紙の本
やっぱりサイコー
2024/03/31 13:49
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゾンビーズの企画力・実行力・胆力はすごいわ。
でも、世の中じゃ、うまく立ち回れないんだろうな。
だからこそ、小説の中での活躍を嬉しく思うのか。
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事件に巻き込まれた女の子人称で書かれた本作品。彼女自身はあくまで仲間として…だったようだけど、彼女の眼を通して疑似体験した読み手の私は、すっかりゾンビーズのみんなに惚れてしまった。 男としても人間としても上等な奴ら。山下君もね♪ で、真面目な話、どう頑張っても肉体的に彼らと肩を並べて跳べない「女の子」なんだと突きつけられる心情がよく描かれていて、切ない。リアルではその切なさが恋情に転じたりするわけだけど…。なので読後感は爽快であると共に、永遠の切ない片想い。
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『レヴォリューションNo.3』『フライ,ダディ,フライ』
そして『SPEED』です。
好きな作家さんの一人、金城一紀さんの作品、ゾンビーズシリーズ第3弾です。
最初は映画の『フライ,ダディ,フライ』をDVDで見て原作を読みたくなって。
基本的に文庫を読む人なので、その時は文庫が出ていなくて読まなかったのですが、
文庫化されたら即読むって感じでやっと『SPEED』まで読めました。
人生色々と言いますが、このシリーズに出てくる奴らも、色々と人生を背負っていて、
そして皆キャラがたっていて良い奴ばかりで…
自分の学生時代を振るかえると、多分仲間にはしてもらえないとは思いますが…
そんな素敵な奴らが今回も活躍しています。
家庭教師が亡くなった事に疑問を持った女子高生が、事件に巻き込まれます。
そこに、居合わせたゾンビーズの面々。
タイトル通りにスピード感あふれる、そして痛快なお話です。
是非。
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やっぱり金城一紀の青春小説はいい。
爽快感のある展開と読後感の良さは相変わらず。
シリーズ物はあまり好きじゃないけどこのシリーズはシリーズをあまり意識せずに読めるからいい。
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佳奈子ちゃんの徐々に変わっていく姿、舜臣達の相変わらずのかっこよさ、素敵でした。余談ですが、主人公の佳奈子ちゃん視点で話がすすむので、なんかゾンビーズシリーズの夢小説でも読んでる気分になりましたww
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“ザ・ゾンビーズ”シリーズの第3弾。南方、舜臣、萱野、山下…、相変わらずやってくれるねぇ。これまでと全く同じテイストで捻りもなく、変り映えしないっちゃそうだけど、あと口が良くて、このシリーズ、私は好きですよ。
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2011年07月 07/047
ゾンビーズシリーズの最新作です。いつものように真面目な主人公が事件をきっかけにゾンビーズに出会い、トレーニングを受けつつ、事件を解決していく作りですが、安定して面白いです。
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タッチは軽くて読みやすいけど、なんか普通かな。おもしろいんだけど、話の筋がありきたりというか予定調和というか凡庸。
映像化をとても意識しているようにも感じた。
しかし萱野、出番なさすぎ。このシリーズの前作読んでからずいぶん月日が経っているのでどんなキャラかも忘れてしまった。
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随分昔に友達に借りて読んだ。
時間潰しにと本屋で文庫を購入。
最近レボリューションNo3も読んだし、フライダディフライが読みたくなってしまったな( 'Θ' )
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物語の疾走する感じがたまらない。何かに迷うたびに読み返すと思う。そして、自分自身の殻を破って成長する糧にしたい。ゾンビーズシリーズは、常にそう思わせてくれる。
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「跳躍は、自分がいる場所から出ていきたいって象徴なんだよ。…バレエのジュテもおんなじだよ」
フライダディフライ的な感じで普通に面白い。
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カッコイイなー、ゾンビーズの面々。
彼らは卒業後一体どうしているんでしょうか。
続編はあるのか?
社会人のゾンビーズはどうしているのか。
とっても先が知りたくなるシリーズ。
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ちょっと、いや、かなりハメをはずしちゃってるけど、彼らの生き方はカッコイイ!筋が通っている!!仲間って最高!!!
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ゾンビーズ・シリーズ第三弾。
このシリーズはどれも読後感が爽やか。困難に打ち勝つ姿が今の世の中ではなかなか見られなくなっているので、多少非合法であってもついヒーロー視してしまう。
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「フライ~」に比べると若干パワーダウンした印象。
主人公のキャラやゾンビーズが巻き込まれる必然性、山下のヒキの弱さっぷり
さえも前作ほどではなく、悪役を作りあげるための大学の学祭や選挙の設定も
ちょっと無理があったかな。ヒロシの死後直後の話なので、もっとそういう
ところを読みたかった。
それでも、社会的地位や権力を笠に弱者を虐げる世界への抵抗という
テーマは健在で、ただのフィクションだとはても受けとれない。
今作のハイライトは、その抵抗の仕方、弱者を虐げる仕組みに気づいた
ときにどう反応するかを説くところにあると思う。