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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.5 6件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.12
  • 出版社: 国書刊行会
  • サイズ:20cm/443p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-336-04506-2
  • 国内送料無料

紙の本

高い城・文学エッセイ (スタニスワフ・レムコレクション)

著者 スタニスワフ・レム (著),沼野 充義 (ほか訳)

ナチスドイツ侵攻前の古都ルヴフで医者の家庭に生まれ、ギムナジウムに通いながら発明と読書に明け暮れた少年時代。その驚くべきエピソードを綴った濃密な自伝的小説「高い城」と、論...

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高い城・文学エッセイ (スタニスワフ・レムコレクション)

税込 3,080 28pt

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紙の本
セット商品

スタニスワフ・レムコレクション 全6巻 6巻セット

  • 税込価格:17,600160pt
  • 発送可能日:購入できません

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商品説明

ナチスドイツ侵攻前の古都ルヴフで医者の家庭に生まれ、ギムナジウムに通いながら発明と読書に明け暮れた少年時代。その驚くべきエピソードを綴った濃密な自伝的小説「高い城」と、論争的エッセイの数々を収録。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

高い城 芝田文乃 訳 5-159
偶然と秩序の間で 沼野充義 訳 163-192
SFの構造分析 沼野充義 訳 193-206

著者紹介

スタニスワフ・レム

略歴
〈レム〉1921年ポーランド生まれ。ヤギェウォ大学で医学を学ぶ。「金星応答なし」で作家デビュー。最高のSF作家の名をほしいままにする。著書に「ソラリス」など。

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みんなのレビュー6件

みんなの評価4.5

評価内訳

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  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

人類の宿題

2006/06/24 12:19

5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

 どうやら僕達は、大変な仕事を背負ってしまった。この3月、自身が描いた超知能「GOLEM XIV」そのままのように彼方へ飛び去ってしまった、レムという巨大な業績の塊を総括、いやまず理解しなくてはならない。1950年代から、未知の宇宙に迷い込む者達を描き続け、人類の、そう我々人類の、知性の極限を探究し続けた作家ではないだろうか。
 本書は作家活動の中期以降の自伝と評論集で、レムの作品を読み解く材料であろうとともに、それだけでも十分に興奮を味わえてしまう。盛り沢山すぎて一言ではまとめられないが、とにかく感嘆の連続に見舞われた。
 ナチス侵攻前の少年期について語った「高い城」では、自伝に何を書くか(そして書いた)、自伝を書く意味は、そして書くと言うことの虚構性とは、と結局はそのフィールドに気持ちが常に向いていることが告解されて面白い。文芸論は、ドストエフスキー、ナボコフ、ボルヘスらへの熱烈な偏愛と、既存の文芸評論の論理性や西欧商業主義への辛辣な疑義、ウェルズ、ストルガツキー、PKディックに対する愛おしさ、大局的であり同時に緻密、つまり論理と言語で表される至上のドラマを、これらは構成しているように感じてしまう。
 正直のところ今にして思えば、十代の頃にレムの本を読んだときは、まあまあ面白いし、傑作と言われてるからそうなんだろう、といった程度だった。20代になって、どうもこれは他のSF作家とは違うらしいと薄々感じ始めて、20代後半になって多少は諧謔や絶望感も読み取れるようになった。それが今こうして、文学観と創作の秘密をと文学観を明らかにされてしまうと、高峰であった作品群はさらに大きくそびえ立ってきたように見える。
 ポーランドという社会主義下での活動、遠く離れた西欧の活発な動きから隔たったジレンマ、その中でもっとも人類から遠い地点に到達した力も解明しなくてはならないし、僕たちがそこから何を汲み取るのかも評価しなくてはならない。
 HGウェルズに対し、小説で世界を変えられると思っていたと評している。ではレムはどうだったのだろう(真剣な謎)。ウェルズもレムも僕を変えた。レムも多くの文学により変わった。どれだけの人がレムで変えられてしまったのか、変えていくのか、知りたい。

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紙の本

レムに『魔法少女まどか☆マギガ』の感想を訊いてみたいところ。

2023/02/28 18:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:L療法 - この投稿者のレビュー一覧を見る

『高い城』は幼い頃の回想記。
悪戯盛りの幼年期、ギムナジウムの少年期、そして戦争。
高い城は地元の城跡であり、近くには低い城もあるが、この階層の、記憶の、棲まう場所のことだろう。
レムは高い城を覗き込む。
お菓子の匂いがするような幼年期の記憶は、触れるものを確かめていくようで、饒舌。
世界の捉え方を学んでいく過程にある。
一方、ギムナジウムに入ると、家庭の枠組みを超えて、社会というものが視野に入ってくる。
他者との関係性もチラチラ出てくるが、レムはあまりそう言ったことを覚えていないようだ。

ナチスは、鉤十字と模型の形で姿を現す。
(戦争はすでに予告されている)
レムは自動車の運転方法を知ったばかり。
世界は、甘い香りに包まれたものから、黒い煙に覆われたものへと変わっていく。

レムの幼き日に、ヨーヨーがあったことが意外。
私の記憶では、ヨーヨーはコカコーラと結びついている。

レムはシステムの創作を始める。
証明書と手続きに覆われたシステム。
それは高い城だ。
この城を高く築き上げたのは、12歳であったという。

高い城=官僚システムをギムナジウムで構築するのと並列して、自宅では工学的な試みに熱中する。
かなり頭がいい。つまり、好奇心が強い。

芸術についてのちょっとした考察(それは幼い頃の記憶ではない)と、旧式だとは知る由もない軍事教練の記憶が綴られた後、この文章は閉じられる。
ヨーロッパの一人称アニメのように、レンズが移ろい歩く。

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2010/06/26 11:27

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2011/08/09 20:52

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2015/04/01 22:53

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2020/05/06 18:57

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