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  • カテゴリ:小学生
  • 発売日:2006/07/13
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:22cm/210p
  • 利用対象:小学生
  • ISBN:4-06-213533-7

紙の本

ふたりのイーダ 新装版 (児童文学創作シリーズ 直樹とゆう子の物語)

著者 松谷 みよ子 (著),司 修 (絵)

「イナイ、イナイ、ドコニモ…イナイ…。」直樹とゆう子の兄妹は、おかあさんのいなかの町で、だれかをもとめてコトリ、コトリと歩きまわる小さな木の椅子にであい…。原爆の悲劇を子...

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ふたりのイーダ 新装版 (児童文学創作シリーズ 直樹とゆう子の物語)

税込 1,540 14pt

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終戦70年 講談社特選 戦争と平和を考える本 12巻セット

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商品説明

「イナイ、イナイ、ドコニモ…イナイ…。」直樹とゆう子の兄妹は、おかあさんのいなかの町で、だれかをもとめてコトリ、コトリと歩きまわる小さな木の椅子にであい…。原爆の悲劇を子どもたちに語りつぐ古典的名作。【「BOOK」データベースの商品解説】

【国際児童年記念特別アンデルセン賞優良作品】「イナイ、イナイ、ドコニモ、イナイ…」 直樹とゆう子の兄妹は、お母さんのいなかの町で、誰かをもとめてコトリ、コトリと歩きまわる小さな木の椅子に出会った…。原爆の悲劇を子どもたちに語りつぐ名作ファンタジー。【「TRC MARC」の商品解説】

戦争を知らないいまを生きる子どもたちへ。
原爆の悲劇を語りつぐ名作ファンタジー・新装版

「イナイ、イナイ、ドコニモ……イナイ……。」直樹とゆう子の兄妹は、おかあさんのいなかの町で、だれかをもとめてコトリ、コトリと歩きまわる小さな木の椅子にであう。だれかをさがして歩きまわる小さな椅子の秘密とは?

国際児童年記念特別アンデルセン賞優良作品【商品解説】

著者紹介

松谷 みよ子

略歴
〈松谷みよ子〉東京生まれ。松谷みよ子民話研究室主宰。「貝になった子供」で第1回児童文学者協会新人賞、「龍の子太郎」で第1回講談社児童文学新人賞、「あの世からの火」で第43回小学館文学賞等を受賞。

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みんなのレビュー18件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

その記憶を語り継ぐのは、「文字」と「人」との両方なのだ。

2009/07/05 15:36

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る

図書館を歩いていると、
本と目が合ったり、本の方から話しかけてきたりする。

今回立ち止まったのは、松谷みよ子さんの本の前だった。

小学生の頃、覚えているのは、全集やシリーズを片っ端から読んで行き、
それを征服したのに喜びを感じるようなタイプだったということ。

読んだ本のことを誰かに伝えるというようなことは思いもせず、
読んでいるときはただただお話の世界に住まうだけの子どもだった。

そうやって全集征服して行った中に、なんだかわからないけれど、
強烈に印象深かったということだけを記憶している作品がある。

説明する言葉を持たないような本の読み方をしていても、
それが自分にとっては他の本とは違うということだけが
わかるというような。

そうやって記憶していた作品のひとつが『ふたりのイーダ』である。

「ふたりのイーダ」で、検索してみると、
この本がどれだけ語り継がれ、
残されようとしてきたお話であるのかがわかる。

小学校3年生の私が読んだ「ふたりのイーダ」は、
松谷みよ子全集だった。

今回、私が図書館で手に取ったのは、
児童文学創作シリーズである。

書誌の変遷を見ても、あとがきをみても、
この本の初版は1969年であることがわかる。

この時代、まだ戦争のことを自分の記憶として語れる人が多くいた時代、
この作品に語られていることがより実感として感じられる時代に、
この作品は生まれた。

この「児童文学創作シリーズ」が新装版になって、
今も手に取れることは本当に嬉しい。

今回、改めて、この作品を読んでみて、とても新鮮な気持ちになった。

とてつもなく重いテーマを描いているこの作品を、
小学3年の私はどんな気持ちで読んだのだろう。

命を持った椅子が不思議だったのかな?

