サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. レビュー
  3. コスモスさんのレビュー一覧

コスモスさんのレビュー一覧

投稿者:コスモス

281 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

紙の本侍女の物語

2017/05/03 15:02

キリスト教原理主義の宗教国家

14人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

物語の舞台は、近未来のアメリカに
キリスト教原理主義勢力によって誕生した宗教国家、ギレアデ共和国。
環境汚染、原発事故、遺伝子実験によって出生率が低下しています。
数少ない健康な女性は、子供を産むための道具として
支配層である司令官に仕える「侍女」となることが決められています。
その制度を正当化するために、聖書の言葉が巧みに利用されています。

「トランプ政権の未来がここにある」という帯の文言に惹かれて読みましたが、
トランプ政権の跡のアメリカがこのような国家になるとはあまり思えません。
上に挙げたような原因で実際に出生率が低下するという話しに、現実感が持てないからです。もし、そのような状況に陥ったとしても、男女の平等が概ね認められている社会で、キリスト教原理主義の男尊女卑の社会が産まれるとは到底思えないからです。

ここまで、アメリカが「侍女の物語」のような社会になるとは思えないことを述べましたが、本作品が読む価値のない作品であるとは全く思っていません。
世界には、男尊女卑の社会が未だ存在しています。例えば、ISIL(通称「イスラム国」)は、女性を性奴隷にするための制度を戦略的に計画し、理論的に正当化しています。
勘違いしてほしくないですが、この問題について、イスラム教自体を批判しているわけではありません。イスラム教を、そのような制度を正当化するために利用することを批判しているだけです。

ISILの例を見てもわかるように、人権を無視した制度を正当化するために、
宗教の教えを巧みに利用する点については、本作品で描かれている世界は、
実現可能な近未来というよりかは、現在の世界にも通じているような気がします。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

紙の本一九八四年 新訳版

2017/04/29 23:01

予想以上の傑作でした。

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

高度に情報統制された全体主義の国家が繁栄している、救いのない世界が描かれています。インターネットが発達した現代人が、実現させてはいけない未来として認識しておくべき世界だと思います。多くの人にぜひ読んでほしいと思います。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

紙の本華氏451度 新訳版

2017/04/29 12:59

本の所持が禁止された世界

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ディストピア小説の古典の代表作です。
テレビやラジオといった感覚的な情報しか提供されない社会。市民は相互に監視し合い、本を所持している場合は密告される。表面的には穏やかな社会だが、人々は思考力と記憶力を失った愚民になっていた・・・。

インターネットが普及している現代にも通ずるところがあるので、多くの人々に読んでもらいたいです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

世界各地域の発展度合いが違っているのは何故なのか?

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

世界中に蔓延る、貧富の差などの社会問題がどのように生じてきたのか?
膨大なデータや資料を分析し、この問題についての考察していきます。
結論として著者は、人種間の遺伝的な優劣を全否定し、世界各地域の地理的な要因が影響を及ぼしていると述べています。
(下巻とレビュー内容は同じ)

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

自国第一主義が蔓延る今だからこそ、読むべき本だと思います。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書『私の仕事』は、著者の緒方貞子さんが難民高等弁務官事務所
(UNHCR)のトップ、高等弁務官に就任していた1991年から2000年までの十年間の著者自身の記録についてまとめたものです。
着任直後に直面したクルド難民危機を始め、世界各地の紛争や難民危機に緒方さんがどう立ち向かったのかを知ることができます。問題発生と同時進行、あるいは直後のタイミングで書かれたものが大半だけに、読者は大国の指導者や紛争の当事者を相手に事態の改善を試みる交渉の緊迫感や紛争の現場に身を置いたような臨場感を味わうことができます。

しかし、本書の魅力はそれだけではありません。
平和の構築するためには何が必要か、どんなことが問題となっているのかについて的確に分析されています。十年以上も前に書かれたことがほとんどですが、現代社会にも通じることが本書に多く載っています。
緒方さんが、理想に陥りがちな人道主義、平和主義といった概念を現実の課題として受け止め、事態の改善に向けて何が必要かを構造的に分析した上で、具体的な解決策を見出すという現実的な姿勢を取るためだと思います。

