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紙の本
ドイツ・ナショナリズム 「普遍」対「固有」の二千年史 (中公新書)
著者 今野 元 (著)
【サントリー学芸賞政治・経済部門(第44回)】欧州で主導権を握るドイツ。だが、「普遍」的価値観に照らした「正しさ」を他国にも求める姿勢に対して、英仏など周辺国からの反撥は...
ドイツ・ナショナリズム 「普遍」対「固有」の二千年史 (中公新書)
ドイツ・ナショナリズム 「普遍」対「固有」の二千年史
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商品説明
【サントリー学芸賞政治・経済部門(第44回)】欧州で主導権を握るドイツ。だが、「普遍」的価値観に照らした「正しさ」を他国にも求める姿勢に対して、英仏など周辺国からの反撥は根強い。二千年にわたる歴史を繙き、ドイツはいかにして「ドイツ」になったのかをさぐる。【「TRC MARC」の商品解説】
アメリカの世界覇権が陰りを見せるなか、欧州で主導権を握り、存在感を増すドイツ。しかし英仏など周辺国からの反撥は根強い。そこには経済をはじめとする国力の強大化への警戒感だけでなく、放漫財政を指弾し、難民引き受けや環境保護を迫るなど、他国にも西欧的=「普遍」的価値観に照らして「正しい」ことを求めるドイツの姿勢がある。二千年にわたる歴史を繙き、ドイツはいかにしてドイツとなったのかをさぐる。【商品解説】
著者紹介
今野 元
- 略歴
- 〈今野元〉1973年東京都生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。愛知県立大学外国語学部教授。著書に「マックス・ヴェーバー」「多民族国家プロイセンの夢」など。
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紙の本
ドイツをより深く知りたい人向け
2022/03/13 17:57
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Kusukusu - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近のメディアや知識人によるドイツ礼賛の背景を知ることができるかと思い、購入。予想以上に内容が濃く、自分の知識不足もあり、全てを理解できたわけではなかったが、ドイツという国がどのように成立し、二度の大戦での敗北や東西分裂、再統一という激動を経て、現在のように国際社会の中で在感を高めるようになっていったのか、またそれ故に国内外の一部から反発を買うようになったのかについて非常に詳しく書かれていて、興味深かった。
ただ、著者が目指したというドイツ史叙述の用語改革については、個人的にはあまりなじめなかった。研究者間での議論ならともかく、一般読者を対象とした本でこのような内輪の論理ととれるようなことをされるのはあまり好きではない。この点が☆-1。
紙の本
英仏独、どの国が欧州のリーダー?
2022/03/06 19:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
各章の副題がいい、第一章から順に、発展、抵抗、萎縮、再生、そのタイトルだけでドイツの歴史が見えてくる、鮮やかな復活を遂げたように思えるドイツにも移民問題や難民問題というハードルがある、と、いっても、私には過去の歴史に蓋をしている英仏よりも欧州のリーダーとして独の方がふさわしいと思える
紙の本
ドイツの歴史本
2021/12/01 09:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドイツの歴史を時系列的に、忠実に再現した1冊です。
読み甲斐がありました。紙幅が326頁と厚いですが、興味をもって比較的短時間で読み切れました。