電子書籍
安定の
2020/06/09 00:14
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
夜も昼も働き詰めの年齢を偽り働く幸(みゆき)17歳がダーツバーの客である井原に助けられ、そのまま部屋に住まわせてもらうことに…
薄倖の幸は暗過ぎず、重過ぎず、明るく前向きだけども不安で不眠症になる程度にはナイーブで、健気で周りの人間が過保護にしたくなるような可愛さを持っている
一方の井原はダーツバーの常連で探偵でと、少しづつ正体?が分かってくるが、「えー」「えーそうなの?」「ふーん」と意外なようなそうでないような、得体の知れない部分がある
安心して読めるきたざわ作品、まだ凄いハズレに当たった事のない作家さんの一人で今回も期待通りだった
紙の本
BL版マイフェアレディ
2016/10/31 22:25
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大人びた顔をしてるけど、実は家族と納得で離散して働いている17歳の受け。
…という設定大好きなんですよね~!!!
強がっている受けがスパダリ攻めに拾われます。
そのまま攻めに大切にされてほしいですね。
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08/7/30
私立探偵×苦労少年。
受が前向きで健気なので周りが世話をしたくなる気持ちが良くわかる。
最後のほうは強引な設定のような気もしますが受がすごぶる好みだったので良しとします。
一見さんお断りなカフェバーに怖いもの見たさで行ってみたい。
『理由ってやつを作ってやろうじゃないか』134P
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タイトル:恋は憂鬱で出来ている
著者名:きたざわ尋子
イラスト:紺野けい子
■Story■
新宿のダーツバーの店員である松谷幸は、
ある事情から秘密を抱え、昼夜なく働くという無理をしていた。
体調を崩し、出勤途中でやむなく欠勤を伝えた直後、
やっかいな常連客によっては幸はビルの隙間に連れ込まれてしまう。
すんでのところで、やはり常連客である井原克峻に助けられたものの、
幸はその場で倒れ、井原のマンションで目を覚ます。
謎めいた伊原との関係が成り行きで始まる中、
幸は本当のことを知られてしまって…。
■感想■
この本は…編集者がウマイと思う。
グイグイ惹きつけるあらすじに…手を出さずにはいられない。
本文を読み進めるうちに、想像した脳内煩悩描写に、
汚れた大人は後悔に打ちのめされるのだが(爆)
と言うか…井原の裏設定は反則だから!
なんでそんなにたくさんの切り札持ってるかなっ。
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年の差で、金持ち攻×貧乏受
私の萌えツボど真ん中です
きたざわさんの年の差、ものすごく好きなんですよね
紺野けい子さんのイラストもナイスなのです
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攻め:伊原
受け:幸
ダーツバーで年齢を偽って働いている幸が路上で、店の客に襲われそうになっているところを助けてくれたのは、常連の男・伊原だった。
その夜、「初めての男にならないか」と誘われ美味しくいただかれてしまい…。
そして幸はそのまま伊原のそのビルに住まわせ手もらえることに…。実は幸は母親と合意の上で生き別れていて…。
幸が親に捨てられてる割りには、前向きで明るく素直な性格なのが好感持てて良い。良い受け子ちゃんです。
伊原も金持ちだけどそれを全面に出す設定ではなく楽しく読めた。
ある意味シンデレラストーリーに近いけどそこまでじゃ無いのが普通に近くて良かった。
絵師さんは好みじゃないので、なるべく見ない様にしました。
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ダーツバーの店員と客として出会った2人の話。甘やかされることに慣れていない幸が、出会う人たちに甘やかされて戸惑っているのが可愛い。自分の居場所が「失いたくない場所」になっていくのも楽しい。こんなにも居場所を守ろうとする幸みたいな子がいたら、甘やかしたくもなるな。と思った。今後も変わらない生活が続きそう。