紙の本
理想と現実のギャップを埋める
2009/11/14 00:46
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:marekuro - この投稿者のレビュー一覧を見る
プロジェクトマネジメントをわかりやすい形でまとめた教科書です。
帯には
”やりたいこと” と ”なりたいもの” を最速で
実現するための方法と考え方
とあります。さすがに”最速”の部分はちょっと
表現が過剰だなと感じましたが
だからと言って、本書の価値が下がるわけではありません。
本書の特徴を説明するなら
プロジェクトマネジメントの本の中では
もっとも写真を多用し、もっとも言葉少なめに
かかれたものになると言えるでしょう。
一枚の写真に一行の文。
そして、一行一行に人生を肯定するかのような
ポジティブな文章が並びます。
読んでいると心が鼓舞されたような
背中をポンと押されるような
そんな気になります。
そして本文は
かなり言葉少なめですが
それが故なのか、ストンと腑に落ちてきます。
中にはプロジェクトマネジメントについて
リスト化したり、1ページをフルに使って
解説したりもしていますが
それも非常に完結にまとめられています。
本書は、なんらかのプロジェクトに参加した後に
読むも良し、また帯にある
人生はひとつのプロジェクトだ!
という解釈のもとに読んでも良しと
得るところの多い作品です。
評者は仕事で様々なプロジェクトに参加し
かつ、他のプロジェクトマネジメントに関する本を
読んだ後に本書を読みました。
やはり得るところが多かったように思います。
ただ、プロジェクトマネジメントに関する
理論的な部分を詳しく知りたい方には
本書は向きません。
プロジェクトマネジメントを題材に使っていますが
自己啓発の要素が強いように思われたからです。
そういう意味では
ビギナーから、ある程度慣れた人まで
幅広く楽しめると思います。
最後に、評者が気に入った箇所を少しだけ引用
したいと思います。
人が働くのには目的がある。
自分がただ食べていくためか。
愛する家族を養うためか。
出世や名誉、より贅沢な生活を手に入れるためか。
「自分は必要な人間だ」と世間に認めさせるためか。
それとも働くこと自体、楽しいと思っているからか。
時間を止めて、自分の心とゆっくり会話してみてほしい。
(中略)
人は「今より悪くなる」ことと同じくらい、「今より良くなる」
ことに対して、恐怖心を抱くようだ。
まずは自分がほんの少しだけ変わることを
許してあげてほしい。
根拠も自信も必要ない。
すごいことは、いつもあっさり起きるのだから。
(プロローグより)
手垢にまみれた”成功”という表現に嫌気がさしたときに
または自分の人生をあらためて考えるときに
そして、自己啓発書は食傷気味だけど
誰かにそっと背中を押してもらいたい時に
本書はきっと読者の見方になってくれると思います。
読みやすさ、読み返しやすさ、写真の印象の強さ。
それらを含めた上でおすすめです。
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図や写真を使い、「目標」「段取り」「実行」「検証」について書かれています。
なぜ、きみは忙しいのか?
そのヒントをつかめます。
本というより、写真集や詩集に近いです。
写真と、短い文章でメッセージを投げかけてくれます。
あなたはこの本から何を受け止めるか?
まずは読んでみましょう。
人により、判断の分かれる本です。
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夢をかなえるまでのプロセスは単純だ。間に合わないことはあっても、できないことはなにもない。
よく聞く言葉かもしれない。
それでも何かインパクトのある一冊でした。
人生はひとつのプロジェクトだ!!
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友達に勧められ読む。内容はプロジェクト(やりたいこと)を効率的に意識的に実行するための教科書。気づきもあった。全体的な印象は無意識的にやっていたことを本にぴしっとまとめてくれた、と言う感じです。だから無意識的になった時に意識を取り戻させてくれる本だと思う。もっとやろうと思ったのががP153。気になったのはP169でほかのページとは違う作者の思いを感じた。
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とても感銘を受けた。
これは読み返せば、読み返すほど感じるものがある本、大事にしたい本。
短い文の中に筆者の想い・経験等が感じられる。
根本というか、コンセプト力というか、余計なものを削ぎ落とした中に本物が残るということを感じた。
本のセンスも良い。
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独特の写真と、さりげなく心にしみるフレーズ。さすがサンクチュアリ出版!
