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面白い
2016/08/15 23:47
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投稿者:夜メガネ - この投稿者のレビュー一覧を見る
他の小説なりで幕末ものを読んでからだと視点が違うことも楽しめるはず。
堺屋という廓に出入りする男たちが長州藩に関わる要人で、という設定です。
ですが、歴史の表舞台に名を残す男性キャラよりも、堺屋の仲良し娘達がフォーカスされていますよね。
彼女たちのような存在は男性より自由に描かれています。
そのうえ、廓モノには珍しいくらい若い女性が読んでも不快感が少ないのでは。
小説・漫画も遊女や楼閣が舞台のものを多く読んできましたが、
「花宵道中」(原作)並みに好感を持てる女の子たちです。
芸事は苦手、器量はいいのに恋愛でダメになるところが好感を持てる琴乃、
やや不器量で心が幼いが、生来の芸の才能を持つ此の糸(後に高杉に付き添う妾・おうの)。
「花宵道中」にも茜と緑という対極的な少女が登場します。
琴乃・此の糸も対極タイプで、4人とも現代でもいるタイプ。
特に此の糸は、見たことのないタイプで惹かれました。
(この子が遊女って、冗談だろうという雰囲気が。)
絵は男性キャラがV系っぽいのですが(たぶんそれで見分けがつかなくなる)、女の子がとにかくかわいい。独特の雰囲気です。
武勇伝重視の男性と違って、○○の女・妾・妻以前の人生と
個々の人格に興味があるのでこういった描かれ方はとても好きです。
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高杉伝
2016/08/07 09:00
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投稿者:はつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
幕末長州を舞台にした高杉と彼が愛した芸妓うのと、その周囲の人間模様。
絵と構図が美しいです。所々出てくる猫が歌川国芳風でかわいい。出だしとしてはスローな感じですが先行きに期待。
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幕末の長州藩
2023/03/02 15:52
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
幕末の長州藩を舞台にした郭モノである。高杉晋作を始めとして山形狂介など明治維新の立役者が次々と出てくるの少々嬉しくなってしまう。この作品の何よりの特徴はその絵柄である。かっちり きっちりと描いているのに、どこか幻想味 そして狂気を孕んでいるような気がする。
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幕末もの
2017/07/18 17:34
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投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
幕末ものといえば新撰組が多い中これは高杉晋作と赤根武人、そして芸者のおうのの物語。
絵が色っぽくて好みででした。
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晋さんがかっけぇぇぇ(´Д`///) 会田さんは歴史に詳しくないと後書きでおっしゃってましたが、長州の面々への愛を感じました。
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高杉晋作と恋人おうののお話。
ふたりのキャラクターが実際の写真をモチーフにされている(と思われる)のが素敵です^^
ディテールや展開に小技が効いていて、ずっときらきらしてる感じ…
やんちゃな晋作さんとのんびりおうののコンビにほっこりします。
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店頭で見て即買い。高杉晋作とおうのの物語のようです。独特の絵柄に小ネタが効いてて面白かった☆全体的にみんなお茶目。二人の三味線のシーンが素敵です。「三千世界~」を節つきで聴いたことがないので、ぜひ一度聴いてみたいと思いました。あと赤根さんがかっくいー。
長州には長州の色々があったと思うので、そういうのがどんな風に描かれるのか楽しみです。で自分もそろそろちゃんと勉強しなきゃなぁ倒幕側…。あ、カバーの裏も素敵です。
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京都にてジャケ買い。
廓を舞台に個人的に大好きな幕末のお話。
高杉晋作とその恋人おうの。
一本の線を取っても表情豊かな絵柄が素敵。
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絵がすごくいい。ストーリーにすごくマッチしています。
男の人が色気あっていいな~
主人公もすごく魅力的。
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幕末の長州、色街が舞台の高杉晋作とおうののお話。
日本史忘れてるし、全然知らないんだけどw、関係なく引き込まれた、
表紙に一目惚れして買ったのだけど、中身を見てさらに惚れ惚れ。引かれている線が気持ちよくて、それを辿るだけでも楽しい。一つひとつゆっくり見たくて立ち止まるのに、線の流れに惑わされる。梅のような飄々とした雰囲気。
お話はあくまで歴史な人間ドラマなのだろうけど、梅キチ漫画に認定したいw 梅いっぱい出てくるしw 最高でした
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絵がアート、かといって漫画として読みにくいわけでもない、丁度いい感じで良かったです。
物語はおうの視点から始まり、新鮮な感覚でした。目線が表舞台を動かす人物でない部分が多いので、今は史実的にはどの辺りかなー、と考えながら読むと楽しかったです。
カバー裏のモノクロ絵が、アートで美しいです。
そのままポスターになりそう。
実は迷ってたんですが、二巻の表紙に購入決意しました。
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この漫画は幕末全体の大きな動きは書かれていない。
ある2組の人物の物語という感じである。
その2組とは晋作とおうの、そして晋作と武人。
前者は珍しくないが、後者は長州ファンでも珍しいのではないか。
武人とは赤根武人のこと。
悲劇の奇兵隊総督として知られている彼だが、漫画で晋作との対で取り上げられるのは珍しい。
この漫画の武人は生涯晋作と共に忠義を尽くすことを決意し、彼と同じく髷を切り、ざんぎり頭にしている。
晋作もそんな武人を見て嬉しそうに笑い、二人で酒を酌み交わしている。
そんな二人が、対立する。
読んでいて切なくなる。
志士ではない、どこにでもいる普通の青年を描いている。
最初に述べたように、詳しい経緯は省かれているので、知識がないと訳が分からなくなるかも知れない。
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2011/11/01:絵に惹かれてコミックレンタル。予備知識全くないせいか、途中キャラクターが誰だか分からなくなり混乱してしまったのが残念。
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よく書き込まれていて話中にさし込まれる浮世絵調(?)のコマともよく統合されている。耽美な世界と、小汚いなりのおとこの闊歩する世界、血なまぐさい闘争の世界のなかで、登場人物はたれかれも魅力的で、それぞれの思惑をもっている。おもしろい。
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時は幕末―。長州の色町「堺屋」の芸妓・おうのは、「この国を動かさん」と誓う高杉晋作と赤根武人と出会う。高杉や赤根らの志への躍動を描きつつ、堺屋の芸妓たちのエピソードを描く、長州幕末絵巻。
絵が丁寧で読みやすい漫画でした。幕末に興味がある方にはオススメ。