電子書籍
夢と現実をバランス良く
2019/12/07 09:33
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
今時の就活生の心境に、リアルに迫っていました。自分が特別な存在ではないと受け入れて、現実と向き合っていく主人公の姿に共感できます。
紙の本
羽田版就活狂想曲
2017/03/05 19:21
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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
朝井リョウの「何者」と対比して読んだ。
こっちが芥川で、
あっちが直木。
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「家に引き籠ってくだらない自己分析地獄にはまったりするよりかはよっぽど立派だよ。くれぐれも、自分のことを自分の目だけでわかろうなんて思わないでほしい」「常に他人の目に晒されていないと、自分のことなんてわからないよ」
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就活生として「わかるーーーー!」と共感してしまうシチュエーションのオンパレード。
何が評価されているのか、わからない。
軸なんてものは、何かの価値観を受容しないことだと一緒だというところとか、華飾もしなければ無意におとしめることもせず淡々と描いているあたりに共感しました。
カラスがゴミをあさる描写が忘れられません。
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羽田さんのはこれで二冊目です。色々あって結局就活ができなかったので、勉強になりました。ただ、勉強になっただけで小説としては少し存在感がない気がします。
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20130324就活で、落とされた会社の商品は使いたくないってのは、みんなそうだよね、と同感。終わり方がナアナア感あり。
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ラストはご都合主義な気もしたけれど、就活の緊張感や人間関係が壊れていく様子はリアルでどきどきしました。
何年後かにはつらくて読めなくなると思うので、今読めてよかったのかな…
(というのが18歳のときの感想です、今はもう読むのこわい)
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就活関係の作品に触れる度に就活したくない気持ちになるが、この本は逆に就活に興味を持てる内容だった。ただ、終わり方が微妙。もう少しその後の話が欲しかったかな。
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やたら細かい、一人暮らし大学生の節約描写がツボだった。自然とリズムを数えてしまうのはやはりミュージシャンだからだろうか。
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今の就職活動への疑問が赤裸々に綴られていて勉強になるというか考えさせられます。
太郎は長野の会社にしたの?
太郎の、登場人物それぞれの生き方に正解なんてないから、共感するし等身大の姿だと感じます。
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一度メジャーデビューをした天才ギターリストである太郎。大学3年生である彼は、ギタリストとして収入を得れない現実に気づき、シューカツを始める。
3年前に私もシューカツをしたが、何もなしえてないのに、選考を一つ一つ突破することで何かをした気になったり、自分の価値が上がるようなそんな感覚であったことを思い出した。
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学生時代以来、久々に再読。
当時は確か、主人公が無責任でひどい奴のように感じられていました。でも社会に出て数年が過ぎた今読むと、先が見えない中でできることを模索した主人公は立派だとすら思えます。自分が就活を勝ち抜けなかったから評価が甘くなっているのか……。
ここ数年で就活にも色々変化があったようではあるけれど、根本のところは変わっていないのではないのではないでしょうか。今就活をしている人が読んだらどう感じるのか、少し気になりました。
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高校生のときテレビのオーディション番組を通してバンドデビューし一時は有名になったものの,今は忘れられたギタリスト太郎,大学3年生。毎日の練習は欠かさない。音楽の道でもう一花咲かせる野望を持ちつつも蓄えは減る一方で,一般企業への就職活動を開始。慣れないスーツを身にまとうもベルトがスタッズ付きなのは唯一の抵抗。就活では過去の名声は役に立たないどころか足枷になることも多く,一件の内定も得るに至らない。太郎の考えは甘いのか。
(乃木坂文庫版,表紙は中元日芽香さん)
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なんかダラダラしてて途中で飽きちゃった。
そして最後まで読みきったがなにかもやっとしたまま終わった。
最初の3分の1はとても面白かった分残念だった。
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自分の就活を思い出すと、絶対ここに行きたいという強い思いはなかった。周りと同じように自己分析をして、まあこれには興味があるかなあレベルであちこち受けた結果、なんとなく流されながらも就職したという感じ。でも、その偶然出会った場所で全力を尽くして今があり、それなりに幸せに仕事ができている。
と、書いてみて、太郎や恵、その周囲の人たち、考えてみれば20年以上前の自分の就活の頃とさほど変わっていないかもしれない。そうなんだけれど、今一つ感情移入できず、なんだかイライラしてしまって、ダラダラした展開に感じたのは、年を取ったからなのか。
ブス山さんや誰だったか忘れたけれど、脇役の思いがけない言葉が割と真実味を帯びてささってきた。
就活ものは朝井リョウの「何者」のほうがグッときたな。