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料理歳時記 みんなのレビュー

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一般書

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みんなのレビュー16件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (7件)
  • 星 4 (7件)
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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
16 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

教養の名にふさわしい本でした

2003/01/10 10:44

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はりねずみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

四季に分けて数百種類の食材を取り上げた本。どのように食べるか、その食材の特質はなんなのか…など内容もさることながら、文章が美しく、落語やお芝居のせりふ回しのようで楽しみながら(頭も使いながら)読める。
最近、「わかりやすい」ことを旨とした本が増え、知識は身につくものの日本語として美しくないものばかりを読んでいるような気がする中、こういう本は少し背筋が伸びてきちんと読もうと思わせるものがある。
後は読み手の教養が試される… これだけのインストラクションをどれだけ今後の自分の料理人生に生かせるか。かつては常識であったはずのことが、知恵の伝承からもれていることを痛感するが、自分を少し鍛えてみたいと思う。
食べ物に興味のある方、薄っぺらな文章に飽きている方にお薦めの一冊。

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紙の本

古き良き日本の家庭料理

2016/05/14 17:46

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:親譲りの無鉄砲 - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者の辰巳浜子さんの名前は、今の我々には、料理研究家の辰巳芳子さんの御母堂、と言った方がとおりが良いかもしれない。この人の偉大さは、自然の食材を如何に絶妙の季節に苦みやえぐみ等も含めそのものの味を損なうことなく如何に自然に食すべきかを「手間暇を惜しまぬ」和食の料理法を通じて考え続け、そして実践し続けたことにあった。その意味では、時代が利した点を含め、娘の芳子さんを遥かに凌ぐ存在なのかもしれない。驚くべきは、この手間暇というもの、高級料亭向けのものではなく、家庭料理のそれであったことだ。この母の薫陶があって娘芳子は生まれたのだ。
 この本は、歳時記の体裁によって、非常に読みやすいものになっている。ところどころに見られるユーモラスな表現からは著者の厳しい中にも暖かな人柄がしのばれる。ただし、これは料理レシピ本ではない。こまかな目方等の数字は、ほとんど書かれていない。この本に刺激を受けて、自分で試行錯誤をしなければだめだ、という親心が垣間見られる。それでこそ、本当の意味での伝統文化の継承なのであろう。
 書かれた時期が昭和30~40年ごろということであるが、当時既に、野菜にしても魚にしても伝統的な食材は、一般家庭の食卓には廃れはじめていた。高度経済成長期における環境破壊などの影響やライフスタイルが欧米風化した日本人の嗜好の変化等と相俟って、本当に古き良き伝統料理が絶滅の危機に瀕していることを、繰り返し警告していた点には、はっとさせられた。だからこの本は料理を通じた文明批評、警世の書であり哲学書でもある。今の世の中を振り返れば、辰巳浜子さんの予言はまさに的中しているといっても過言ではないであろう。今どきのグルメブーム等まことに薄っぺらなものと痛感する。
 初出が、主婦向け雑誌記事だったこともあるのだろう、堅実な家庭料理指南書の体裁をしているため、料理の基本を押さえた「手の抜き方」、代替食材の提案、食費の出費の抑え方などについても、実に肩肘張らず親切に書いてくれている。しかし、インスタントや外食・中食に慣れた現代人にはこのレベルの手の抜き方であっても、実践するのは困難かもしれない。
 唯一、著者の勘違いと思われたところを、最後に一点だけ指摘しておくことにする。白魚の項で、広島で踊り食いを勧められたが食べなかった、とあったが、これは白魚ではなく、シロウオ(イサザ)のことであろう。

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紙の本

昭和期に活躍された「料理研究家」の辰巳浜子氏による「日本のおふくろの味」の決定的一冊です!

2020/08/23 12:21

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、『手しおにかけた私の料理』や『娘につたえる私の味』、『日本料理技術選集 みその本』などの話題作を発表された昭和期に活躍された料理研究家の辰巳浜子氏の作品です。同氏は、「料理研究家」と呼ばれることを嫌い、自らを「主婦」であるとされていた方で有名です。同書は、そんな辰巳氏によって、いまや、まったく忘れられようとしている昔ながらの食べ物の知恵、お総菜のコツを教えてくれる内容となっています。およそ400種の材料をとりあげて、四季をおってあますところなく記した、日本の「おふくろの味」総集篇とも言うべき一冊です!

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2004/09/20 22:17

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2004/09/22 19:30

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2006/06/16 16:53

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2007/05/03 14:19

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2010/02/26 19:31

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2011/08/11 12:57

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2012/12/09 03:40

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2012/09/03 21:22

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2012/11/29 14:59

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2014/04/04 14:41

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2017/12/08 01:16

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2019/11/27 20:56

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