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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 13件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.10
  • 出版社: マガジンハウス
  • サイズ:20cm/201p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-8387-1466-1

紙の本

若かった日々

著者 レベッカ・ブラウン (著),柴田 元幸 (訳)

子供の頃の水の記憶、同性の先輩への憧憬、母の死、父との葛藤。遠い記憶、哀しみ。家族と私の物語…。かつて経験した強烈な瞬間を、激しい幻視力によって生き直した、レベッカ・ブラ...

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若かった日々

税込 1,760 16pt

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商品説明

子供の頃の水の記憶、同性の先輩への憧憬、母の死、父との葛藤。遠い記憶、哀しみ。家族と私の物語…。かつて経験した強烈な瞬間を、激しい幻視力によって生き直した、レベッカ・ブラウンの自伝的作品集。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

天国 9−12
見ることを学ぶ 13−19
暗闇が怖い 21−32

著者紹介

レベッカ・ブラウン

略歴
〈ブラウン〉1956年米国生まれ。作家。「体の贈り物」でラムダ文学賞、ボストン書評家賞、太平洋岸北西地区書店連合賞受賞。著書に「私をここにとどめておくもの」「犬たち」など。

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みんなのレビュー13件

みんなの評価4.2

評価内訳

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  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

自伝、て短絡するのはフツーの読者で、学者さんはこれをフィクションとして読むこともあるらしい。ふーん、でも自らのレズビアン的傾向を知るあたりの話は、文句なしにいいです

2005/08/11 19:51

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

絶対に読んだことがある、たしか『トラベリング・パンツ』の作者がレベッカ・ブラウンだった。でも、なんで柴田元幸が訳す???ま、いいか、『トラベリング』の姉妹篇なら読まなくても損しないし、そう思って手にとることもしなかった本です。そう、勘違いですね。なんたって『トラベリング』の作者はアン・ブラッシェアーズですから。
結局、私の勘違いとうことで、けり。レベッカ・ブラウンは1956年アメリカ生まれの女性作家だそうです。この本の原題は、The End of Youth、訳は柴田元幸、装丁は坂川栄治+田中久子(坂川事務所)、装画 小池アミイゴ。うん、なんだかモンゴメリ『赤毛のアン』シリーズみたいなカバーですよね、そんな気がしません?それに小池アミイゴですからねえ、ダンナー・・・
さて内容です。私はあっさり自伝として読み終えてしまいましたが、柴田の文章を読んで、そうではない可能性があることを知り、うーん文学者って大変だな、と思いました。眼光紙背に徹するてやつですかね、そこまでしなくても文学は楽しめるとは思うんですが。でも、柴田さんの訳文は、知人の画家さんが褒めるだけあって、浮ついたところがなく、それでいて衒学趣味に陥ることもなく、学者臭さもなくていいものです。
最近、自分がよく考えるようになったのが「天国 Heaven」、生まれたとき、自分が斜視だったことを明かす「見ることを学ぶ Learning to See」、眠っている時、知らないうちに大声を出している、そんな経験が母から子へ、子から孫へと繋がって「暗闇が恐い Afraid of the Dark」、父親との確執が明らかにされていく「魚 The Fish」。
サマーキャンプで自分の中にある性向に気づく「ナンシー・ブース、あなたがどこにいるにせよ Nancy Booth、Wherever You Are」、学校生活と同性愛的な気分「A Vision」、家族全員が煙草に親しむ我が家の喫煙史「煙草を喫う人たち The Smokers」、家族のことを顧みることなくいつも自分の思いだけで生きてきた父親の「自分の領分 An Element」。
死を迎えようとする母から漏れるのは「息 Breath」、亡くなった母の体を取り囲んで家族が交す最後の言葉「母の体 My Mother’s Body」、若くない自分のあがき「私はそれを言葉にしようとする Description of a Struggle」、今の自分の中にある母と父、嫌でも出てくる遺伝的なものは「受け継いだもの Inheritance」、もはやそこにないもの。かつてあったけれどもういまははないもの「そこに There」、最後に柴田元幸の訳者あとがき、という構成です。
全体としては、両親の影が圧倒的な内容で、しかも身勝手な父親への憎しみというか怒りが溢れています。はっきり言いまして、今でも地方なんかにいるタイプの愚かな父親ですが、正直、屑ですね。でも、自分だって屑の子供であるわけで、その折り合いがついていくのが基調にあるわけです。エラソーに書いてますが、私だってゴミの子ですからね。
それが柴田のいう「父親を許す」ということになります。和解ではないのですね。何故って、自分が相手を許せるようになったときには、父は逝ってしまっていますから、ここはあくまで許す、です。でも、読んでいて最もわくわくしたのは、たった二篇「ナンシー・ブース、あなたがどこにいるにせよ」と「A Vision」で、自分の中にあるレズビアン的なものに気づいていく、そこでがいいです。とくに、連絡が取れなくなって久しいナンシーへの呼びかけは、父親への思いを超えた人間としての感謝の気持ちが現れていて、美しい、と思います。

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紙の本

きわめて個人的なくせに妙に一般的な記憶

2004/11/26 23:36

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yama-a - この投稿者のレビュー一覧を見る

 きっと眼がいいんだね。いや、耳もいい。それに鼻も、舌も、皮膚感覚も。レベッカ・ブラウンという人は僕たちが見過ごしたり、聞き逃したり、肌で感じられないまま通り過ごしてきた多くのことをしっかり感じ取って来た人だ。でも、ただ感じ取って来ただけではなくて、頭の中にそれをしまっておく居心地の良いスペースがあるんだ。いや、それだけでもない。彼女は「若かった日々」の記憶をそのまま紙に書き写して小説を完成したのではないだろう。それは単純な記憶ではなく、熟成された記憶である。必ずしも彼女の実体験ではないかもしれない。それは実体験から拡充された、芳醇で繊細な記憶である。きわめて個人的なくせに妙に一般的な記憶なのである。
 ずっと気になっていた作家ではあったのだが、僕は病気とか肉体的苦痛とかというテーマが苦手なのでずっと読むのを躊躇してきた。漸くそういうテーマから離れ、少女時代のことや自分と父母との関係、同性愛への目覚めなどについて書かれた、この13編からなる連作短編集を初めて手に取ったのである(最後のほうでやはり「病気もの」が出てきて困惑したけれど)。
 読んでいて「これは僕には書けないな」と思わせる小説だ。この繊細な1行1行はとても書けないよ。ものすごくプライベートな想い出なのに、なんだかじんわりと染み込んで来る。なんとも言えない読後感がある。ため息。
 で、最後まで読み通したあとに訳者あとがきがある。「柴田元幸って、ホントにいい読み方するよなあ」と、ここでまたため息をついてしまうのである。

by yama-a 賢い言葉のWeb

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紙の本

自らを振り返って

2018/05/24 04:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

精神的にも肉体的にも幼かった、若き日の著者の姿が思い浮かんできました。両親との葛藤を乗り越えていく様子が感動的でした。

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2005/04/12 22:50

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2006/05/29 00:14

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