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紙の本
本村先生の代表作
2017/01/31 20:12
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
『教養としての世界史の読み方』というのが出されたのをきっかけに、改めて本村先生の著作を読み返してみました。その中で、本書は代表作といえるものだと思います。ローマ史を、生活の視点から見る、という本書は、ローマ史への関心を掻き立てるのにもってこいです。
紙の本
平和と繁栄を極めた古代ローマ帝国の裏の姿、すなわち、人々の欲望や乱行の意識とその変遷について考察した画期的な書です!
2020/03/23 11:09
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、平和と繁栄を極めた古代ローマ帝国の裏側、すなわち、そこに住む人々の欲望や乱行、愛、性といったものを歴史的に捉え、それを巡る人々や社会の意識の変容について紹介した画期的な一冊です。同書の中で著者は言います。「恥辱と悪徳を語ることは、その社会の深層に触れることである」と。同書では、過剰な欲望と淫靡な乱行の裏に、ローマ人のどんな心性が潜んでいたか、といったことを、放蕩を重ねる娘に手を焼くアウグストゥス、または世情の頽廃ぶりに、冷笑から嘲笑を経て義憤へと変わる風刺詩人たちの視線、などからそうしたことを考察していきます。内容構成は、「1 この世は恥辱と悪徳に満ち満ちている」、「2 相異なる顔をもつローマ人」、「3 表象と心象――歴史の逆説」、「4 結婚と夫婦愛」、「5 自分を見つめる心と道徳」といった、私たちの知られる歴史が垣間見られます!
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