電子書籍
氷と炎の歌3 剣嵐の大地(下)
著者 ジョージ・R・R・マーティン , 岡部宏之
フレイ家への謝罪のため、双子城へ赴いた〈北の王〉ロブ。だが、そこで待っていたのは、酸鼻をきわめる血の歓待であった! 一方、少年王ジョフリーと南部の大家タイレル家の娘の結婚...
氷と炎の歌3 剣嵐の大地(下)
剣嵐の大地 下 (ハヤカワ文庫 SF 氷と炎の歌)
商品説明
フレイ家への謝罪のため、双子城へ赴いた〈北の王〉ロブ。だが、そこで待っていたのは、酸鼻をきわめる血の歓待であった! 一方、少年王ジョフリーと南部の大家タイレル家の娘の結婚に沸く王都では、いましも豪奢な宴が始まろうとしていた。そのころ、野人から逃れたジョン・スノウは、〈冥夜の(ナイツ・)守人(ウオツチ)〉とともに〈壁〉をはさんで野人たちとの激しい攻防を繰り広げていた……驚くべきクライマックスが待ち受ける第3部完結篇!
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
予測不能の展開
2016/06/25 22:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
この号も全く予測不能の展開でした。さすが現代最高のファンタジーシリーズといわれるだけのことがあります。ティリオンが、ジョンが、キャトリンが。この後、誰が勝者になるのかますます楽しみです!
紙の本
読むのがコワい! でもやめられない!
2016/06/04 17:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る
やっと、読み終わった・・・。
長いことかかってしまったけれど、実は読んでいない時間のほうがはるかに長かった。 あまりに重い内容なので途中でやめるとなかなか本を持つことすらできなくなるんだけど、開いて読み始めればすぐにその世界に入ってしまい、そしてまた手ひどい展開にしんどくなって読むのをやめ・・・の繰り返し。
下手すると一カ月以上間があいたりもしたんだけど、前どうだったっけ?、とページを戻ることもなく読み始めればこれまでの物語がありありと浮かんでくる。 最近記憶力に衰えを感じてきている私ですらそうとは、なんておそろしい物語だろう! 中学生の頃とかに読んでいたら人生観変わったかも・・・。
第3部になってやっと、第1部で「悪の権化」のようなイメージで登場したジェイム・ラニスターが、実はただ単に自分に正直なだけのおバカ男だった、というのにはちょっと笑っちゃったんですけど(おかげでサーセイの印象がより悪くなる)。 そしてブリエンヌを応援したい私。 ティリオンにはますます同情心がわいてくるけど、サンサはあれだけ痛い目に遭っておきながら成長してないよ・・・と悲しくなる。 人間の本質とはたやすく変わらないということなのか。
しかし運命のタペストリーはますます苛酷さと複雑さを織り込み、「なんてことを!」と叫び疲れるほどの怒濤の展開へ。 死んでほしくない人が死に、こいつ死んだらいいのにというやつが死ぬときは周囲に迷惑が及んでしまう。 そしてこの作者はほんとに容赦がないとこれまでで十分学習したはずなのに、3巻目の終わりには「え!」・「えっ!」・「ええっ!」とまさに目を疑う驚愕の出来事にたたみかけられ、絶句。 ぐったりと、疲れました・・・。
うーむ、カトリック的価値観(?)はおそろしい。 そしてなんだかこの物語がどこかの世界のほんとの歴史のように思えてきて、登場人物たちの身の上に降りかかる出来事に、名もなき民たちの苦しみに、胸が詰まりそうだ。
というのはハードカバー読了時の感想。 文庫化に際し、買い直しました。
なので作中人物名が文庫版と異なっていることはお許しください。 自分もまだ慣れてません。