紙の本
夏に少しのミステリーが読みたくなったら
2021/07/02 15:53
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投稿者:おいな - この投稿者のレビュー一覧を見る
幻想シリーズ4作目ですが、この本だけ読んでも分かるしおもしろいと思います。海彦君目線もありますが、ユカリちゃんの恋心目線もキュンとしました。伏線がじりじりと回収されていく時に冷やっとします。夏に読み返したい1冊です。
紙の本
幽霊専門探偵社
2022/07/01 23:40
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
登場するキャラは濃いひとばかり。主人公が一番薄く見えちゃうくらい。
あの世とこの世をつなぐ、ちょっとだけ寂しい、でも心温まる幻想シリーズらしいお話。
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野球部を休部中の中学二年生、海彦(うみひこ)は落とし物をした同級生のユカリを追いかけて「たそがれ探偵社」にたどりつく。そこは幽霊専門の探偵社で、海彦とユカリは、ヤンキー姿の幽霊、大島の頼みを解決することに。ふたりの通う中学校に伝わる不思議な話も気になりはじめ――。大人気「幻想シリーズ」4作目。
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唯一読めるホラー。
でも今回は怖くなかった。ホッとしたような少し残念なような(笑)
あんな純情な少年がいたら会ってみたい♪
マリコさんが出てこなかったのが残念。
H27.11.15~11.22読了。
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堀川アサコさんが書かれた「幻想探偵社 (講談社文庫)」は、「幻想郵便局 (講談社文庫)」から続くシリーズ物の第4作目だ。今回は幽霊専門の探偵社が舞台の物語だが、怖くもなければ恐ろしくもなく、ほんわかとした心温まる物語だ。
《あらすじ》
中学校の野球部でエースをつとめる海彦は、チームを夏季大会で準優勝に導いた真面目な性格の生徒。そんな海彦は父親のちょっとした一言でスランプに陥ってしまい、やむなく野球部を休部してしまう。
周囲の理解を得られないまま、やるせない気持ちで街を歩く海彦の前に、同級生で密かに憧れていたユカリの生徒手帳が落ちていた。慌てて周囲を見渡すとユカリは古ぼけた雑居ビルに入っていくところで、慌てて追いかけた海彦は「たそがれ探偵社」という不思議な探偵社に紛れ込んでしまう。
エレベーターで一緒になったヤンキー姿の大島は、よくよく見ると影がない幽霊。「たそがれ探偵社」は幽霊専門の探偵社で、幽霊の悩みや頼みを解決するための探偵社だったのだ。
大島は海彦やユカリと同じ中学校の卒業生だったが、自分がどうして死んでしまったのかを忘れてしまった大島のために、海彦とユカリは中学校で起こった15年前の事件について調べ始める。その途中でも、様々な幽霊の頼みごとに遭遇し解決していくが、大島が死んでしまった謎に迫るにつれて、海彦とユカリにも徐々に危険が迫ってくる。
幽霊が専門の探偵社という設定ながら、海彦とユカリ、探偵社の青木や幽霊の大島など、関連する人物同士のやりとりが心温まる内容になっている。また、物語が進む中で登場してくる街の人々との会話や交流もほんわかと優しく、スイスイと読んでいくことのできる物語だった。
ちょっと不思議な設定ながら、登場するエピソードは心温まるものや心に響くものばかり。登場人物の設定も相まって、心温まる素敵な物語に仕上がっていた。
暑い夏にすんなりと読める清涼感のある物語だと思う。
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幽霊問題専門の探偵社。どこぞの怪異を調べてほしい人や、巷でウロウロしている幽霊さん達のために活動する。探偵長はあの人で‥‥ いやぁ参りました。
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幽霊の無念を晴らすための専門?!
に巻き込まれた高校生の青春+探偵。
勿論、幻想シリーズならではの仕掛けも。
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記憶喪失の幽霊、大島の死の謎をふたりの中学生探偵の海彦とユカリが追いかける。
幻想郵便局に続いての一冊でしたが、独特のユルい世界観が好きです。登場するブラウン管テレビなどのアナログ的な世界観も手伝っているのかもしれない。
海彦とユカリの恋愛観も、初々しくて良いです。大人になると素直さがなくなって来るからなと思ったりしました。
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安定した軽快さと面白さの癒し系小説。
シリーズ第一作を読んでからずいぶん経つが、新しい展開のストーリーに懐かしいキャラクターが登場するのも嬉しい。
雰囲気もキャラクターも「幻想映画館」の続編的だが、設定は現在風。事件は大分血なまぐさいものの、ほのぼのキャラクター達がグロテスクさを中和してくれている。
とにかく、登場人物がみんな個性的で愉快で愛らしく(若干2名を除く)、それでいて脱力感が何とも言えず癒される。
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野球を止めた海彦と、探偵社に縁があった楠本さんが主体となって動きまくる話。
ほのぼのした話かなーと思いきや、
海彦たちが解決していく問題群が密接に繋がって、
大きな本筋になっていくところがニクい。
一つのまとまった話だったんだなと実感させられた。
一種のミステリー。
いつか消えるとわかっていながらも、
ずっと前からの知り合いのように、
和気藹々と盛り上がる大島ちゃんと海彦たちの関係が
微笑ましくもあり。やりきれなくもあり。
既存の幻想シリーズとリンクしているから、その前のシリーズ分を読んでおくと、
登場人物が重なって、世界観がより広がるかも?
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2015-97
いくつかの話が最後にひとつに繋がっていく。
15年の謎は結構ひどい話なのに、それぞれのキャラクターが個性的でコミカル。
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感想はブログでどうぞ
http://takotakora.at.webry.info/201509/article_7.html
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中学生の二人が、ヤンキー幽霊の頼みで見つかっていない彼の身体を探すとともに、死んだ理由を突き止めるという話。
キャラ、台詞、展開など全てにおいて90年代ライトノベルの香りがする・・・。主人公たちがとても今時の中学生とは思えないし、犯人もひと昔前の昼ドラに出てきそうな感じ。あとの登場人物もオネエの所長や天然系女子高生などかなり濃ゆい。しかも全体的にテンション高めなので、ちょっと置いていかれ気味でした;
ただ、キャラは立ってるし、良くも悪くもセオリーに乗っとった展開なので、うまく漫画かドラマ化したらおもしろいかもしれません。脇役の幽霊たちの方がおもしろくて好きです。古本屋のおじいちゃんの幽霊がすっとぼけててかわいかった。
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幻想シリーズ。幻想郵便局以来、ひさしぶりにこの著者の本を読みました。自然に幽霊が存在するような描写が面白く、特に幽霊と生者の掛け合いがよかった。他のシリーズも読んでみたい。
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今回も男性が主人公なのかぁ~
と思い読み始めたら
幻想シリーズおなじみ
あの家系の人が!
なんであの人がここに!
なかなか楽しく読めましたよ。
探偵社の話しでしたが
このシリーズ毎回探偵のような
謎解きしてるんだよね。
この本のようななんか楽しそうな
死後の世界があればいいなぁ~
って感じたね