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相変わらずの不思議な世界観。あの世とこの世の境界線が不確かで、時々不安になる。それがクセになる。
今回の主役は中学生で、甘酸っぱい恋愛模様も展開される。ちょっと都合の良い展開なのは少女マンガのよう。ただ、明確に殺人が出てくるのにちょっと軽く流されてしまって、こんなもので良いの?という感じもした。そういう空気もこの作品ならではかな…
サラフィアとロザリア・ロンバルドの名前が出てきたのが、リアルと交わってちょっとした違和感。(主人公の容姿について言及されてしまったからかな…名前だけでその後の展開のネタバレ要素があったからかも)
これまでのシリーズの登場人物もバンバン登場するので、懐かしさや嬉しさもあり。おばあちゃんの強いキャラクター、好きだなあ。
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幻想シリーズなんですが、このシリーズの「シリーズなのかな?あぁ、シリーズなんだね」という緩いつながり方がとても好ましい。登場人物がそれぞれ素敵なキャラクターで、個性を発揮してるんだけれども、シリーズであることを強く主張しない。その分、「うん、そうだよね、そうそう」とにんまりさせられる感じが、これもまた、好ましいのです。
さすがに、探偵社。今までで、最も事件らしい事件となりました。ご都合主義かと思えるくらい、すべてのことが事件に集約されていくのは、幽霊が中心人物なのだから、仕方がないことで、それが文章にスピード感を与えているんですね。
一番意外だと驚いたのは、探偵社の新所長、へえ、あんたが所長になるのかい!とウキウキしました。
そういえば、探偵社なのに、所長なんですね。
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ほんわか、のほほん、、のファンタジー・ミステリー・ホラー・バラエティ・ラヴコメ…第四弾。スミレちゃんが懐かしい!、大島ちゃんは過去作の真理子さんを彷彿させるなぁ♪。
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今回は成仏お手伝いがコンセプトの探偵社。
相変わらず死者より人間が怖い事件だけどゲルマ電気館と登天郵便局も出てきてなかなかのハッピーエンドさ。
大島ちゃんが着任で良かった。
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今度は中学生が探偵社でアルバイト
幽霊が依頼人の探偵です。
幽霊が通り過ぎるとぞくっと冷たい感じがするらしいですが、ここの幽霊は、食事もするし、あつい感情もある。そして今度は、探偵に依頼するほどの悩みもある。よほど、現世に生きている人たちの方が冷たいような。。。
過去の事件の真相を知った中学生の二人は、これからも、幽霊に関わって生きていくのでしょうか?
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幻想シリーズ第4弾
幽霊専門の探偵社の手伝いをするハメになった
中学生男女。
ちょっとおまぬけな幽霊たちも憎めない
「郵便局」の青井さん
「映画館」のスミレと有働
「日記店」の「大奥様」
過去のシリーズの人たちもからんで、ニヤッとなります
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今までのシリーズの中で一番好きだった。
次点が映画館だろうか。
登場人物も(青木さん2回目だけど)腹が立たない、憎めないやつキャラでイライラせず、最後の事件大詰めもスピード感あってよかった。
相変わらずこのほのぼのとしたファンタジーの話に、ネグレクト(っぽい)や猟奇殺人事件、家族問題などを突然織り交ぜてくるところが色んな意味で凄いと思う。
郵便局のレイプ未遂シーンも唖然としたけれど、なぜこんなにあっさりと出てくるんだろうなとも。
せっかく生死を描いてる小説なのだから、もっと大事にして欲しいような気もする。
とはいえこれで真面目にやったら重たいのだろうか。
スミレと有働さんも出てきたけれど、スミレってこんな頓珍漢だったろうか……。
既に知っていた子だから許容出来たけど身近にはいてほしくないタイプだと思う笑
有働さんは相変わらず有働さんで安心した。
毎度出てくるタマエお祖母様(伯母様)も、騒々しくてイラッとする時もあれど慣れてきた感じがある。
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いつもの青木さん!
想像と違った最後に、結構、衝撃を受けました!
すべてが繋がっていたとはね。。
毎回、ほどよく現実逃避できるので、このシリーズが好きです。
次も楽しみ!
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野球部をドロップアウトした中学生の海彦が拾った生徒手帳が好きな子のものだった、という導入から、なんか甘酸っぱい展開なんだが、最後は結構えぐいな。相思相愛の海彦とユカリの二人が幽霊になったヤンキーの大島の身体を探すのだが、ずるずると意外なことが分かってくるのが面白い。
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シリーズ物とは知らなかった。
幽霊限定の探偵社の不思議な話。
怪談、推理小説、青春もの。様々な要素が入ってるけど、まとまっている。
ラストは謎。
そして幽霊は実はその辺にウヨウヨいる。妙に納得。