祝福された吸血鬼 （キャラ文庫）

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投稿者：あひる　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

アウロラとフロースの関係性が面白い。どんなに誘っても鈍いアウロラには暖簾に腕押しというか無意味。なのに色気を醸し出す上に、自分の美貌に無頓着で無防備なアウロラにハラハラしきりのフロース。アウロラのためにいろんな意味で奔走する美丈夫にも注目。絡み合う運命の糸が解かれていく様も魅力の一つであり、ＢＬが苦手な人にも十分楽しめるのではなかろうか。読後の爽快感もあるため、是非手にとって欲しい作品だ。あなたの大切な一冊になるはず。

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投稿者：KIKI　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

吸血より魔法のが登場頻度が多かったけど、設定もしっかり描かれてわかりやすく良かったです。
この作家さんのいつもの狂気攻めではなく、執着年下攻めというかんじですが、受けを一途に想う所はいつもと同じで萌えました。ファンタジー好きにはストーリーや恋愛系、どっちも楽しめる作品で満足でした。

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投稿者：はまち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

吸血鬼ってツンなイメージだったので、こんなに可愛らしいキャラクターだとは意外でした！子供の頃の悲劇のせいで、なかなか本音を出せない彼にイライラさせられました(笑)が、それも楽しめました。

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

意に反して吸血鬼（ナハツェール）にされた受けのお話。

ネタバレがあります。

強大な魔力を持ち、不老不死の吸血鬼にされて長い時間を過ごしていた受け（外見は弱冠17歳）がある日、美少女と見間違える14歳の少年（のちに攻めとなる）を拾います。

事情があって警戒していた少年は、実は王位継承争いで国を追われた王子だったのですが・・・

己が吸血鬼であることに受けは自己嫌悪を抱いていましたが、正体を知っても懐く少年に請われ、そのまま同居することに。そして五年後。美少女のようだった少年は、口も達者で立派な青年（攻め）へと成長したのです。

その頃になると、攻めの支援者が迎えに来たり、後継者問題もまだ火種がくすぶっていたり、受けが吸血鬼になった過去や、受けの家族や滅亡した祖国のことなど様々な事態が動き出します。

全てが解決した時、受けが吸血鬼になったところから攻めとの関係が、まるで１本の糸のように繋がっていたとわかって、因縁のようなものを感じました。

悲しい過去がある受けですが、育ちの良さから天然で素直なのが救いです。良かれと思って霊薬を飲ませるのに拒絶されるくだりは、もはやお約束（笑）。

また、虎視眈々と受けを自分ものにしようとしていた、攻めの我慢強さに拍手を送りたいです。こっそり外出して脱☆童貞していたことは許そう（笑）。全サより。

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投稿者：さなにょろ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

宮緒センセの作品ですが、ねっとりした執着はありません。
ちょっぴりコメディが混じっているところもあり、クスと笑えます。
あ、受けへの気持ちをずっと抱えてきたという意味では、執着攻めかも。

受けを吸血鬼にしたラルウァの気持ちを知りたいなーと思いつつ読み進めていたら、最後の最後にそれが書かれていました。満足です。

巻頭にカラーイラストがあります。表紙とは別に。
読む前は、どれが誰なんじゃ！とわかりませんでしたが、読後はフムフムと納得。
美麗なイラストです。

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投稿者：黄梅　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

初めてで読む作家さんでした。ティイールは好きでしたが、結末が受け付けられず、消化不良な……。でも王女ヘルガは大変かっこよかった。

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投稿者：こよ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

吸血鬼に似た設定で天使のように清らかな永遠の命を持つ受けちゃん、魔の森に逃げてきた男の子の攻めを5年育てたらなんか立派な攻めになってて…みたいな話です。宮緒先生なのに、サラッとしててあんまり狂ってなかった、宮緒先生なのに…？みたいな感じです