電子書籍
おさんどん係就任
2020/07/10 23:04
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
随分古い作品で時代的にちょっとピンとこないところもあるが、話の筋には影響するほどのこともなくとても面白かった
ラブ度は低めだがそれがこの作品には会っていていいと思う
主人公はピカピカの寮に入ることを夢みた高校一年生、だが夢破れおんぼろ寮に常識の範囲外の住人、おまけにおさんどんをする羽目に
とにかく寮の住人が超個性的で、何かしら抱えていそうなのでこれからの展開が楽しみだ
秋霖高校第二寮シリーズが三冊、秋霖高校第二寮リタ-ンズが三冊あるので当分楽しめそうだ
紙の本
ほんわかドキドキの世界
2002/05/29 20:17
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投稿者:smile - この投稿者のレビュー一覧を見る
月村さんらしい「ほんわかドキドキの世界」が美味しい一冊。
ついつい誰かの世話を焼いてしまう「専業主婦体質」の聡、高校進学を機に家を出て、あこがれドキドキの寮生活をはじめる…ハズだった。しかしいざフタを開けてみると、オンボロ一軒家+わけのわからないハイテンションな先住民達+カリスマ美形高校生作家大先生の波多野。役に立たない先住民どもに呆れはて、結局おさんどんに終始してしまう聡だったが…。
昔から愛読していた波多野の作品、しかしその素晴らしい作品の著者の実体は「横暴・横柄・愛想ナシ」の性格サイアク男。ケンカしながら、それでも何やら微妙な気配の2人はこの先…?
ほんわかした学園ものがお好きな方にオススメ、続きが楽しみな一冊!
紙の本
月村奎の原点
2002/03/14 19:06
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投稿者:hina - この投稿者のレビュー一覧を見る
月村奎さんの続き物。それも、一作目はデビュー前の投稿作。ということで、雰囲気はかなりなつかしい感じです。投稿作といっても、レベルが低い訳ではありません。
男女の双子、アイドルのような人気作家、長女体質の少年、一見(?)ヤクザな教師。月村さんの作品に出てくる人々の原点が、ここにあります。個人的には、主役カップルよりも、教師×双子カップルが、とても好きです。しんみりして少しつらくて、けれども優しい世界観。続きが早く、読みたいです。
紙の本
月村奎らしい一冊
2002/02/12 07:53
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投稿者:鳩山 - この投稿者のレビュー一覧を見る
父親の海外転勤で高校入学と同時に寮に入ることが決まっていた主人公、奥村聡。騒がしい弟たちから解放され、綺麗で快適な第一寮での個室を夢見ていた彼だが、手違いで手狭でぼろい一軒家の第二寮に回され、先住者たちの世話係を担う羽目に。そのうちのひとりが、寮内では意地悪で横暴だが外面が良い現役高校生作家の先輩、波多野。彼の言動に振り回され不快な思いをしながらも、長女気質の聡はなぜか世話を焼かずにいられなくて……。
まだ恋愛的な要素はほとんど見られなかったが、月村さんらしい細やかな心理描写が楽しめた。月村さん初の続きものということで、今後のふたりの関係の進展に期待。
紙の本
じれじれ寮もの
2017/12/31 20:27
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
攻めのほのかなデレは非常に楽しいけれど、受けの兄がウザったかったです。
受けが卑屈になるのがわかる気がしますね。
話が通じなさすぎる…。
そして双子の濃さが多少邪魔!ってなりますね。
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聡にとって初めての寮生活はピカピカの希望に満ちていた。が、連れて行かれたのはボロボロの一軒家、先住者は双子の美人姉弟、ヤクザな教師、そしてカリスマ美形高校生作家波多野。入寮早々、乱暴粗暴横暴の三拍子揃った波多野に使い走りにされ、言いたい放題に言われて、聡は腹が立ったり落ち込んだりするものの、なんだか彼が気になって仕方なくて…!?ブランニュー・スクールライフのはじまりはじまり〜。
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俺様攻め×強気受け。
学園寮。高校生。
家で使われるのが嫌で寮に入った主人公。しかし手違いから当初とは違う寮の相部屋にされて。しかもその相手はカリスマ作家。