本書の中で、特に注目に値する文章があります。
「もし、このたびのテロに対する戦いが、もっと深い、相互依存と連帯感に裏付けられなければ、将来、安全で安定した世界が出現する保証はありません」
「ここ数年、私は日本とアメリカの両国において内向き志向が進んでいることに不安を募らせてきました。国際的責任という意識が皇太子、外交政策がポピュリズムに左右されるようになっていると感じていました」
「日本の指導者は日本の国是についての明確な感覚を失いました。内向き志向はナショナリズムを産み、外交は沈鬱な国内のムードを反映するものとなりました。日本の経済も安全もグローバルな基盤に依存しているという認識が失われてしまいました」
日本だけじゃなく、アメリカやヨーロッパ、中東、朝鮮半島に代表される世界各国の現状を的確に表現していると私は思います。

また、上に挙げた三つの文章を見てわかるように、世界が平和になるためには、国民一人一人の意識を変える必要があると思います。だからこそ、できるだけ多くの人に本書を読んでもらい、平和な世界を実現するためには、日本人として、あるいは地球に住む一人の人間として何ができるのかを考えてほしいと思います。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

世界は彼によって動かされている。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

技術者であり、起業家でもあるイーロン・マスク氏。
電気自動車、ロケット開発、さらには火星移住まで、人類の未来を変える事業に取り組まれています。

壮大なビジョンを実行するために、寝る間も惜しんで行動し続ける。
それが、彼の成功の一番の要因なのだと思います。
天才なのかもしれませんが、それ以上に夢にかけてきた時間が多くの人とは違いすぎるのだと思います。
彼のように成功したい方は、この本から多くのことを学ぶことができるでしょう。

彼のようになろうと思わない人にも面白い内容にはなっていると思います。
彼の動きを知ることは、世界の今後を予測することに直結するからです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

世界各地域の発展度合いが違っているのは何故なのか?

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

世界中に蔓延る、貧富の差などの社会問題がどのように生じてきたのか?
膨大なデータや資料を分析し、この問題についての考察していきます。
結論として著者は、人種間の遺伝的な優劣を全否定し、世界各地域の地理的な要因が影響を及ぼしていると述べています。
(上巻とレビュー内容は同じ)

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

紙の本ハーモニー 新版

2017/01/21 14:59

実現しそうな近未来を描いた傑作

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本作品「ハーモニー」は実在しそうな近未来を描いたSF小説だと思います。
特に、生府という医療合意共同体やWatchMeという恒常的体内監視システム(またはその役割を担うナノマシンの総称)は本当に未来に存在しているかもしれないと思いました。
このように作品の舞台がリアルな近未来に設定されているからこそ、ラスト(ネタバレになるので言えません)にはリアリティが感じられるし、恐怖が感じられます。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

社会人ヒロインと小学生のふれあい

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

所謂オネショタものというジャンルなのかもしれませんが、
このジャンルに関する知識が無いので、本作品についてとやかくいうことができません。
しかし、私が思うに、12歳の少年は家庭でネグレクトをうけている(らしい)ので母親の愛情を求めていると思いますが、社会人のヒロインも元恋人との関係で心に傷を負っており、それを癒す存在が必要なのだったと思います。
この2人がどのように救われるのかが気になります。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

紙の本双生児 上

2017/01/21 13:16

これはドキュメンタリーでもSFでもありません。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この作品は、第二次世界大戦中に全く異なる立場から活躍した双子の兄弟について描いています。第二次世界大戦についても、実際の歴史と異なるのである意味では歴史改変SFと言えるかもしれませんが、あまりSFらしくありません。

すこしネタバレになってしまいますが、本作品は歴史作家が双子についての資料を集めるという構成になっています。この作家が集めた双子の資料や、彼らに関する証言はところどころ食い違っているので、どちらが正しいのか、彼らの言っていることは本当に正しいのかわからなくなってしまうと思います。
その他にも、読者をあえて混乱させる工夫がなされています。

以上のことから、注意して読まないと、読んでいる最中に混乱してしまいまうと思います。ただし、読めば読むほど内容に引き込まれる作品なので、是非読んでいただきたい作品です。

(上巻と下巻で同じレビューです)

