紙の本
まず設定が奇抜
2019/04/13 20:42
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投稿者:つきたまご - この投稿者のレビュー一覧を見る
「これから住むアパートに行ってみたら、人の業の深さに応じて深くなる地底アパートでした」という、何とも奇抜な設定の本です。いったい、どうしたらそんな設定を思いつくのでしょう…
しかも、住人もまたキャラの濃い面子ばかり。あまりに想定外な事が起こりすぎて、主人公がネトゲ廃人だったという設定を、途中で忘れていました。
事前知識無く読んだ方が面白いと思うので、あまり詳しく言えませんが、ポプラ社の「あるかしら文庫」の紹介にあるように、「読みやすくて笑えて、共感もできちゃう本」だったと思います。
紙の本
いいね!
2017/01/08 14:56
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投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
地獄と地球の歴史を語る地層をコラボさせた新感覚本。逆に天国を成層圏や宇宙にどのようにコラボさせようか、日本と他国では正確には天上の行方が違うのではと想像が膨らんでいく書。
紙の本
地底アパート…
2016/07/20 02:59
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投稿者:みすてり - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネットゲームばかりして家族から家を追い出された大学一年生の葛城一葉。
妹の二葉が契約した「馬鐘荘」を探すと平屋建ての雑貨店「迎手」がその住所と一致していた。
「迎手」は何やら怪しげな薬があったり、ファンシーな雑貨を置いてたりと不思議な雰囲気で店主は胡散臭くメフィストフェレスと名乗りアパートの大家さんでもあった。
一葉の部屋は地下二階にあり、住民達も事情がありそうな変な人々ばかりで…!
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SF暴走
2018/02/03 01:01
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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
スタートからノンストップで読者置き去り。
「ワタシの世界観はコレ」と押し付けられる感じで
説明が足りない。
終わりよければすべて良し的な雰囲気を出されても、
そもそも何を食べさせられたのかわからない。
作者本格SFすきなんだろうなーってのは伝わった。
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ネットゲームばかりしているために家から追い出された大学生、葛城一葉。妹が手配してくれた賃貸アパート「馬鐘荘」に赴くと、そこには平屋建ての雑貨店が。なんと、一葉の部屋は、地下二階。そこに住む人の業によってどんどん深くなる異次元地底アパートだった。大家は怪しい自称悪魔、隣人はイケメンアンドロイドと女装男子。一葉の新生活はいったいどうなる!?笑いと感動の、奇想天外ほのぼのコメディストーリー!
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キャラクターが個性的
多分主人公の一葉もゲーオタっていう強い個性があるんだけど周りの人の個性で完全に潰されてる感がある
今のところ大家のメフィストフェレスがなぜこのアパートを建てたのかざっくりとした説明はあったけどそれ以外が謎のまま。
マキシと一葉の友情がほほえましい
読み進めていくと表紙の一葉がどんどんオタク臭半端無い子に見えてくるし鶏みたいなの恐竜だったんだってなるし・・面白い。
メフィストさんの髪からカラスが出てきたみたいでちょっと綺麗。
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悪魔メフィストが大家をやっているアパートに入居した大学生が主人公
入居した人間の業の深さによってそのアパートは
地下へ地下へと拡張していき
その最深部にある扉は、最下層が達した時代と通じている
ストーリーとしては、その最下層の扉から何かが出てくる、あるいは入っていくことでその時代のものと遭遇し
トラブルとして対処していく
登場キャラクターが個性的
ネトゲーマーの主人公
イケメンアンドロイド
ツインテ女装男子
考古学者のパン屋
などなど
アパート暮らしで他者と、そして自分と向き合う
そんな話
