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5件
剣嵐の大地
著者 ジョージ・R・R・マーティン , 岡部宏之
七王国の〈鉄の玉座〉を賭けた王都での決戦の夜、湾を埋めつくした大船団は、緑色の燐火に呑まれ巨大な鎖に捕らわれて次々に沈没し壊滅した。一夜明けて、民衆は都の無事を喜び、少年王ジョフリーに喝采を叫ぶ。南部総督タイレル家との婚姻による同盟も決まり、ラニスター家の勢力は隆盛を極めた。一方、敵対するスターク家には、かつてなく過酷な運命が舞いおりていた……ローカス賞3作連続受賞に輝く至高の異世界戦史待望の第3部!
氷と炎の歌3 剣嵐の大地(下)
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2020/05/09 22:39
原作とドラマと
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投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
違いを比べながら楽しんでいます。一番大きなロブの結婚についてのエピソードがとうとう読めました。闘いは上手いのに、それ以外の場面は子どもなだけに不得手で辛い。
剣嵐の大地 下
2016/06/25 22:40
予測不能の展開
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
この号も全く予測不能の展開でした。さすが現代最高のファンタジーシリーズといわれるだけのことがあります。ティリオンが、ジョンが、キャトリンが。この後、誰が勝者になるのかますます楽しみです!
剣嵐の大地 下
2016/06/04 17:20
読むのがコワい! でもやめられない!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る
やっと、読み終わった・・・。
長いことかかってしまったけれど、実は読んでいない時間のほうがはるかに長かった。 あまりに重い内容なので途中でやめるとなかなか本を持つことすらできなくなるんだけど、開いて読み始めればすぐにその世界に入ってしまい、そしてまた手ひどい展開にしんどくなって読むのをやめ・・・の繰り返し。
下手すると一カ月以上間があいたりもしたんだけど、前どうだったっけ?、とページを戻ることもなく読み始めればこれまでの物語がありありと浮かんでくる。 最近記憶力に衰えを感じてきている私ですらそうとは、なんておそろしい物語だろう! 中学生の頃とかに読んでいたら人生観変わったかも・・・。
第3部になってやっと、第1部で「悪の権化」のようなイメージで登場したジェイム・ラニスターが、実はただ単に自分に正直なだけのおバカ男だった、というのにはちょっと笑っちゃったんですけど(おかげでサーセイの印象がより悪くなる)。 そしてブリエンヌを応援したい私。 ティリオンにはますます同情心がわいてくるけど、サンサはあれだけ痛い目に遭っておきながら成長してないよ・・・と悲しくなる。 人間の本質とはたやすく変わらないということなのか。
しかし運命のタペストリーはますます苛酷さと複雑さを織り込み、「なんてことを!」と叫び疲れるほどの怒濤の展開へ。 死んでほしくない人が死に、こいつ死んだらいいのにというやつが死ぬときは周囲に迷惑が及んでしまう。 そしてこの作者はほんとに容赦がないとこれまでで十分学習したはずなのに、3巻目の終わりには「え!」・「えっ!」・「ええっ!」とまさに目を疑う驚愕の出来事にたたみかけられ、絶句。 ぐったりと、疲れました・・・。
うーむ、カトリック的価値観(?)はおそろしい。 そしてなんだかこの物語がどこかの世界のほんとの歴史のように思えてきて、登場人物たちの身の上に降りかかる出来事に、名もなき民たちの苦しみに、胸が詰まりそうだ。
というのはハードカバー読了時の感想。 文庫化に際し、買い直しました。
なので作中人物名が文庫版と異なっていることはお許しください。 自分もまだ慣れてません。