電子書籍
これは限りなく現実に近い危機だ
2021/01/26 22:00
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投稿者:future4227 - この投稿者のレビュー一覧を見る
完結編。空母の有る無しで軍事的にも外交的にも優位性が大きく変わってしまう。そういう現実に一石を投じる作品。日中両国とも敵機は撃墜しても、パイロットは救助するという紳士的な軍隊で良かった。日米安保、自衛隊、憲法改正、核兵器の賛否などの諸問題をそろそろ真剣に議論すべき時に来ていると思う。
紙の本
「世界が目撃し確認することになるのです、この戦闘の終結を」
2020/07/17 10:55
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投稿者:きん☆ぎん☆すなご - この投稿者のレビュー一覧を見る
多良間・与那国両島の奪還作戦も見たかった気がしますが、空母対空母の空中戦がメインの物語だからしょうがないか。ちょっと、きれいにまとめ過ぎな感じです。陸戦は人死にが出るし、きれい事では済まなくなるしなぁ。
紙の本
これでいいのか?
2020/07/01 08:14
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投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
終わり方があまりにもおとなしすぎて若干欲求不満気味だが、市民の発言や市民のための戦いという日本人にも理解しやすい部分もあったことは確か。GGに期待しよう。
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空母いぶきが擁する第5護衛隊群に迫る魚雷! そこから始まる逆転劇。中国軍はいぶき撃沈を目指すが、日本国自衛隊は敵戦力の無力化を目指した。両軍死傷者を出したが、結果的に戦争に発展しなかったことを幸いとするしかないだろう。死力を尽くした艦長同士が理解し得る結末となった。
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この漫画の映画化には心底期待していただけに、残念な作品になっていた。この映画の影響が漫画に影響しないかとても心配していたが、その心配は稀有に終わった。
きっちり、落とし前をつけた自衛隊。カタルシスを味わえるエンディング。
これで完結。と思いきや、空母いぶきGREAT GAMEという続編なの?という新作も同時に発売されているので、買わざるを得ない。
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最終巻。前巻から、ずいぶんかかったなあ。こんな風に現実も進めばいいのだろうけど。実際、どうなるんだろう。
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空母いぶき最終巻
2週間の日中軍の先島諸島紛争が終結
これしかないという予定調和で進んでいく
いぶきのF35が広東の甲板攻撃に成功。広東の空母機能を奪う。
空に取り残された殲20機余りを石垣空港へ着陸させて、中国の敗北を認めさせて休戦協定へ。
(与那国島、多良間島、尖閣諸島も解放)
でも、いぶき艦隊の勝因として、
①僅かに性能が上回った装備(F35B、イージス艦)、
②艦隊練度(潜水艦けんりゅうは、練度しか上回っていないがジョーカー的活躍だった。最終巻は出番なし)
この作品は、中国軍の物量に、①②でかろうじて勝利したというのが、ひねりがない純粋なプロット。
というか、いぶきの甲板に結局傷一つつかなかったことが、この作品のリアリティのないところ。
将来に渡って
「最新鋭の軍備を常に保持更新」
「自衛隊の訓練も怠らない」
ということが必要となる。前者はきついな。
本作では意図的に排除された、米軍との関係性や、いぶき級の空母の複数保有もポイント
(後者は現実が追い付いてきているかな)。
前者は、トランプさんの交渉材料だし、いずれにせよ、お金がかかるよね。
また、作中の殲による宮古(下地)空港爆撃は、易々とやらせちゃだめだね
先島諸島の防衛拠点だからね。
でも、離島防衛って難しいね。本作序盤の中国軍の攻め手(与那国島のレーダーサイト破壊、空港占拠、一般市民軟禁)これを2,3の島で同時にやる。は参考になるのでは
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【あらすじ】
近未来軍事物語、堂々の完結!!!
「いぶき」を襲うのは孅20から投下された多数の魚雷!!護れるのかーーー!?一方、「広東」艦隊に空戦をくぐり抜けたF35が突入…!!一撃を加えられるのか!?尖閣を巡る長く猛き戦闘の決着とは…!!
