電子書籍
リップヴァンウィンクルの花嫁
著者 岩井俊二
「この世界はさ、本当は幸せだらけなんだよ」声の小さな皆川七海は、派遣教員の仕事を早々にクビになり、SNSで手に入れた結婚も、浮気の濡れ衣を着せられた。行き場をなくした七海...
リップヴァンウィンクルの花嫁
リップヴァンウィンクルの花嫁
商品説明
「この世界はさ、本当は幸せだらけなんだよ」
声の小さな皆川七海は、派遣教員の仕事を早々にクビになり、SNSで手に入れた結婚も、浮気の濡れ衣を着せられた。行き場をなくした七海は、月に100万円稼げるというメイドのバイトを引き受ける。
あるじのいない大きな屋敷で待っていたのは、破天荒で自由なもうひとりのメイド、里中真白。
ある日、真白はウェディングドレスを買いたいと言い出すが……。
岩井俊二が描く現代の?(ゆめ)と希望と愛の物語。
岩井俊二監督作品 映画「リップヴァンウィンクルの花嫁」
2016年3月26日公開 出演 黒木華/綾野剛/Cocco他
著者プロフィール・岩井俊二
1963年生まれ、宮城県出身。『Love Letter』(95)で劇場用長編監督デビュー。映画監督・小説家・作曲家など活動は多彩。代表作は映画『スワロウテイル』『リリイ・シュシュのすべて』小説『ウォーレスの人魚』『番犬は庭を守る』等。『NewYork I Love You』『ヴァンパイア』で活動を海外にも広げる。ヘクとパスカルというユニットで音楽活動もする。復興支援ソング『花は咲く』は作詞を手がける。『花とアリス殺人事件』では初のアニメ作品に挑戦、国内外で高い評価を得る。
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紙の本
現代人へのメッセージ
2017/04/15 19:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねおん - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画を観てから、小説を読みたくて購入。
岩井俊二監督の作品は映画はたくさん観ていますが、小説は初。
面白かったです。
読みながら映画のいろんなシーンが頭に浮かんできました。
映画のラストシーンも、小説のラストも、どちらも素晴らしかったです。
紙の本
私たちは主観的に生きているのか?
2016/06/26 22:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Freiheit - この投稿者のレビュー一覧を見る
この小説を読むと、私たちは主観的に生きているように思っているが、実は何かに影響されて生きている、人に世話をしているつもりが、実際は世話をされている。主観にでおれだけの根拠があるのかなど考えさせられる。
紙の本
ワンクリックで手に入れた夫を
2023/02/01 00:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
すぐに失ってしまうのは致し方ありません。世間の荒波に投げ出される七海と、世界の美しさを信じる真白との出会いが素敵でした。
電子書籍
身の回りで起きていそうなナチュラルな展開。
2016/03/28 12:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mico - この投稿者のレビュー一覧を見る
誰だってある日突然、不運にも災難に見舞われるかもしれない。
そう危機感を持たせてくれる作品でした。
主人公の七海は流れに身を任せた結果、たくさんの試練を経験しますが、
最後は脱皮したかのように成長を遂げます。
それは安室も一緒かもしれない。。。
この作品は映画ありきの小説なので、かならず映画を観てほしいです!
紙の本
ふたりの不思議な関係
2016/03/05 12:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さら - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画に先駆けて原作を読む。
キャストが発表されているから脳内変換しながら読み進めた。どう演じるんだろうと、思いながら。Coccoはあてがきかなぁとも思った。
七海の感情の揺らぎや変化にいまいち寄り添えなくて、描きたいことも噛み砕けなかった印象…どうしても、男の人が描く女の人、と思ってしまった。
映画は観に行こうと思います。
紙の本
映画を見るまえに読む
2016/01/12 12:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:D - この投稿者のレビュー一覧を見る
リアルで本音を言えずSNSで本音をつぶやく七海が、自分に非のない理由で不幸になっていく。
そして、行き場がなくなった七海がいろんな経験と自由だか危うい真白と出会い成長していく物語。
最近は嘘と本当の境目がわかりづらい世の中ですが、人には小さな優しさがあり、
それが集まることで幸せを感じるんだなーっと思いました。
やさしい人がバカを見る世の中ですが、この本を読んで少し優しくなれた気がしました。
映画は必ず見に行きます!
皆さんも映画を見る前に読んでみてはどうですか?