕打ちをします。
心も体も痛いです。
永倉も真生を愛していても絶対に、言わない。
最後までそれを貫きます。永倉はあれで報われたのかなぁ。
その後の真生がどうなったのか気になります。
自由に羽ばたけたのでしょうか。
「エス 裂罅」に続きます。
紙の本
起承転結の承
2016/07/25 22:00
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：ふじのき - この投稿者のレビュー一覧を見る
エスシリーズは全４感。１巻で椎葉と宗近のなれそめ。
２巻ではもう一組の刑事とエスが登場。この二人を通して、
主人公が相手との関係を苦しみながら模索していきます。
切なさ全開なのに、次の巻は新たな展開が起こるので、あとから読み返すと２巻はまだ平和なーと思えてきます。
１巻の安藤さんが死なすには惜しいキャラでした。あとから
じわじわきます。
紙の本
シリーズ2
2020/09/22 05:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
刑事とエスの間のボーダーライン上をさまよう感じが醍醐味
刑事の永倉とエスの小鳥遊との関係と
（および殺された永倉のエスの女性とのこと）
最終的に永倉の事件の結末まで緊迫した流れで話が進んでいく
読み応えのある巻です。
（追記）
シリーズ４巻通して読んで、
この巻が一番秀逸だったと思う。
（好みの問題もあるかもしれないでしょうが）
永倉氏の話が良かったし、主役二人の関係の描き方も良かったと
シリーズ最後まで読んで改めて思いました。
