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hontoレビュー

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ホビットの冒険 上 みんなのレビュー

    一般書

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    みんなのレビュー86件

    みんなの評価4.3

    評価内訳

    86 件中 1 件~ 15 件を表示

    紙の本

    作者も時としてワインのように熟成するということ

    2006/11/17 22:10

    6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:くにたち蟄居日記 - この投稿者のレビュー一覧を見る

     「指輪物語」の前作という位置づけだろうが 読んでみると ある意味では全く違う作品であることに驚く。
     「ホビットの冒険」は子供向けに書かれた素晴らしいファンタジーであることは論を待たない。実際 ホビット達が冒険を続け、ドワーフと共に龍を倒すという話は読んでいて心が躍る。自分の子供にも是非読ませたい作品だ。


     一方 この話を発展して出来上がった「指輪物語」は 素晴らしいファンタジーだが 完全に大人向けである。例えば ガンダルフを比べても分かる。「ホビットの冒険」ではただの(と言ったら失礼だが)魔法使いである。しかし 「指輪物語」では 根源の悪と戦う「戦士」と言って良い。


     この作風の違いの理由を考えると これはもう 原作者トールキンの「熟成」としか言えないと思う。彼も「指輪物語」を書き出した段階では 子供向けファンタジーのつもりだったのかもしれない。実際 トムボンバディルが出てくる辺りまでは 「ホビットの冒険」に雰囲気が似ている。しかし その後 フロドが負傷した辺りから がらりと雰囲気がシリアスになっていく。トールキンが書いているうちに ペンが勝手に新しい作品を書き始めた感すらある。


     「ホビットの冒険」は素敵な話だ。リラックスして読める。その後のビルボを知っている僕らにしても。

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    紙の本

    面白かった!

    2014/03/13 09:06

    1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:うにょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

    子供向けとはいいながら、ぐいぐいと読ませる本。

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    紙の本

    竜退治とお宝探し

    2002/07/31 22:02

    1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:トリフィド - この投稿者のレビュー一覧を見る

    本書は、『指輪物語』の前日譚。『指輪物語』をより深く味わうた
    めに読んでおこう、などと、まるで添え物のように言及されること
    が多い。しかしそれは少々可哀想である。『ホビットの冒険』もま
    た、冒険あり、喜びと哀しみありの、ちゃんとした完全な物語なの
    だから。

    軽妙な語り口で面白おかしく語られる物語は、わかりやすい、スト
    レートなプロットだ。ホビット庄から、はるか彼方のはなれ山まで、
    ドワーフたちが竜に奪われたお宝を取り返しに行くのだ。これは、
    その、ゆきて帰りし物語である。

    完全な善人でもなく、もちろん完全な悪人でもないリアルなキャラ
    クターたちは、とても人間臭くて共感が持てる(ガンダフルでさえ、
    お宝には目を輝かすのだ)。旅路と共に移ろいゆく季節、暗闇の怖
    さと光の大切さや、食べ物がないことがどんなに恐ろしいかなど、
    文明世界に暮らす私たちが忘れてしまったことを、色々と思い出さ
    せてくれる。この物語のもつ、リアルで高級な世界観は至宝のもの
    だ。

    この物語がもっとポピュラーになって、子どものうちにみんな読ん
    でいるようだと良いのにと、つくづく思う。

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    紙の本

    冒険ファンタジーの豊かな根源

    2002/01/30 06:07

    1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:かけだし読書レビュアー - この投稿者のレビュー一覧を見る

     指輪物語にも登場するビルボ・バキンズが(指輪物語の主人公フロドは彼の甥にあたります)魔法使いガンダルフや13人のドワーフと共に旅をする物語。世界的ベストセラーとなった指輪物語の序章とも呼べる作品で、そこで重大なアイテムとして登場する魔法の指輪がどうやって発見されたのか、この本を読めば解かるようになっています。また指輪物語に登場する重要なキャラクター・ゴクリも出てきます。

     子供向けに書かれた内容で読みやすく、暗闇でのなぞなぞ問答や竜の根城に潜りこむエピソードなど、冒険ファンタジーのあらゆるエッセンスがぎゅっと詰まった珠玉の名作。この「ホビットの冒険」だけでも充分楽しめますよ。

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    紙の本

    久しぶりに

    2017/05/31 15:09

    0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:アオジ - この投稿者のレビュー一覧を見る

    映画「ホビット」を三部作続けて鑑賞したところ、今度は原作が恋しくなって再読。
    やっぱり、何度読んでも面白い。

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    紙の本

    子どもたちはいいな、長い夏休みで楽しそうで…。でも、彼らと同じことをすれば必ずや戻ってくる少年・少女の日のときめき。ちょうどこの、旅に駆り出された中年おやじ小人のように。

    2003/08/09 17:03

    1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:中村びわ(JPIC読書アドバイザー) - この投稿者のレビュー一覧を見る

     翻訳者である瀬田貞二先生(自然と頭を垂れたくなる人は先生と呼びたくなる)が生前、司書対象に行った講演をまとめた本に『幼い子の文学』がある。
     内容濃く、得るところ大な本なので、自分が書いた紹介文を繰り返すが、その本に、行って帰る動作を繰り返す幼い子には「行きて帰りし物語」が大切だという説がある。発達しようとする頭脳や感情の働きに呼応するには、とどまっているお話ではダメだという主張のもと、優れた作品の具体例で丁寧な論証がされている。
    「行きて帰りし物語」は『ホビットの冒険』の原題に付された副題であり、そこが正に瀬田先生という稀有な児童文学者の理念の原点となった。「ハリポタ」「指輪」などの児童物に限らず、昨今のファンタジー隆盛はめざましいが、ブームの下地は今から40年近くも昔、この人が静かに穏やかにならしていたものだ。

