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紙の本
老いへの不安 歳を取りそこねる人たち (中公文庫)
著者 春日武彦 (著)
歳をうまく取れないために生じる恥、勘違い、いかがわしい振る舞い…。老人たちの不安に向き合ってきた精神科医が、臨床現場と数多くの文学作品のなかに、身につまされる事例や望まし...
老いへの不安 歳を取りそこねる人たち (中公文庫)
老いへの不安 歳を取りそこねる人たち
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商品説明
歳をうまく取れないために生じる恥、勘違い、いかがわしい振る舞い…。老人たちの不安に向き合ってきた精神科医が、臨床現場と数多くの文学作品のなかに、身につまされる事例や望ましい「年寄り」の姿を探る。【「TRC MARC」の商品解説】
よく老いることは、むずかしい。「若さという神話」への無自覚で強迫的な執着は虚しい。ならば、望ましい「年寄り」のモデルはあるのか? 歳をうまく取れないために生じる恥、勘違い、いかがわしい振る舞い。老人たちの不安に向き合ってきた精神科医が、臨床現場での知見と数多くの文学作品の読解をもとに、老いゆく人の心に迫る。哀しくもおかしな老いの見本帳。〈解説〉宮沢章夫【商品解説】
著者紹介
春日武彦
- 略歴
- 春日武彦
一九五一年、京都府生まれ。日本医科大学卒業。医学博士。産婦人科医を経て精神科医に。精神科専門医。都立中部総合精神保健福祉センター、都立松沢病院精神科部長、都立墨東病院神経科部長などを経て、現在、成仁病院院長。臨床の傍ら専門書・一般書・書評などの執筆を旺盛に続けている。著書に『幸福論』、『援助者必携 はじめての精神科』、『鬱屈精神科医、占いにすがる』『鬱屈精神科医、お祓いを試みる』など多数。
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人の振り見て我が振り直せ
2021/06/19 18:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ツクヨミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
接客のパートしていて、老人にも色々あるのは身に沁みしている。フレンドリーでにこやかなお客様も居れば、意味もなく不機嫌で、店員をストレス発散の対象にしているような人もいる。無暗に威張ってるジジイとか、嫌みなババアとか…って気が付きゃ自分もいいババア。働いている時にジジイのお客様に「くそババア」と言われ、内心「おめーより俺の方がずっと若ぇよ!」と思いつつ、頭に来て店長を呼んだこともあったっけ。ビニール袋をもらっていいか?と言うので「どうぞ」と応じたら、全部持って行った爺さんも居た。ああ、老人は嫌だ。あんな風になりたくない。
でも自分も既にある程度ババアなのだから、そういった下品な老人にならないように気を付けなければならない。
春日先生ありがとうございます。勉強になりました。
紙の本
精神科医が老いゆく人の心に迫った、哀しくもおかしな老いの見本帳とも言える一冊です!
2020/08/27 10:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、医学博士で、精神科医として、『幸福論』、『援助者必携 はじめての精神科』、『鬱屈精神科医、占いにすがる』、『鬱屈精神科医、お祓いを試みる』など多数の著作をもっておられる春日武彦氏の作品です。同書では、まず最初に「よく老いることは、むずかしい」という言葉が目につきます。そして、「若さという神話」への無自覚で強迫的な執着は虚しい、と続き、ならば、望ましい「年寄り」のモデルはあるのか、ということを自問されます。歳をうまく取れないために生じる恥、勘違い、いかがわしい振る舞いなどを具体的に挙げながら、老人たちの不安に向き合ってきた精神科医が、臨床現場での知見と数多くの文学作品の読解をもとに、老いゆく人の心に迫っていきます。哀しくもおかしな老いの見本帳とも言える一冊です。老後を迎える方には、ぜひ、読んでいただきたい一冊です。
紙の本
還暦プラス2
2021/02/23 09:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さたはけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
週刊誌の広告を見ても、終活やら相続だとかの見出しに目が行くことが多くなりました。まだまだ若いと思っているつもりでも、やはり老いを感じる年齢となって、何か参考となる本を探していたところ、このタイトルに出会って読み始めています。
紙の本
歳を取る覚悟
2020/04/27 17:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
巷にはびこる、アンチエイジングへの批判が痛烈です。年齢を重ねることによって、人間的な深みを増していくことを心がけたいですね。
紙の本
読みやすい、って大事
2019/08/18 01:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:2010ri - この投稿者のレビュー一覧を見る
仕事をしてると難解な文章と対峙する力を常時出すのは難しい。
春日さんの文体は性に合うのか理解しやすく、つい手に取る。
かなりユニークな切り口で、クセもお有りだが、自虐的な雰囲気もあり私は好意的に読めた。
何より変化の年齢に直面した戸惑いや懊悩が、今自分もその入り口に来て、また親がまさに渦中であったため考え感じる部分が多かった。
更に偶々、この本を読んでいた時にアメリカンアニマルと言うこちらは青少年が大人になる過渡期の懊悩を描いた映画を見て人間の成長って微々たるものかも、と変に染み染みしてしまった。