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

オシャレが苦手な人にお勧め

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

オシャレが苦手な人にこそ向いている本だと思います。
オシャレができるかできないかはセンスの問題だと思っていましたが、
実はそうではないらしいです。
理論に基づくだけでオシャレができるうえに、オシャレできないと思ってあきらめている人にもお勧めです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

若い男女が活躍する冒険ミステリ―

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

アガサ・クリスティによる本作品。
若い男女が活躍するという点では、著者が生み出した素人探偵コンビ、トミー&タペンスが登場する「秘密機関」や「NかMか」と似ており、それらが楽しめた人に本作品はお勧めです。

それらと本作品が違うところは、本作品の主人公ボビイとフランシスには強力なバックがいないこと(トミーとタペンスにはカーターという諜報機関の人間がついています)や主人公二人の家族が登場するとこだと思います。

本作品にはトミーとタペンスの物語にはない魅力があるので、シリーズ化されていないのが本当に残念です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

紙の本99%の会社はいらない

2017/01/21 11:56

堀江さんの考え方をわかりやすくまとめた本

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ここに書かれていることは、堀江さんのメルマガや書物などをよく読む人にとっては新しく感じないと思います。
しかし、堀江さんになじみのない人にはむかつく内容だろうし、納得できないこともあるかもしれないと思います。それだけ、社会に蔓延る問題の核心を突いている本だと思います。

私がこの本を読んだ人に言いたいことは、
「どうせホリエモンだから、やりたいことができるんだ」「ホリエモン、お前がいうな」
みたいなことを簡単に思わないでほしいと言うことです。
彼についてすべて知っているというわけではありませんが、
昔から人並み以上の努力をしてきた結果が現在の彼を作っているのであり、
それを知らないで彼を馬鹿にするのはよくないと思います。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

紙の本君を愛したひとりの僕へ

2016/12/12 14:47

今この一瞬を大切にして生きていこう

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

並行世界を題材にした恋愛SF小説。
「僕を愛したすべての君へ」と同時刊行の本作品。
ハヤカワ文庫の他のSF作品に比べて、文量も少なく、口調も砕けた感じになっていると思います。ライトノベルに近い作品だと思います。

本作品と同時刊行の別作品の主人公は同一人物です。
それなのに、両親の離婚の際に、どちらの親に引き取られるかをきっかけに、
それぞれの性格や物事に対する考え方が微妙に変わってきます。
それにより、異なる並行世界で生きる主人公の人生は全く違うものになります。
つまり、その時々で何を思いどう行動するかによって人生が大きく変化する。
だからこそ、今この一瞬を大切にして生きていこうと思わせてくれる作品です。
本作品は同時刊行の別作品に比べて、比較的暗い内容になっていると思います。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

紙の本華竜の宮 上

2016/12/12 11:59

短編小説「魚船・獣船」と同じ世界を描いたSF超大作

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

上田早夕里さんによる長編SF作品。
「華竜の宮」と同じ世界を描いた小説が「オーシャンクロニクル・シリーズ」として刊行されており、本作品はそのシリーズの第2作目にあたります。
1作目は短編集「魚船・獣船」の表題作ですが、2作目である本作品は1作目を読んでいなくても充分楽しめるようになっています。本作品が楽しめた方には、是非読んでもらいたいです。

「オーシャンクロニクル・シリーズ」で描かれる世界は、ホットプルームによる海底隆起で多くの陸地が水没した25世紀。人類は未曽有の危機を辛くも乗り越え、陸上民はわずかな土地と海上都市で高度な情報社会を維持し、海上民は〈魚船〉と呼ばれる生物船を駆り生活しています。
本作品「華竜の宮」の主要人物は日本政府の外交官である青澄誠司、アジア海域の海上民の長であるツキソメ、汎ア海上警備隊・隊長であるツェン・タイフォン。
私はこの3人を主要人物として挙げていますが、読者によって意見が分かれるところだと思います。それだけ、多くの登場人物が重要な役割を果たしている作品です。
物語はこの3人の視点を通して、「アジア海域での政府と海上民との対立とその解消」を描いていきます。1人の視点に絞らないために、陸上民や海上民のそれぞれの事情や思惑が丁寧に描写されている点も本作品の特徴だと思います。
上巻の終盤では「アジア海域での政府と海上民との対立」以上に深刻な問題が明らかになり、続きが気になるようになっています。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

281 件中 1 件~ 15 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。