紙の本
JUNE小説
2015/10/29 18:43
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投稿者:onew - この投稿者のレビュー一覧を見る
JUNEの師匠と呼ばれる栗本薫氏の本を初めて手に取った。人生に対する絶望、虚無、息苦しさ。胸の中に吹荒れる嵐のような感情に振り回された。後半、少年院の中でどう扱われていたか、二葉の深い絶望と甘えゆえに暴言を勇介にぶつける場面は涙がボタボタ落ちた。文章は未成熟な17歳の独白スタイルゆえに平仮名が多い。もう少し漢字があったほうが読みやすいのだが。
紙の本
吉田氏の表紙目当て
2018/12/20 16:00
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙が目的で読み始めました。
どうしようもない辛さを書いたものすごく重いストーリー。ちょっと読む人を選ぶかもしれません。
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BL(ボーイズラブ)に興味を持ち始めた人は読んでみても良いかもしれません。ちょっとエログロいです。
もしかしたら興味の無い人にとっても面白いかもしれません。
人間の心理とか関係とか愛とかの方に目が行って、BL部分はさほど気にならないですね。(私的に
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BLというカテゴリがない当時、最初に買い集めたJUNEシリーズ。
男同士というのもさることながら、衝撃的にハードな内容で、恋愛としては切なくて、泣きながら読んだシリーズ。
最近のBLはエッチ主体なモノが多いけれど、人としてどう生きていくのか、なぜ人は人を愛してしまうのかなど考えさせられた。
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BL小説にハマったきっかけが、いろんな意味でグロいこの小説。
主人公の二葉は暴走族の恋人で、クラスメイトにエイズ扱いされて、少年院では公衆便所..狂ったような運命と粗暴な展開にも、二葉の純粋さが目立ってた。
タンカを切る二葉が一番好きだったけどね!
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栗本先生の追悼の為読み始めましたが圧倒的すぎてBLの枠にはくくることができないのでこちらの本棚に入れました。
本当に痛くて苦しくてこれでもかと思うくらい痛めつけられてもまだ続いて、本当に地獄が見えそうです。特に初期は。
これがJUNE…と思いながら読みました。耽美中の耽美で名作中の名作だと思います。
ご冥福をお祈りします。
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何ていうかすごいなあと。二葉と竜一に結構救いがない感じとか色々全体的に重いです。
でもBL読む人なら読んで損ないと思いますよ。
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栗本薫読破の義務感で読んでいます。
2度目だが,正視できないので斜め読みしています。
一人の人間を描写したいという気持ちは分かるし,
その人間を取り巻く人物も描写したいという気持ちも分かります。
それを売り物にするところが栗本薫の初代腐女子の称号を与えるのにふさわしい作品かもしれない。
最初はスニーカー文庫で出ていたことを知りませんでした。
(2)からルビー文庫で出ています。
学園ものか、Boys Loveかは読み手次第なのかもしれません。
栗本薫の原点のような小説です。
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栗本薫さんの濃さに吉田秋生さんのさっぱりとしたイラストが意外に合ってる。当時中学生だった自分には色々痛々しく感じられて途中で読むのを止めていた。完結後機会があって再読。今度は設定に時代を感じて読むのが辛い(笑)。が、それも途中まで。最終巻の後日談「TOMORROW」読み終えたときには深く物語に入っていた。傷を抱えて生きていく登場人物たちに幸あれ。気軽に萌えられるBLではないです。
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すごく痛くて、切ない。吉田秋生先生の絵もあいまって、二葉とアッシュが重なる。二葉の唯一の拠り所が勇介。けれど竜一との関係も気になるところ…、どうなっていくんだろう?
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栗本薫ものは現在BL系を続けて読むパターン。比較的描写はそれなりなんだろうが。主人公に少しだけ似ている部分があるだけに感情移入できる部分もある。でも、本来の想定読者とはやはり離れているのだろう、たぶん。
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物語全体はこの後9巻くらいまで竜一との関係性にどんどん突き進んでいくのだが、やはり読み切りとして書かれた第一話「終わりのないラブソング」が秀逸。読み切りとして1話完結で読んであげたい輝きがある。ヤンキー達のオンナにされてしまっている僕こと二葉と、完全無欠の優等生・勇介の関係が切ない。少年院のフェンス越しのキスはJUNE界屈指の名シーン。
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う〜ん、なかなかしんどい本ですね。これが9冊もあるのか、、、
そのスジの人には評判いいようですが、私にはキビシイ。主人公二葉は何をグダグダ言ってんだ、って思ってしまいますね。(独白ばかりで実際にはしゃべってませんが。) 登場人物が全員女だと思えばもう少し読みやすいか、と思ってみたりもしますが、それだとやはりちょっと違うかなぁ。