著者紹介
見田盛夫 (選)
- 略歴
- 早稲田大学政治経済学部卒業。レストラン批評の第一人者。共著に「グルマン」、著書に「レストランの美食学」など。
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紙の本
浅草の老舗には注意が必要
2008/01/30 14:31
7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る
味も良し、値段も良し、店構えも良し。でも浅草や下町の「老舗」には非常なる注意が必要だ。それはズバリ、お勘定であって、要するに「うちはクレジットカードは受け付けておりません。全て現金でお願いします」という店が多いのだ。でもさー、外人とか20人単位で連れてってですよ、全部現金で決済となると、下手すっと50万円近く持ち合わせていないといけないということですよねー。これ、何とかならんですか。いや、ホント。
紙の本
老舗の味はいつまでも生きつづけて欲しい
2007/10/08 15:00
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夕顔の丘 - この投稿者のレビュー一覧を見る
明治・昭和・平成へと庶民の味を守り続けた老舗。代々受け継がれてきた伝統とかくし
味、その味はまさに絶品。“東京生まれの浅草育ち、生粋の江戸っ子か”時代は変わった
が下町浅草の人情は今でも生き続けている。路地裏を踏みしめれば懐かしの名店に行き着
くし、暖簾ごしに香ばしいとろけそうな味が頬をなでる<これだ、この味だ>、まさに至
福の一時、老舗の一品を味わおうではないか。
庶民の大好物か鰻と天麩羅、どちらも資材とタレが命。通に好まれる一品は、研ぎ澄ま
された職人魂が息づいている。見慣れた暖簾と雰囲気、鰻の「前川」には幾度となく通っ
たことか「うな重」の一竿には魂を感じていたくらいだから。NHK朝の連ドラ「こころ
」のもでるになったことはあまりにも有名。
浅草公会堂近くの「小柳」も忘れえぬお店の一つである。老舗とは思えない値段と心意
気、いまだに「きも吸い105円」とは驚き、庶民の心の粋まで分かっている女将の慧眼
にはただ脱帽。著者が選んだ鰻の厳選名品には間違いはなかった。
天麩羅の「葵丸進」と「三定」、浅草では好対照のお店である。地上8階近代化造りの
葵丸進、昔ながらの面影残る2階建ての三定。好みの味は人それぞれなのだから、食した
人に判断は任せよう。しかしながら個人としては、近代化もいいが浅草にしかない雰囲気
が残っていなかったことに、一抹のわびしさを感じた。老舗の看板をいつまでも守り続け
ることを、願わずにはいられない。
厳選鰻の名店40軒、天麩羅の名店52軒、泥鰌の名店5軒、郊外の鰻の名店6軒が載
っている。東京広域地図やお店の行き方、住所、TEL、交通、営業日・時間、予算など
もあるので参考になるだろう。浅草しか知らない私であるが、他方の名店も訪ねよう。
紙の本
受け継がれていく味
2016/07/04 06:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
うなぎや天ぷらはもちろん、今では珍しくなったドジョウ料理の店まで紹介している。店構えから江戸の情緒が伝わってくるのがいい。