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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2016/07/08
  • 出版社: 講談社
  • ISBN:978-4-06-218897-5

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一般書

電子書籍

許す力 大人の流儀

著者 伊集院静

忘れられない。許せない。私も同じだ。人はみな、許せないことを抱えながら生きて行く。だが、許すことで始まる人生もある。本物の大人になる、そのための必読書――シリーズ累計14...

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許す力 大人の流儀4

税込 825 7pt

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大人の流儀 4 許す力

税込 1,019 9pt

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商品説明

忘れられない。許せない。私も同じだ。人はみな、許せないことを抱えながら生きて行く。だが、許すことで始まる人生もある。本物の大人になる、そのための必読書――シリーズ累計140万部超の大ベストセラー第四弾。怒り、哀しみ、そうした感情とどう折り合いをつければいいのか。伊集院静が指南する。

目次

  • 第一章 許せないならそれでいい
  • 第二章 こんなはずじゃなかった、それが人生
  • 第三章 いつ死んでもいい
  • 第四章 やがて去っていく君たちへ

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みんなのレビュー41件

みんなの評価3.5

評価内訳

紙の本

許せるものも、許せないものも、“生きる力”となっている。

2014/11/01 17:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:めだかの兄弟 - この投稿者のレビュー一覧を見る

私の理想の“大人”は、慈愛に満ち、精神的に自立し、責任感が強い人。私自身、理想とは程遠く、偉そうに言えたものではないが、大人によるいじめはあってはならないと思う。言葉や態度によっていじめるモラル・ハラスメントや、実際の地位にかかわらず「優位性」を利用しいじめる(上司から部下など)パワー・ハラスメントなど、誰もが1度は、社会で生きていくなかで屈辱的な経験に遭い、《許す力》を試される経験をしたことがあるのではないか。私は、以前、許せない人がいた。許すことのできなった自分の心の狭さに、今でも当時を思い出すと心がつらい。少しでも心を軽くしたい一心で、本書を手に取った。

 著者の、「許すということはとても難しい」。そして、「許せなくてもいいから、そのことであまり悩んだりせずに、許せないことをそのまま胸の中に置いて懸命に生きた方がいいと提案したい」という言葉に、救われる思いになった。本書は、著者自身の人生に起きた、“許せるもの”、“許せないもの”だけではなく、様々な人間関係の出来事を綴っている。
 ●第一章 許せないならそれでいい
 ●第二章 こんなはずじゃなかった、それが人生
 ●第三章 いつ死んでもいい
 ●第四章 やがて去っていく者たちへ

 《第1章:許すことで何かが始まる》のエピソードの中に、著者は、前妻を癌で亡くし、仕事を休み、酒とギャンブルで日々を過ごしていたことを綴っている。妻の死の直後に、他人からあびせられた酷い言葉などを含めすべてのことが「許せなかったのである」と。正確には、妻を死に至らしめた運命を許せなかったという。酔いどれていた日々のなかで、ヤンさんという男性に出会い、<許すということは何か>ということを教えてくれたことで、著者は、「自分が許せなかったことなど、たかが知れていると思えるようになった」という。ヤンさんは、許せない人、憎い人が亡くなったことに対して、いい気味だ、と思う気持ちを、母に叱られた。もし母から許すことの意味を教えてもらわなければ、ヤンさんはずっと許すことの意味を理解しないまま、ずっと憎み苦しんでいたのかもしれないのだ。
 著者は、「他人に対していったん“許せない”という感情が湧くと、易々と許すことができない性分」だが、「誰某が許せない、と四六時中思っているわけではない」という。そして、「泣いてばかりの人はいない。笑って、泣いて、怒って、しんみりして、なお平然と人は生きている」と。確かに、ずっと泣いてばかりの人、ずっと怒っている人はいない。
 当時の、心の狭い自分を思い出しつらくなったときに、「許せない自分だけがダメな人ではなく、皆それをかかえて生きていることをしることである」という、著者の言葉を思い出したい。許せるものも、許せないものも、私自身の“生きる力”になっていると信じて…。

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紙の本

本当の顔は?

2015/12/12 16:02

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

大人の流儀シリーズ4。理不尽な世の中をどう生きていくのか。終戦直後の生まれには、当たり前の躾や教育が、いま、忘れられようとしている。無頼派として売っている伊集院氏だが、本当の顔は、細やかな神経の持ち主なのだろう。このシリーズでなくとも、氏の著作の端々から、それがうかがわれる。本作は、その集大成ともいえるシリーズで、本物の大人の説教ともいえるのでは。

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紙の本

読む度に

2014/08/09 10:51

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:リーマン - この投稿者のレビュー一覧を見る

このシリーズは1から読んでいますが,一定の字数の中で書くことに関して、
なるほどと思わずうなってしまうと同時に着眼点等惹き付けられところが多いです。
少し年下の自分にとっても生き方の中での心の持ち方や対処の仕方等参考になります。

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紙の本

哲学的ではなかった

2014/12/14 16:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BACO - この投稿者のレビュー一覧を見る

これと言った学べて共感を持てるような話は無かった。
エッセイ集に近い感じ。
許す・許さないの定義めいたこと、ポリシー、あるべき姿など特に訴えるような記述はなかったと思う。
もう少しこだわりがあるエッセイだったら良かった。

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2014/03/12 22:43

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2014/04/11 23:20

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2014/05/01 16:24

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2014/04/06 02:39

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2014/04/29 22:50

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2014/05/04 19:48

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2014/05/06 23:13

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2014/05/12 12:44

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2014/05/17 06:13

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2014/05/31 23:12

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2014/06/21 18:26

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