電子書籍
ドキドキハラハラが爽快!
2023/09/07 13:12
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やちゃまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
アガサ・クリスティー作品は名探偵ポアロシリーズしか読んだ事なくて。
他の作品も読んでみたく、この作品を購入しました。
最初からすぐに物語に引き込まれ、最後の最後までドキドキハラハラの連続でした。
でも危険すぎるけれど、こういう冒険って楽しそうと思えたり。
トミーとタペンスのような“コンビ”と呼べる相手がいるのって羨ましかったり。
本当に読んでて楽しかったです。
読後感もとても爽やか。
この二人のシリーズが他にもあるなら読んでみたいです。
検索してみます。
紙の本
面白かったです
2021/11/19 12:00
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
性格が異なるこの男女がお互いを補いながら事件を解決するトミーとタペンスシリーズ第一弾です。今作では失踪した女性と失った秘密文書を探すべく奔走いたします。この時点ではこのふたりはまだ付き合ってもいなかったのですね。それでもひとつ危機を乗り越えるたびに絆が深まってゆくのがよくわかります。若いふたり故に、ポワロやマープルのようには鮮やかにいきませんが。その若さゆえの未熟さがまた楽しい作品でした。ミステリーが二転三転する展開は他のクリスティー作品同様に楽しみました。
紙の本
アガサ・クリスティーが生み出した夫婦探偵トミー&タペンスの初登場作品
2016/12/22 13:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コスモス - この投稿者のレビュー一覧を見る
アガサ・クリスティーが生み出した夫婦探偵トミー&タペンスが
初めて登場する「秘密機関」
(この作品ではまだ夫婦ではなく、作品の最後に結ばれます)
二人が一番若かった時の話であるので、この後に発表される「おしどり探偵」、「NかMか」に比べて、スリルが感じられる内容になっていると思います。
(「親指のうずき」、「運命の裏木戸」をまだ読んでいないので、それらとは比較できません)
また、二人が夫婦になる前の話であるからかもしれませんが、
お互いのことをどれだけ大切に思っているのかにそれぞれが気付くところも、
本作品の魅力の一つだと思います。
紙の本
シリーズ第一弾!
2022/03/23 11:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:藍花 - この投稿者のレビュー一覧を見る
楽しかった!最後までハラハラドキドキの連続でした。タペンスがとてもキュートでトミーへの気持ちに気づいた場面も印象的。シリーズ読んでいきたい!
投稿元:
レビューを見る
おしどり探偵シリーズ
行方不明の女性ジェーン・フィンの捜索を依頼されたトミーとタンペス。戦争中Uボートに沈められた民間船「ルシタニア号」に乗船していたジェーン・フィン。ジェーン・フィンに預けられた条約文書。ジェーン・フィンの従兄弟ジュリアス・ハーマシャーの協力。ウィンティントン氏を尾行中捕えられたトミー。鍵を握る「リタ」という女性。ヴァデンマイヤー夫人宅で潜入捜査に当たるタンペス。夫人宅で出会った弁護士エジャートン卿の協力。殺害されたヴァンデンマイヤー夫人。夫人の知っていたジェーン・フィンの居場所。囚われのトミーを救った一味のフランス人女中・マルグリット。ジュリアスの持っていたマルグリットの写真。謎の人物「ブラウン氏」。
2011年1月16日読了
投稿元:
レビューを見る
アガサ・クリスティの初期作品を読み直してます。
トミー&タペンスもの。
デビュー作につぐ2作目とは気づきませんでした。
読んだのはだいぶ後だったと思います。
デビュー作で有名になったためか、このほうが明るくて広範囲の読者を獲得出来たのか、売り上げは倍増だったとか。
戦争が終わって平和になり、活気づくロンドン。
この戦争というのが第一次世界大戦。
1922年の発行ですからね~。
幼なじみのトミーとタペンスが、ばったり再会し、仕事がない二人で会社を始めようと「ヤング・アドベンチャラーズ」を名乗ります。
トミーこと、トーマス・ベレズフォード。
見た目は平凡だが感じが良く、冒険心はあるが真面目でしっかりした青年。
タペンス(2ペンスという意味)はあだ名で、本名はプルーデンス・カウリー。
大きな灰色の目で、勘が良く、いたずら小僧のような雰囲気があるキュートな娘。
新聞広告をタイムズ紙に載せた所、反応があり、事件に巻き込まれていきます。
とっさに名乗ったジェーン・フィンという名が波紋を起こすのです。
1915年に、汽船ルシタニア号がドイツの攻撃を受けて沈没。
そのときに、機密書類を受け取ったのがジェーン・フィンでした。
行方の知らないジェーンを捜すいとこジュリアスも登場。
これは写真でしか知らないジェーンに恋しているアメリカ人で、富豪なのです。
