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四畳半王国見聞録（新潮文庫）
著者 森見登美彦
「ついに証明した！ 俺にはやはり恋人がいた！」。二年間の悪戦苦闘の末、数学氏はそう叫んだ。果たして、運命の女性の実在を数式で導き出せるのか（「大日本凡人會」）。水玉ブリー...
四畳半王国見聞録（新潮文庫）
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四畳半王国見聞録 （新潮文庫）
商品説明
「ついに証明した！ 俺にはやはり恋人がいた！」。二年間の悪戦苦闘の末、数学氏はそう叫んだ。果たして、運命の女性の実在を数式で導き出せるのか（「大日本凡人會」）。水玉ブリーフの男、モザイク先輩、凹（へこみ）氏、マンドリン辻説法、見渡すかぎり阿呆ばっかり。そして、クリスマスイブ、鴨川で奇跡が起きる──。森見登美彦の真骨頂、京都を舞台に描く、笑いと妄想の連作短編集。
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電子書籍
勢い！
2017/03/26 11:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：szk - この投稿者のレビュー一覧を見る
怒濤の阿呆の勢いに押し流されて朦朧としているうちに、読み切ってた。阿呆神が奉られた四畳半を抱くそのアパートもしくは悠久の時を刻むかの要塞、瀟灑な３LDKマンションには絶対ありえない空間と特殊な扉を隠し持っている。ちょっと異次元に仕上がっている大学生たちがごり押しで彼女を出現させてみたり、全うな人間を悩み渦巻く不毛の荒野へ追いやってみたり、煙に巻くことだけに命をかけて書き倒された寄書。飲み込まれると抜け出せないが、冷静に立ち止まりそっとその渦から足を出してしまえば、あれ不思議、なんでもないお話。面妖面妖。
紙の本
おなじみの阿呆学生
2015/09/12 23:22
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：tacktack! - この投稿者のレビュー一覧を見る
森見先生の作品ではおなじみの阿呆学生の生態を描いた話です。よくもまあこんなことを考えるなと思いつつ、森見先生もこんな学生だったのか?とふと思ってしまいました。
紙の本
わけわかんないけど
2020/11/02 16:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
四畳半神話大系を読んでからよまないと、訳わかんないかも。
読んでても、内容は訳わかんないけど（笑）
でも、おもしろいです。
紙の本
著者作品の登場人物の続編
2018/05/20 18:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：たぬきち - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者作品の登場人物の続きとなるストーリーが短編形式でとっている。物語間のつながりを感じさせるところもあり、著者作品のファンなら是非ともおすすめしたい
紙の本
面白かったです
2020/08/18 12:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
四畳半に住うと言われる阿呆神と、そんな四畳半に入り浸る一癖も二癖もある人びとの交流物語です。水玉のブリーフ、ペコちゃんの憂鬱、第日本凡人會、もんどりダンス、etc…著者の妄想とナンセンスがいっぱい詰まった強烈にクセのある一冊です。
紙の本
あまり、私が言ったことは気にせず
2015/06/01 19:08
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：ミミック - この投稿者のレビュー一覧を見る
今まで森見登美彦さんの本の魅力に惹かれて、彼の著書を漁っていった先にたどり着いたのがこの本です。
初め、四畳半神話大系の続編かと勘違いしてしまいました（笑）
ですが、内容はヒドいものだったと思います。
読んでいても頭がゴチャゴチヤして、内容が頭の中に入ってこなかったですし、何より筆者独特の切れのある捻くれさが他の作品に比べても圧倒的に少ないのではないかと思いました。
