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紙の本
海のふた (中公文庫)
著者 よしもと ばなな (著)
ふるさと西伊豆の小さな町は、海も山も人も寂れてしまっていた。実家に帰った私は、ささやかな夢と故郷への想いを胸に、大好きなかき氷の店を始めることにした。大切な人を亡くしたば...
海のふた (中公文庫)
海のふた
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商品説明
ふるさと西伊豆の小さな町は、海も山も人も寂れてしまっていた。実家に帰った私は、ささやかな夢と故郷への想いを胸に、大好きなかき氷の店を始めることにした。大切な人を亡くしたばかりのはじめちゃんと一緒に…。自分らしく生きる道を探す女の子たちの夏。版画家・名嘉睦稔の挿絵26点を収録。【「BOOK」データベースの商品解説】
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紙の本
よしもとばなな氏の自分らしく生きる道を探す女の子たちの夏を描いた作品です!
2020/08/05 10:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『キッチン』(海燕新人文学賞・泉鏡花文学賞)、『うたかた/サンクチュアリ』(芸術選奨文部大臣新人賞)、『TUGUMI』(山本周五郎賞)、『不倫と南米』(ドゥマゴ文学賞)などの傑作を次々に発表され、海外での評価も高い、詩人のよしもとばなな氏の作品です。同書は、海も山も人も寂れてしまっていた故郷の西伊豆の小さな町をテーマにした物語です。実家に帰った私は、ささやかな夢と故郷への想いを胸に、大好きなかき氷の店を始めることにしました。大切な人を亡くしたばかりのはじめちゃんと一緒に一生懸命生きようとしました。自分らしく生きる道を探す女の子たちの夏を一生懸命に描いた作品です。同書には、版画家である名嘉睦稔氏の挿絵26点も収録されており、文章とともに味わえます。
紙の本
主人公たちが眩しい
2019/01/28 12:38
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
あまり人づきあいが得意でない人が、ちょっと風変わりな「ちょっと苦手だな」と思うような人と、ひょんなことから一緒に暮らし始めて徐々に心が通い合うようになり友達になるという話は、例えば小川洋子氏の「ミーナの行進」や青山七恵氏の「ひとり日和」など、最近の小説の定番なのでラストはどうなるのかはわかっているのだが、さすがによしもと氏の筆力でどんどんと読み進まずにはいられない。のんべんだらりと50年以上過ごしてきた私には主人公とはじめちゃん、この若い二人が「自分らしく生きていきたい」とがんばっている姿は眩しすぎる。ひょっとすると、30年前はこんな気持ちを少しではあるが私も持っていたのかもしれない
紙の本
豊島圭介監督映画化原作
2016/04/04 11:35
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
美しくも寂れてゆく西伊豆の風景が情緒ゆたかだ。肉体的にも精神的にも傷ついた少女の傷は簡単には癒せない。むしろ傷を抱えたまま生きていく姿には共感できる。