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鬼平犯科帳<番外編> 乳房
著者 池波正太郎 (著)
「まるで不作の生大根(なまだいこん)をかじっているようだ」と男に自分の身体をけなされ、その煙管職人をお松が殺した頃、長谷川平蔵は旗本として退屈な日々を送っていた。その平蔵...
鬼平犯科帳<番外編> 乳房
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乳房 新装版 (文春文庫)
商品説明
「まるで不作の生大根(なまだいこん)をかじっているようだ」と男に自分の身体をけなされ、その煙管職人をお松が殺した頃、長谷川平蔵は旗本として退屈な日々を送っていた。その平蔵が火付盗賊改方に就任した直後の捕り物と、お松の数奇な人生が絡み合うことになろうとは……。平蔵が「男にはない乳房が女というものを強くするのだ」とふと洩らす。過酷な運命を背負う、女だけでなく男の生き方をも、情感ゆたかに描きだした鬼平犯科帳番外編。
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楽しく読めました。
2020/01/16 17:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
好みの問題かと思いますが、『鬼平犯科帳』のシリーズは、あまり好きではないのです。
非常に有名な作品ですけど。
『乳房』は番外編とのことなので、読んでみました。
なぜ『乳房』というタイトルにしたのかが明かされるのは、最後の数行になってからのこと。
小説上のこととはいえ、お松のような生き方もあることに驚きました。
場面の切り替えのうまい池上さんの、洒落た作品だと思います。