愛がない
著者 成瀬かの
クリスマスイヴの夜、煌めくツリーの下で白井雅志は、冴えない同僚・槙野達哉に告白された。ゲイではなく女に不自由した事もない白井は嘲笑まじりに達哉を振るが、数日後、酔い潰れた...
愛がない
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商品説明
クリスマスイヴの夜、煌めくツリーの下で白井雅志は、冴えない同僚・槙野達哉に告白された。ゲイではなく女に不自由した事もない白井は嘲笑まじりに達哉を振るが、数日後、酔い潰れた彼を好奇心から抱いてしまう。最高のセックスの後、血だらけになったシーツを見た白井は、罪悪感のあまりお付き合いを決意した。意のままになる玩具のよう達哉をいじめ可愛がる事は予想外に楽しかったが、達哉の態度はなぜ次第に冷めてゆき……。
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言葉が足りない
2022/07/19 08:14
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：おはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
プロローグとエピローグは受けの一人称、他は攻めの一人称です。
プロローグを読んで、人でなしの攻めが受けに捨てられるストーリーかと思ったのですが、希望も文句も言わない受けに攻めが振り回されている印象でした。
白井がひと言「付き合おう」と言っていたら、達哉も喜怒哀楽を見せてくれて、こんなにすれ違わなかったんじゃないかと思います。
山崎さんが邪魔に感じましたが、最終的に大好きになりました。
絶望的な噛み合わなさを楽しむ話
2018/08/09 20:55
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投稿者：ゆきちん - この投稿者のレビュー一覧を見る
カッコいいけど鈍感な攻とそんな攻のことが好きで告白したけども
報われてないと思っている受。
最初は嫌なやつかと思っていた攻が右往左往しているのが面白い。
愛はあったよね。
噛み合わなさ加減が絶望的すぎて最後には気の毒になるレベルだけど。
最後のSSが良かった。
この二人のベタベタを第三者視点でもっと読みたい。
SMとも違うすれ違い
2016/05/24 18:47
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投稿者：ゆう - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作家さんの話で一番好きな話でした。ネガティヴなのに肝の座った達哉とかっこいいのに鈍感で意外と女々しい白井のすれ違うやりとりが面白い。
攻めがおバカ
2015/03/25 10:28
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投稿者：さっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ストーリーの流れと視点の切り替わりで面白く読めました。
始め、最低な攻めに振り回される受けのお話、かと思ったんですが違いました。
実はヘタレな攻めがすれ違いや勘違いで空回るお話、でした。
まさにタイトル通り愛がないですw
傲慢で俺様な攻めは最低最悪ではあるんですが、何とも残念なヤツで憎めない。
お話に荒さはありましたが、強気な俺様攻めがぐるぐるしている様は楽しかったです。