情報局員のカーターと情報を交換しつつ、トミーは怪しい男を尾行して邸に入り込み、秘密の会合を目撃。
国際的な陰謀が行われている様子。
タペンスは怪しいと睨んだ夫人の元へ、メイドとして潜入。
教会大執事の娘であるタペンスは、女中に家事を仕込む立場だったので、お手のものでした。
その建物のエレベーター・ボーイともすぐ仲良くなったり。
ユーモラスな書き方で、スリルもほどほどに。
携帯どころか、まだ電話もすべての家にあるわけではない時代。
用事の連絡は電報!という。
レトロなテンポで~素人探偵が活躍。
ポワロもののような綿密さはありませんが、コメディ映画を見るような気分で、楽しく読めます。
そういえば、ドラマもテレビで見たかも…
タペンスはフランセスカ・アニスだったそうで~原作に美人ではないと書いてある割には大美人だけど、チャーミングにいきいきと演じていました。
この版は、2003年の新訳によるもので、一番新しい装丁。
投稿元:
レビューを見る
ハラハラドキドキの展開が面白かった。
ラスボスというか黒幕においては、
『あの人だな…』
『えーっ!?そっち!?』
『って、やっぱそっちかーっ!』
ってな感じで翻弄されてしまった。
トミーとタペンスにおいては、トミーが意味もなく(あるんだろうけど)カーッとなるところ、
非常に人間味に溢れていて微笑ましい(感想そこかー)。
二人とも好奇心旺盛で行動的で魅力的。
本作品では二人の展開が途中で別々になってしまったけど、
もっとずっと一緒にいて活躍しても良かったかな。
あまり前知識が無いうえにクリスティー作品も二作目だから、
勝手にわかった風に評することはできないけれど…
アガサ・クリスティと言えばミステリー。
ミステリーと言えば密室…じゃないや、推理物。
なんてイメージが強いこともあって、
こういった話も書くんだと、ちょっと意外だった。
ポアロシリーズ、トミーとタペンスシリーズ含め、
他の作品も非常に興味深く、いつか読んでみたい。
どうでいいけど、個人的に“トミー”と言えば『噂の刑事トミーとマツ』を思い出す。
本当にどうでもいいね(笑)。
投稿元:
レビューを見る
名コンビですねえ。
ハラハラさせられつつも、その場しのぎでうまく行っちゃうところが楽しい!
本格的にアガサクリスティにハマってしまったようです。
投稿元:
レビューを見る
20代前半のトミーとタペンスの冒険・推理・ロマンス小説。本格ミステリーというよりも少年少女向きな感もあるが、とても面白い。英国娘タペンスは元従軍看護士で、無鉄砲な冒険好き。一方のトミーはいかにも英国青年らしい沈着な元士官。久しぶりに出逢った幼馴染の貧乏者同士は、「ヤング・アドベンチャラーズ」という会社で新聞広告を出そうとし、スリリングな冒険が始まる。また、謎解きでは結局クリスティーの術中にはまってしまった。
投稿元:
レビューを見る
ハラハラドキドキの冒険活劇もの!
トミーとタペンスが
ジュリアス、エジャートン卿、ブラウン
とめっちゃすげー人たちとの間で
めっちゃすげーことに巻き込まれていくと言うか自ら巻き込んでいくというか
はちゃめちゃな感じが読んでいてとても楽しかったです!
ジュリアスのお金持ち具合に
実際周りにこんな人いないからなのか
え?ありえんくね?無理じゃね?
ってちょっと思ったけど
金持ちだから金使って全て解決する感じがとても好感持ててよかったw
タペンスの
肝の座った感じもまたかっこいい!!
面白かったですとも!
投稿元:
レビューを見る
ドラマ化により再読。やはりおもしろい!
トミーとタペンス物はこの明るさと軽さが最高。ふたりの会話が今でも充分おしゃれ。
ラスボスやネタはわりとすぐに読めてしまうけど、この作品の魅力はそこではないんだな、と懐かしく楽しく読み進めた。
投稿元:
レビューを見る
著者:アガサ・クリスティ(Christie, Agatha, 1890-1976、イングランド、小説家)
投稿元:
レビューを見る
図書館で。
実はトミーとタペンスを読むのは初めて。確かにこれは面白い。続編を願う声が多かった、というのも頷けますね。
それというのも全部知っていてしたり顔で謎解きを行う全能の探偵、という立場ではなく彼らが悩んだり失敗したりしながら謎を解いていく過程が面白いのかな、と。
という訳で。最初からアイツは怪しいと思ってたんだよ、という犯人でしたがまあそれは置いておいて。人混みで漏れ聞こえてくる他人の話って聞く人が聞くとこういうネタにもなるんだなあ…なんて思いました。次も楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
ブラウンが誰か確信が最後まで持てず、ハラハラ。90年前に書かれた作品とは思えなくて、かなり面白かった。題名で損してる気がする。
投稿元:
レビューを見る
アガサ・クリスティーの冒険小説です。トミーとタペンスのシリーズものです。登場人物を把握するまでに時間がかかりますが(私の場合)、物語が動き始めたら面白かったです。ハラハラドキドキもしましたし、新たに人物が登場する度にその人怪しいのじゃないかしら…と疑いながら読んでいました。