たくらみは美しき獣の腕で

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投稿者：bera　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

昔書籍で持っていたのですが、とても好きな話だったので電子書籍で買いなおしました。
書籍の当時から10年以上過ぎているのですが、変わらず面白いです。

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

作品説明を見てイメージしたよりも軽めな感じ。
（もっとハード系を想像していたので）
甘々でもないのですが、
ライトな読みものに仕上がっています。

高沢がちょっと変な感性の持ち主なのが、
この作品をライトではあるけれど甘々にしていない感じですね。
その変な感性が刑事→やくざのボディーガードへの転身を
容易にさせているので、
そこらへんの持っていき方はうまいかな。
櫻内の行為がどこまでどうなのかっていうのが
高沢視点なのでわかりづらいところがありますが
まあ、執着心は深く感じます。
しかも、一目惚れですか・・
書き下ろしの『美しき獣のモノローグ』で
ああ、そうなのかぁって思ってしまいましたけど。
結局振り回されているのは櫻内なのねぇって感じです。
でも、後始末や世話を早乙女にさせるあたりは、
ちょっと「愛」を感じないんです。

わたし的ツボは真珠です。（爆笑しそうだった）
ちょっと他の櫻内の描写の中でそこだけ昭和を見たというか・・・。
しかも私には真珠はオヤジイメージなんですよねぇ
なんでこの設定？？？って笑いのツボにはまってしまいました。

そうそう、今巻のストーリーの多分肝である西村の退場が
あっさりしすぎていたのでちょっと気になります。

思っていた以上にライトだったので、
個人的に好みとちょっとはずれているのですが
投げ出すほどではないので、
とりあえずシリーズ1部である4冊は購入したので
そこまでは読みたいと思います。

☆3.5評価での4です。

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投稿者：すいかめろん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

カラー口絵・挿絵あり、あとがきあり。
２００４年にムービック社よりノベルズで発刊されたものの新装版です。
表題作＋後日談短編＋挿絵の角田さんによるミニコミック（３ページ）＋新装版かきおろしＳＳ、という構成です。

関東一円をテリトリーとする暴力団の二次組織の組長（櫻内）×射撃が得意な元マル暴刑事（高沢）。
シリーズ１冊目のこちらは、二人のなれそめ編です。全編高沢視点。
始まりは強姦です。すごく痛めつけられます。こんな調子じゃ一体どうなってしまうのかと心配になりますが、その段階を通り過ぎると妙に話の端々に櫻内の愛情っぽいのがにじみ出てくるようになります。が、受の高沢は自分の感情にも他人の感情にも無頓着なところがあり、そんな櫻内の心の機微なんて全く気が付きません（笑）　それでも、一緒にいるうちに伝わるものも悟ることもあるわけで。
強姦から始まった関係が徐々に変化していく様子が見ものです。

新装版書き下ろしは唯一攻・櫻内視点のお話です。
「あーもう、こちそうさまね、ハイハイ」ってテイストな話です（笑）

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

元刑事がやくざのボディーガードに
本編では攻めの気持ちが分からず愛のない一方的なベッドシーンに思えて、もやもや
していたがSSでやっと攻めの気持ちが分かった
一般人とは違った感性の持ち主でS気質の攻めに捕まった受けは不幸としか思えなかった
こうなったら慣れて受け入れるしか受けの幸せへの道はないだろう
攻めのところに居れば好きな銃をいくらでも撃てるのだし、すべてのことに興味関心の薄い(無い)受けにとって強引に受けに係わって来る攻めは、ある意味最高の相手なのかもしれない

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投稿者：沢田　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

美人攻×男っぽい受という組み合わせが結構新鮮です。
美人攻が真珠入りというのもおっ！となりますねw
甘い言葉は吐かないキレ者の攻が、どれくらい本気なのか終盤までわかり難く、恋愛面ではイマイチ乗れませんでした。
でも本編後のSSで糖分補給出来ました。