戦争が悲しく怖いものだと思っただろうか。

そのときは、何も書き残していないから、わからない。

ただ、この全集の中で一番だって思ったことだけは覚えている。

大人になってから絵本や児童書を再読するようになり、
子供はこのテーマが読めたのかな、
これは大人になってから、大人こそ、読む作品だよ
と思ったりすることがよくあったのだけど、
子供でも難しいと思われるテーマの本を読んでおくのは大事なんだなと、
改めて思った。

大人とは違う記憶方法でだけど、大切なことは大切だと、
わかっているから。忘れないから。

『さがしもの』の中に、
本は変わらないはずなのに、時を経て成長していった主人公にとっては、
歳を重ねて本を読むごとに本が違う味わいにみえるという
エピソードが入っている。

今回私は、それと同じことを感じたと同時に、
自分には変わらない部分が確かにあるということも感じた。

今の私は、この本がどういう本だと語る言葉を持ったけれど、
それでもやっぱり心臓を持っていかれる本であったということは
変わらない。

ところどころで、この部分は確かに記憶しているというところが
鮮明につながるのだ。

昔から、ただおもしろいものよりも、悲しいもの、不思議なもの、
そして、垣間見える希望のようなテイストが好きだったのだと思い出す。

そんな風に名づけたことは、今のこの瞬間までなかったけれど、
私の好きなものはみんなそうだったと腑に落ちてしまった。

私がかつて読んだ全集ではたぶん絵はなかったか、
あっても違う人の絵だったと思うのだけど、
児童文学創作シリーズの司修さんの絵は、一度みたら忘れられない。

影のようなデッサンなのだが、
怖くて、悲しくて、濃くて、存在感があって、忘れられない。

絵の中に、確かに思いがある。念がある。

かつての持ち主をずっと忘れずに止まった時間の中で、
主を待ち続けるイスの存在。

愛することをインプットされた『A.I.』のロボットのような悲しさである。

そして、悲しい現実であっても、
なおも、生きる希望を見せてくれたのがこの作品のきらめきだった。

戦争を体験された方は、
絵にもかけなくて、文にも書けないようなことだけど、
21世紀の人たちになんらかの形で伝えることが
20世紀に生まれた責任だと思いながら、
記憶を何らかの形で残してきた。

この作品も、その記憶を語り継ぐものだ。

本という媒体に刻み込まれた命は、
そこに留まらずに流れていくことで、生き続ける。

流れ続ければ、著者の命を超えて生き続ける。

この作品は、何度も読み返したい作品でもあり、
後世の人にずっと読まれていて欲しい作品でもある。

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紙の本

新たな感動

2016/02/05 01:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あられ - この投稿者のレビュー一覧を見る

広島では捕虜になっていた米兵も被爆したということを、わたしはずっと前から知っていたのですが、いつ、どこで知ったのかを思い出せませんでしたが、この本に一言、書いてありました。

私が小学生のときに読んだ本です。親に買ってもらっていたはずですが、引越しを繰り返しているうちにどこかに行ってしまいました。司修さんのこの表紙絵が、強烈に印象に残っています。小学生のときは、とにかく怖かった。再読して、何と緻密な取材の上に成り立っている物語だろうと新たに感動を覚えました。米兵の被爆のことにせよ、「りつ子」さんのことにせよ、松谷みよ子さんは広島で、原爆を体験した人々に話を聞き、(当時はまだ少なかったに違いない)資料を丹念に読み込んで、この物語を書いています。「あとがき」を読むと、松谷さんがいかに「語り部」であろうとしたかがひしひしと伝わってきます。

先日、地元の図書館に立ち寄ったときに表紙を見せて「戦争と平和」の特設コーナーに展示されていて、思わず借りてしまいました。本当は小学生に読んでほしい本です。私が借りていた期間、誰かが読めずにいたのだろうと思うと心苦しいですが、その分、ここにレビューを書いて、誰かがこの本を手に取るきっかけになればと思います。

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2006/12/05 02:41

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2007/01/01 18:21

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2008/02/02 10:24

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2008/11/20 17:49

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2008/12/25 19:43

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2010/02/02 15:50

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2014/04/29 22:46

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2015/08/10 12:17

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