今回は写真・フレーズだけでなくPWAの要素も取り入れている。世界一わかりやすいPWAの本です。
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人生を描いたとおりに生きていくためには?
のハウツー本。
確かに。
motivateされる一冊です。
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夢を実現するための方法が書かれている。とてもわかりやすい。
写真がキレイ。あっという間に読めます。
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人生を“一つのプロジェクト”ととらえる。
やり遂げたい目標は何か。
いつまでに。期限を定める。
主体的に生きよう。
流されるのが人生ではない。
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れんがのエピソード
自由になる。それはなにかから逃避することではなく、自分が自分のボスになることだ。
もしも不安要素がハッキリしないならば、
どうすればハッキリするか、
いつになったらハッキリするかを考え、
それをスケジュール帳に書き込もう。
書いたら、直面する日がくるまでその問題のことは忘れておく。
不安を抱えていると、目先のことに気持ちよく取り組めないからだ。
ゾウのエピソード
想像しうる全てのトラブルの対処法を考えておけば、あとはもう明るいことしか考えられない。だから、たとえ誰かが不安を感じていても、「心配しなくても、なんとかなるよ」と自信を持って励ますことができるわけだ。
成功の反対は失敗ではない。
成功は必ず失敗の延長線上に存在している。
思っていても、変わらない。
はじめないと、はじまらない。
「めざす」と「がんばる」は違う。
「がんばっている」が「めざしていない」ときがある。
この違いは見分けにくいが、大きく違う。
「めざす」とは”目標と期限”が明確で、
その達成のために、意志を持って行動することである。
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仕事や人生について多くのヒントを与えてくれる本です。
実際に、本を読むことで反省をしています。
まずは変化をせねば・・・。
☆本の抜粋☆
『How Do You Move ??』
変わりたいと思ってる??
本当に流れを変えたいと思ってる??
変わるために何か具体的な事をはじめてる??
人生は思ったとおりだ。
『思った通りになるわけない!』と思い込んでいる人がいるが、
その人も、そう思ったからには、思った通りだ。
そうなる為のことをはじめたとたん、変化はすぐにはじまる。
心の目を醒ませ。
興奮することも、高揚することも、きっかけを待つ必要もない。
今すぐはじめればいい。
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実に読みやすい本。
この手の本は読みやすくて好き。
自己啓発までいかないけど
いい言葉書いてたりする本なのかなぁ
て思いながら読み進めていくと
意外にも社会人視点な内容だった。
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自分はいつも「時間がない」とか「お金がない」とか思いながら時間とお金を無駄にしていると思う。
時間もお金も気づいたら無くなっていて、本当こんなんでいいのかなって思う。
この本はとてもシンプルに人生のプロジェクトについて語っている。
シンプルゆえに心に残る言葉があると思う。
その中でも心に残っているフレーズ
BEE FREE 「自由になる。それはなにかから逃避するのではなく、自分が自分のボスになることだ」
縛られることは嫌いなくせに、自由になると逆にどうしていいかわからなくなる。
でも、この言葉を読んで自分が本当に欲しかった自由はこれなんだって気づいたと思う。
やりたいこと、本当にやりたいことはできるんだってこと。
本質を教えてくれるような、スタートラインに立たせてくれるような本だと思う。
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間に合わないことはあっても、できないことはなにもない。
当たり前だけど、なかなか実行できない。でもなにか目標を持つとき、問題が山積のとき、本書のように体が動ければいいと思う。
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二人の男がレンガを積んでいた。
「君たちはなにをしているんだ?」とたずねると、
一人は「レンガを積んでいるんだ」と答えた。
もう一人は「教会を造っているんだ」と答えた。
そして二人の未来は、まったく違うものになった。
人生をいかに楽しく、そしてプロジェクトをいかに成功させるかというモチベーション理論と段取り力の本です。
人によって得るものは違うと思いますが、個人的にはもっとお金を払ってもいいほどの価値のものを貰った気がします。