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(二宮悦巳)月村さんにはまって何冊か続けて読んだ後待ちに待って買った新刊だったのに、なんか好きになれなくってそのまま放置していた。大学生ものとかで、ほのぼのとした、切ない恋愛を描いていた人なのに学園(寮)モノになるとテイストが違う。登場人物の設定とかモラル感覚とかがしっくり来なかった気がして、読み返す気にもなれないので詳細不明。
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挿絵ともに最強のタッグかと。
月村節がとてもよく利いている作品です。
このもどかしい感じがたまらない。笑
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[高校二年生×高校一年生]
秋霖高校第二寮シリーズ始まりのお話。
なんでこんなに泣けるのかもう分からない。
しかし序盤は笑いながら読みました。
コメディですかこれは?と思っていたけど、
波多野の一言で私の心境は一転。
月村さんは私の涙腺をなんだと思ってるんですか (←知るか)
他のシチュエーションだったら何とも思わないだろうセリフを
凄いところに使ってくる。
キャラとセリフの組み合わせで読者を殺す。
凄い作家さんだと思いました。
マジでビビりました。
今回のメインカップル以外にも色々ありそうな予感。
楽しみです。
凄い作品の幕開け。
もっと早く出逢いたかった。
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☆あらすじ☆
聡にとって初めての寮生活はピカピカの希望に満ちていた。
が、連れて行かれたのはボロボロの一軒家、先住者は双子の美人姉弟、
ヤクザな教師、そしてカリスマ美形高校生作家波多野。
入寮早々、乱暴粗暴横暴の三拍子揃った波多野に使い走りにされ、
言いたい放題に言われて、聡は腹が立ったり落ち込んだりするものの、
なんだか彼が気になって仕方なくて…!?
ブランニュー・スクールライフのはじまりはじまり〜。
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男ばかり4人兄弟の次男奥村聡は,私立秋霖高校入学と同時に寮生活を送ることになる。父親が家族と一緒にロンドンに赴任したからである。個室完備の寮に入れず,舎監の石田先生に連れて行かれた第二寮の住人は,双子の男女姉弟の藤井美希と望,カリスマ高校生作家の波多野帝と個性的な人ばかり。おまけに聡の長女的な性格が災いし,おさんどん役を引き受けた上に,波多野のパシリになってしまう。聡の友人となった三人組も含め,会話シーンがとても楽しい作品である。
BLだけれど,聡と波多野の関係は,なれそめ段階。続編で二人の関係がどのように深まっていくのか,興味深い。第2巻も読むことにする。
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傲慢な先輩と文句は言っても世話焼きな主人公と、周りのキャラもすごくかわいいです。じわじわと波多野先輩の愛情表現が見えてくるのがいい感じ。
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聡にとって初めての寮生活はピカピカの希望に満ちていた。が、連れて行かれたのはボロボロの一軒家、先住者は双子の美人姉弟、ヤクザな教師、そしてカリスマ美形高校生作家波多野。入寮早々、乱暴粗暴横暴の三拍子揃った波多野に使い走りにされ、言いたい放題に言われて、聡は腹が立ったり落ち込んだりするものの、なんだか彼が気になって仕方なくて……。ブランニュー・スクールライフのはじまりはじまり~。
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ちょうどこの話を読んだとき、この作者さんが「とても人気のある人だ」みたいな話を何処かで読んで。
「えー……私知らないけど……?」って思ったんですけど。
読んで納得。
特に、前半の波多野と聡の話じゃなくて、望と石田の話の方でそれを痛感しました。
この人多分、何か足りないものを持ってる人を書くのがうまいんだよ。
というわけで、60点。
最初読むのが億劫だったけど、読んだら面白かったです。
まぁ、億劫なのは物語が重いから……なんだと思うけど。
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疲れてるときに読むと、ほっとする感じ。
別に甘くもないし、せつなくもない。
けども、作品全体に流れている『優しさ』だけは、妙にしみると
いうか……。
この優しさは癖になるかも。自然体です。
ただ、主人公の卑屈さにちょっとイラっとくるので、今後のふたりの進展に
期待します。攻であろう波多野が、なんともいえないツンデレなのが萌える。
受けのツンデレもいいですが、たまには攻のツンデレもいいですねー。
現段階ではデレは0で、ツンが100って感じですが、この徹底され
つくしたツンツンがいじらしいというか、素直じゃないというか……。