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流し読み。期待が大きかったからか、残念な感じ。SFやら恐竜やら悪魔やら女装子さんやらが入り乱れてなにがなにやら。 特に恐竜のうんちくには全く興味が出ずσ(^_^;)キャラは可愛らしいんですが…わたしには合わない作家さんなのかもしれません。
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・なんかいろんな要素が混在してる。妖怪アパートとか涼宮ハルヒとかドラえもんとか。
・当初の予想より面白かった。
▼地底アパートについての簡単なメモ
【アンモナイトパン屋】アパートのなかを徘徊しているパン屋。
【加賀美薫】210号室の住人。18歳の大学生でツインテのモデル。主人公と最初に出会ったときの第一声が「キモッ」。
【葛城一葉】主人公。大学生のネトゲ廃人。馬鐘荘の202号室に入居することになった。
【迎手/ゲーテ】魔法薬からファンシー文具まで取り揃えている雑貨店。ドクダミと正露丸を足したような臭いが充満しているらしい。地底アパートへの入り口でもある。
【たま】恐竜ヴェロキラプトルの幼生。
【馬鐘荘/ばべるそう】地底アパート。
【マキシ】201号室で暮らすお隣さん。完璧なイケメンにしてアンドロイド。正式名称はMAXIMUM-β17(まきしまむべーたせぶんてぃーん)。自称「猫型ロボット」。
【表紙カバーのイラスト】おそらくは、だが。いちばん大きく主人公。彼が抱えてるのはたま。その斜め後ろにいるのは加賀美薫て、さらに斜め後ろにいるのはマキシ。左上にいるのがメフィさんか。読んだ感じより若く見える。
【メフィストフェレス】雑貨店「迎手(ゲーテ)」の店主兼アパート「馬鐘荘(ばべるそう)」の大家さん。メフィさんと呼べばいいらしい。マスキングテープでデコりまくった手帖を使いブログもやっている。
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「潜入、地底アパート!」
引っ越した先は予想外だらけ。
メフィストの最終目標は分からないが、欲に負けた人間や闇の深い人間など世の中探せばどこにでも居るだろうし契約に漕ぎ着けるのも苦労はしなさそうだよな。
食堂の雰囲気からして数名の住人は居そうだが、彼の様に小さな文字に騙されて来た人が多数なのだろうな。
「突撃、地底大浴場!」
大浴場で危うく溺れかけた所。
注意書きに書く言葉は彼の見た物についてもだが、突然変動した水位についての方が詳しく説明すべき内容なのではないだろうか。
偶然着いてきてくれていた彼が居たからこそ彼は助かったが、一人で来ていたら命の危険だったろうな。
「遭遇、美少女と恐竜!」
新たに引っ越してきた住人は。
何故あの部屋には既にヴェロキラプトルが居たのか謎ではあるが、自らと同じ様な孤独感に惹かれて誰にも気付かれぬ様に地下から上がってきたのかもな。
安泰な未来を願う親の心配も分からなくはないが、本当にやり事を自分で見つけなければ辛いだけだろうな。
「徘徊、真夜中の移動パン屋さん!」
教授らしく説明を加えながら。
アンモナイトが好きだからこそパンにまでしてしまったのだろうが、説明を聞く分には楽しそうだが模している物の事を知れば知るほど食欲は少し落ちそうだな。
彼は生物学を教えているというが、あそこまで蛇が苦手となると授業の題材になる事はなさそうだな。
「覚醒!災厄の雲」
掘り当ててしまった死の世界。
実際には何が起きて絶滅してしまったのか未だに解明されていないが、諸説の一つである隕石が引き起こしたものだとしたら逃げる間も無かったろうな。
彼が本当に阻止すべき事態は今回で無かったのは確かだが、これよりも酷い事が今後起きる可能性があるのか。
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色々な要素がありすぎてよくわからない話になっていた。淡々と話が進んでいく印象で、もう少し盛り上がる場面が欲しかった。
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全てのロジックが意味ないっていうか、ラノベっぽい中にも理屈が欲しいのになぜ地層?なぜ悪魔?なぜアンドロイド?と、納得いかないまま終わってしまいました。中学図書館売れ筋上位&今風表紙で期待して読んだのにがっかりでした。
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作者様によると、『ポプラ社さんは児童書のイメージが強かったため、若い読者さまが楽しんでくれそうなものを詰め込み、思いつく限り大胆な展開にしてみた。』との事ですが、確かに大胆で奇想天外なストーリー。
悪魔にアンドロイド、恐竜に女装男子。アパートの地下は人々の業で深くなっていく異空間。
よく言えば賑やかで楽しく、悪くいってしまうと要素が多すぎてすこしごちゃごちゃしています。
主人公とアンドロイドのマキシの友情なんかは結構好きだったので、個人的にはもう少しどれかの要素に振っても良かったのではとも思います。