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紙の本
サラダ記念日 (河出文庫)
著者 俵 万智 (著)
〈「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日〉――日常の何げない一瞬を、新鮮な感覚と溢れる感性で綴った短歌集。生きることがうたうこと。従来の短歌のイメージを...
サラダ記念日 (河出文庫)
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商品説明
〈「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日〉――日常の何げない一瞬を、新鮮な感覚と溢れる感性で綴った短歌集。生きることがうたうこと。従来の短歌のイメージを見事に一変させた傑作!【商品解説】
著者紹介
俵 万智
- 略歴
- 1962年大阪府生まれ。87年『サラダ記念日』を刊行、空前のブームを起こす。他の歌集に『かぜのてのひら』『チョコレート革命』『プーさんの鼻』『オレがマリオ』など。他の著作に『愛する源氏物語』など。
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紙の本
口語短歌の一つの完成形
2021/07/05 19:38
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:帛門臣昂 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大きな破調や独特な語彙を多用することなく、かくも多くの完成された口語短歌を収めたこの歌集は、歌人にとっては必携の書、短歌愛読者にとっては愛読書に違いない。それが文庫本となっているのだから、買うしかない!
紙の本
1987年に発表され、現代短歌ブームの火付け役となった名作です!
2020/05/26 10:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、俵万智氏が1987年に発表した第一歌集です。発表当時、社会で一大センセーションを巻き起こし、短歌ブームの火付け役となった作品です。同書には、表題作の「サラダ記念日」のほか、角川短歌賞を受賞した「八月の朝」などを含む合計434首が収録されています。同書は、現代歌人協会賞も受賞した傑作で、新しい現代短歌の先駆けとなり、後に続く若手の歌人たちに影響を与えた書でもあります。ぜひ、一度、現代短歌の心を味わってみてください。
紙の本
すごい
2015/12/19 16:11
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しゅーくりーむ - この投稿者のレビュー一覧を見る
たわらまちさんの歌集です。わたしは、短歌が好きで、たわらまちさんの作風が、とてもすきです。日常のちょっとしたことを、センスのあふれる短歌にしています。
紙の本
サラダ記念日
2023/03/19 12:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日
これはあまりにも有名。だけれどつい口ずさんでしまう歌。
「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいる暖かさ
「寒いね」とメールが来ると、この歌をそのまま返していた。
それほどはまった歌。
紙の本
身近に感じられる短歌
2001/11/30 23:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まつもと - この投稿者のレビュー一覧を見る
「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日。あまりにも有名な歌集「サラダ記念日」。俵万智さん20代前半の作品です。5・7・5・7・7わずか31文字に込められた作者の思い。情景がありありと目に浮かんできます。短歌をより身近に感じさせてくれた本書には,ジーンと胸を熱くするもの,ほほえましいもの,日常のいろんな思いがつまっています。ゆるやかな時間の中でじっくりと味わいたい1冊です。
紙の本
この本がいいねと君が言ったから
2001/02/13 21:05
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にむまむ - この投稿者のレビュー一覧を見る
発売された当時にはあまりに新感覚だのなんだかなんだともてはやされすぎて、読んでみる気になれなかった。今改めて手にとってみると、たしかに古典的な文体に世相を乗せる技術や、少ない文字に感情を載せる難しさや楽しみなど、学校で古典的な作品にしか触れていないと世界観を掴むのは大変なのでしょうが、この本のように新しい唄人が出てきて評価を受けたことは非常に良いことだと思う。言葉の使われ方が乱れてきた昨今だからこそ、この本の再評価はされるべき物ではないでしょうか。