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電子書籍
ぶれない人
著者 小宮一慶 (著)
「ぶれない」とは、信念を貫くことである。仕事で言えば、私利私欲を求めるのではなく、まずは「お客さま第一」で、良い商品やサービスを提供し続けることだ。だが、多くの人は、目先...
ぶれない人
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ぶれない人 (幻冬舎新書)
商品説明
「ぶれない」とは、信念を貫くことである。仕事で言えば、私利私欲を求めるのではなく、まずは「お客さま第一」で、良い商品やサービスを提供し続けることだ。だが、多くの人は、目先の利益にとらわれ、その信念が簡単に揺らいでしまう。著者の長いコンサルタント経験からみても、信念を貫く人ほど長期的には成功を収める、と言える。では、どうすれば、「ぶれない人」になれるのか? 歴史的名著や偉人の生き方から、人間力を深めるエッセンスを引き出し、判断力を鍛える方法を指南する。人気コンサルタントが本音で語る成功論。
著者紹介
小宮一慶 (著)
- 略歴
- 1957年大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。経営コンサルタント。株式会社小宮コンサルタンツ代表。著書に「ビジネスマンのための「発見力」養成講座」など。
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紙の本
「正しい」とは何だろう
2010/09/03 08:39
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
好きなことをして、人のためになり、お金を稼げたらどんなにいいだろう。
そんな人もいるだろうが、多くの人は働くことに不満や不平をもっている。会社に行くのがつらい、職場でも楽しくない。でも、生活のためには働かなくてはいけないし。
そう感じている人にぜひ読んでもらいたい一冊が、この本である。本書には出世できる方法も書かれていないし、仕事が捗る方法も書かれていない。
書かれているのは「正しい生き方」となるヒントである。
「良い仕事をすることを目的にしている人は、「結果として」儲かる」ように、楽しく仕事をすることをしている人ほど「結果として」良い仕事ができるようになるのではないだろうか。
本書には「正しい」という言葉がたくさんでてくる。ただこの「正しい」がくせものだ。何が「正しい」か、人それぞれに考え方がちがうし、おかれた環境でも捉え方はちがってくる。
筆者の小宮一慶氏は、「正しい考え方」のヒントは「歴史上における偉大な人物の生き様や、論語、仏教聖典、聖書をはじめとする優れた書物にあるのではないか」という。当然そのような原典にふれることは重要である。ただ時間のない人は、本書のようなサブテキストを読んで、原典にあたることを薦めたい。
人は「悪い」と思って行動を起こすことは少ない。ほとんどの人がそれが「正しい」と考え、実行しようとする。その始まりにおいて間違いもあるはずだ。その時、その人に「間違っている」と気づかせる勇気を持とう。
初めは「正し」くても途中で道を踏み外すことだってある。その時、どう気づくか、いかに修正していくかだろう。
何度でも、本書を読むことで、間違った生き方をしないようにしたいものだ。
小宮一慶氏の「大志があれば、楽しく、力強く、迷いなく人生を歩むことができます」という言葉に何度でももどってこよう。
大志をもつのは、他人ではない。自分自身なのだから。
◆この書評のこぼれ話は「本のブログ ほん☆たす」でお読みいただけます。
紙の本
信念を貫く「ぶれない人」になるために
2023/03/31 00:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぶんてつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は、ぶれない人として、信念を貫く人を挙げている。
ビジネスの世界では、私利私欲を求める人ではなく、まずはお客さまを第一に考え、本当にお客様にとって良い商品やサービスを提供し続ける人のことである。
けれど、多くの人は、目先の利益にとらわれてしまい、その信念が簡単に揺らいでしまうのが普通である。
長年コンサルタントとして経験を重ねてきた小宮さんは、信念を貫く人ほど長期的には成功を収めていると言う。
では、どうしたら、ぶれない人になれるのだろうか。
小宮さんはヒントは歴史上における偉大な人物の生き様や、論語、仏教聖典、聖書をはじめとする優れた書物にあるのではないかと言っている。
そして、この本の中で小宮さんが紹介している人物は歴史上の人物に限定せず多岐にわたっていて面白い。
たとえば、小宮さんが人生の師と仰ぐ長野県篠ノ井にある曹洞宗の円福寺の故・藤本幸邦老師や、渋沢栄一、松下幸之助、西郷隆盛、上杉鷹山、森信三、安岡正篤、なんとウォーレン・バフェットまで。
それぞれ参考になるが、印象に残った言葉は次のとおり。
「欲は、エンジン。理性は、ハンドルとブレーキ」
「利をもって利とせず、義をもって利とす」
「信念を持たなければ成し遂げられないことがある」
企業の事例から論語まで幅広い例をとりながら、ぶれない信念を貫く大切さ、正しい考えをもつことの大切さを伝えてくれている。
「このままでいいのだろうか」と自分の道に迷っている私のような人にオススメの一冊であった。
電子書籍
ぶれないための本
2016/07/24 20:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
近年浸透した言葉に色々あるが、個人的に好んで使う言葉が、
「真逆」。そして、「ぶれない」。
昔は、恐らく「安定している」を使っていたところに、この言葉が
取ってかわったのではないか。
ぶれないことは大事だと思う。そのテーマを小宮氏が書いていることを知り読んだ本。
小宮氏は、「ぶれない人」を「自分の信念をしっかり持ちそれを貫いている人」と定義している。
正しい考え方があれば、強く生きていけるという。
正しい考え方で生きた人の本を読んで学ぶことを勧めている。
小宮氏の他の著書に書かれていることの焼き直し(というと語弊があるが)の部分が少なくない。それだけ、小宮氏の読書に訴えたい考え方
なのだろう。
「ぶれない」ための心得、実践すべき行動、目指すべきことをしっかりと書いている。
読書があまり好きでない人でもサラリと読める一冊。