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紙の本
背中を追う将来の≪魔女≫に本物を伝える“最高”の狼
2010/09/01 00:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は少々不穏でシリアスか?と思わせる口絵にさほどの心配は無用。むしろ、いたいけな美少女の無邪気につけ込んで首に何を装着しているのか、との呆れ笑いを禁じ得ない第6巻は、槍水茉莉花ちゃん(10歳)の魅力が満載の1冊である。
前回の丸富に続く烏田高校の文化祭だけに登場人物の充実振りが半端無い。槍水先輩の友人達に洋の友人達(洋の二つ名はコイツらにこそ相応しいという素敵な面々)それぞれに出番を与えて文化祭に華を添えている。顎鬚や坊主に茶髪も相応に文化祭を楽しんでいるようで、とりわけ坊主の“活躍”にはナイス!とサムズ・アップである。また、今回は白梅の登場機会が多く、洋と絡む珍しさと面白さがあった。沢木姉妹まで繰り出しては面白可笑しい“小さな活躍”をさせている。そして、今回は弁当方面にも物語があるため、いつにも増して充実した内容と言えるのではなかろうか。
【1章】 何気に感じていた「弁当が半額となる前に無くなることはないの?」という疑問に答えている。≪ガリー・トロット≫こと山木柚子と半額神ビッグ・マムが弁当方面の主人公(?)とヒロインと言えよう。
【2章】 表紙まで飾った茉莉花ちゃんをここまで引っ張ることができる時点で、本巻の充実度が推し量られると思う。天真爛漫で純真無垢な振る舞いはなかなかの破壊力。師匠(?)の教えが行き届いた、実に素晴らしい素養の持ち主でもある。
【3章】 弁当バトルは、茉莉花ちゃんの敵討にして洋のリベンジ、そして槍水先輩のリベンジでもある。挑発してまで本懐を遂げようとする柚子には「そっちへ行くの?」という素敵なオチが待っている。彼女もまた師匠(?)の元で、もしかしたら狼とは別方面での立派な成長があるかもしれない。何と美しい姉妹愛を絡めた見事なバトル!と唸らせる圧巻の筆致が今回も冴えている。
紙の本
憧れの対象から現実の存在へ
2010/08/26 16:57
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
文化祭の準備でいつもと違うルートを歩いた佐藤洋が見つけた高級スーパー。ここを治める半額神ビッグ・マムの需給の見切りの上手さから、滅多に半額刻印時間に至ることのないこの店を縄張りとする二つ名の狼、山木柚子。彼女は、一年前のこの時期に、槍水仙がむなしく敗れ去った相手でもある。
文化祭の準備に明け暮れる、普段は半額弁当を買わない学生たちが店を訪れ、狼たちの猟場をむなしいものに変えていく。そんな荒れた状況の中で仙を喜ばす弁当を獲るために通いつめる洋は、腹の虫の力を減衰させる煩悩に直面する。
一方、文化祭に合わせて遊びに来た槍水仙の妹、茉莉花の希望により、洋は茉莉花を狼たちの戦場へと連れて行く。その戦場で見る真の姉の姿と、そこで彼女が得たものとは。
今回登場する半額神は白粉花系の強烈なキャラクターで、直接的には狼たちの戦いに関わってくることはないが、裏側で物語の進行には影響を与えている。相変わらず、勢いだけは衰えていない。
新たな狼の柚子は、茉莉花から見れば仙の仇、憧れの姉を地に貶めた存在なのかもしれない。でも、柚子の立場に立って見れば、彼女もビッグ・マムの半額弁当に常ではない感情を抱いている。そういう視点から見ると、茉莉花と柚子は似たような存在なのかもしれない。そしてこの憧れは、ストーリー中で現実の行動へと移り変わっていく。
主に仙と茉莉花の姉妹をメインとする物語なので、洋は色々と翻弄されるけれど、著莪あやめは文化祭で優雅に遊んでいる程度の出番しかない。
新登場キャラが物語を動かすというパターンが定着してきたので、そろそろ既存キャラの関係を動かす感じのストーリーになっても良いかなとも思う。まあ、白粉や著莪関連で少しそういう傾向は見え始めているのかも知れないけれど。
紙の本
烏田高校文化祭
2018/10/16 16:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
烏田高校の文化祭の巻。
槍水先輩の妹・茉莉花ちゃん(10歳)登場。
洋の煩悩は。。
というか、洋の同級生が。。
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