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
現在も揺れる尖閣問題。近い将来に起こるかもしれない中国との衝突・戦闘を描いた緊張感あふれる物語、完結です!
一番強く感じたことは、何事も「人vs.人」であるということです。「国vs.国」「組織vs.組織」「人種vs.人種」等、世の中には一括りで捉えられがちな争いごとがたくさんありますが、結局のところ、その争いの最先端に立たされているのは一人ひとりの「人」であり、それぞれに思想や事情があるということを忘れてはならないと思いました。要は、味方や相手を大きな括りで考えてしまうと、自分が何者なのか、どうありたいのかもわからなくなってしまうということです。最終巻の「国民を守らぬ軍は脆い」というセリフが、それを一番端的に表していると思いました。
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軍事的な知識が乏しい自分ですが、入り込めた。
日本に生きていて、自衛隊が身近にあって、なんとなく戦争はしないだろうと思っていた。
なんかあったらアメリカごなんとかするから大丈夫だろうと。きっと多くのひとがそう思ってるのかと思う。この漫画はそんな人の心を揺さぶる。
日本の近くには中国などがぐんぐん軍備を拡大させてる。そんな中日本はどう生き抜く?
なんもしないのは甘えだ。
何かを守るには犠牲にしなきゃならない時もある。もっと軍事的なことに敏感になって、もしもの時の立ち振る舞いを考えて行かなきゃな。
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尖閣諸島の仮想戦闘。リアル。本当に起こり得ない未来と言えるんだろうか。
コミックの最後数ページがカラーになってて、二人の兵士の邂逅が描かれている。この感じ、手塚治虫のアドルフに告ぐを思い出した
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・97 迫水についた2機。僚機は周囲を警戒しないといけないのですが。
・99 F-35BJが飛行甲板を掃射するのはいいけど、あんなに弾を積めましたっけ?
・101 石垣への中国機着陸。さすがに日本機のエスコート付き。
・102 広東の甲板で日中の艦長が対峙するところ。間にあった甲板の破孔は、戦禍の象徴ですかね。着艦システムは軍事気密なので、まずありえないと思いますけど。
・最終 戦争ではないけど、戦後処理は米軍も噛んでくるから揉めると思いますが、逃げましたか。
やっぱり、戦争は避けなければという、凡庸な感想。
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あくまでも敵空母を撃沈せずに空母機能を消失させる戦闘終結やり方は、自衛隊らしい終わり方でした。実際は漫画のようにいかないとは思うが、尖閣諸島が緊迫しているだけに読み応えのある漫画でした。続編も読んでみたい。
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とてもいいクライマックスでした。
13巻で完結してしまうのが、少し物悲し気持ちもありますが、とても良かったです。
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ウクライナとロシアと同じ状況が尖閣諸島付近で、日本と中国の紛争が発生したら一体どうなるのか、軍事と政治と両面からみっちり描く。かわぐちかいじ先生の剛腕ぶりがいかんなく発揮されており圧倒される。
現実ではその前に台湾がどうにかなってその際に米軍が介入するような気もするのだけど、すごかった。すっごく面白い。
中国海軍が自衛隊を何も考えずに攻撃するのに対して、自衛隊は極力人命を損なわないように、攻撃力のみを無力化するよう気づかいながら戦い、そんな神業ぶりも描かれる。片手で戦っているようなもので、非常にバカにした態度にも思える。
ロシアの例を見るにつけ、いったん戦争が始まったらなりふり構わず、国際的な批判などお構いなしで病院や保育園や学校を攻撃するのが現実だ。この漫画での中国もかなりジェントルなのだけど、現実はもっと恐ろしく悲惨なことが起こるだろう。
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戦闘シーンはハラハラドキドキで緊迫感があった。秋津艦長、最後までカッコ良すぎ。後は政治的にどう解決してくれるかだけど、現実にはあんなにあっさり中国軍が退くわけないだろうね。