     下巻のあとがきで瀬田先生は、『ホビットの冒険』の登場人物を一部使って、トールキンが魔法の指輪物語という三部作の、おとなむきの大長篇を書きあげたと紹介している。
    「もし、あなた方がおとなになっても、こういうファンタジーを喜んで読むようになったら、私もこの本と同じように、とっぷり物語のなかにひたりきって、夢中になって訳してみたいと思います」——読んでいるうちに、何だか泣けてしまった。
     原語はホビット語なる造語も沢山あるやに聞く。講談調に面白おかしく訳された日本文を読んでいて、どれほど工夫がされているのかと考えていたせいもある。

     成人となった者は確かにとどまらざるを得ないが、ある意味、行って帰るを繰り返さないと日々を営んでいけない。それは「発達しようとする頭脳や感情の働き」ではなくルーティンと言われるものの必要からだ。
     また、「行ったっきり」で突き放されるタイプの物語の不条理や巧みに共感できるようになっても、依然として行ったらきちんと帰ってきて安心する物語が時にはほしいと願う。帰巣本能というものは、大人子どもの別なく、またほとんどの活動的な動物において自然に備わったものであろう。
     さらに成人には、この「帰りし」に、帰巣のほか「昔に還りたい」という意味も生じてくると思う。「めいっぱい遊んだ子ども時代の夏をもう一度」「あのみずみずしい感覚で物に出合いたい」といった欲求だ。それらを叶えるため回春薬を使う人もあろうが、「肉体よりも精神」と思う人には、この物語が特効薬となる。

     小人にもサイズがあり、白雪姫に出てくるドワーフよりも小さく、ガリバーと出会ったリリパットよりも大きいのがホビット族だ。この種族の名門に生まれたビルボは中年のおじさんで、快適な穴のなかで穏やかな団らんを愛して暮らしている。
     それがある日、魔法使いのガンダルフが訪ねてきて、その昔、ドワーフたちが竜に奪われた黄金や宝石を取り戻す旅の参謀にと、彼をスカウトするのだ。およそ冒険とは無縁の生活をしていたビルボは、出発の日に寝坊して気の乗らないままドワーフたち一行にメンバーとして加わる。
     ひらがなが多く字面が目に優しい児童書の体裁であるが、この主人公の性格づけや設定には深読みをさせてくれる要素が沢山ある。高い見識をもった作家が書いた物語では「魔法」が安易に利用されない。含有されるものの意味深さについて、下巻の紹介で少し書いていけたら…と思っている。

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    紙の本

    子供向けと思わずに読んでください

    2002/07/31 20:09

    2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:emis - この投稿者のレビュー一覧を見る

    映画も見ていないし、「指輪物語」も読んでいないので何の予備知識も無く読みました。
    ファンタジー小説、小人の物語・・・なので元気いっぱいの小人の少年のはらはらドキドキ楽しい冒険物語かと思っていました。
    ところが主人公のホビット、ビルボ・バギンズは冒険とはかけ離れています。家柄が良くて気のいいノンビリした中年男。冒険に出たのも渋々だし、冒険の間じゅう自分の気持ちの良いホビット穴と美味しい食事の事を思い出してばかり。
    そしてこの冒険の目的も、世界の平和を守るとか誰かを救うとかいうものでは無く「宝物を奪い返す」という欲にかられたものだったのです。
    奇麗ごとの世界ではない、やけに生々しい現実世界のような物語。登場人物も弱かったりズルかったり欲に目がくらんだり何とも「人間くさい」のです。
    そして、だからこそ大人が読んでも面白い、深い世界が展開しています。もちろん、ハラハラドキドキの冒険もたっぷり。上下二巻には壮大な世界とたくさんの種族の人々が渦巻いているようです。
    子供向けと思わずに大人も楽しめるファンタジーです。

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    紙の本

    大人にもおすすめの冒険物語

    2002/04/29 19:44

    1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:CARAM - この投稿者のレビュー一覧を見る

    のんびり暮らしていたビルボ・バギンズのところに突然やってきた魔法使いとドワーフ13人の御一行。ビルボはほとんど強引に彼らの旅に巻き込まれてしまいます。
    目指すは遥か彼方、竜のいる山に残されたドワーフの財宝。
    途中には山あり谷あり、不気味な森あり。そしてそこには怪物も……

    冒険の心得もなにもないビルボは最初はとても頼りないのですが、そのビルボが土壇場で見せる機転や頑張る姿は読んでるこちらをワクワクさせてくれます。
    次から次への難問関門には「次はどうなる?」「さぁどうする?」とハラハラさせられます。
    とても上質の読み物です。子供向けのお話として出ていますが大人も楽しむことができます。

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    2007/01/03 19:30

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    2004/12/15 08:15

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    2005/06/12 07:40

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    2005/08/04 14:12

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    2005/10/11 18:28

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    2006/01/29 03:58

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    2006/11/11 20:23

    投稿元:ブクログ

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