万華鏡の女 女優ひし美ゆり子 （ちくま文庫）

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投稿者：ロンバルド　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

特撮ヒーロー物のヒロインのハシリの様なアンヌ隊員。全身のフォルムといいダンとの絡みといい何とも言えない懐かしさを覚えます。

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投稿者：エムチャン　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ひし美ゆり子さんというと、ウルトラセブンです。なんとなく、アンヌ隊員とモロボシダンが、恋愛っぽくなっていったのを懐かしく思いました。二、三年前、NHKラジオに出て、当時のエピソードを語っておられましたが、出演は突然、アンヌ役の人がおりて、ひし美さんに回ってきたそうで……

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投稿者：おじゃもんくん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

最近、ウルトラシリーズの本が多く出ている。
本書は、2011年に出た単行本「万華鏡の女・女優ひし美ゆり子」の文庫化し加筆した本である。

リアルタイムで見た「ウルトラセブン」のアンヌ隊員。
子供達に絶大な人気があった、作品ウルトラセブンだったが。
東宝怪獣映画や「ウルトラQ」「ウルトラマン」を見ていた私からすると、特撮セットシーンが少ない作品に少し幻滅していた。
また、アンヌ隊員の演技不足も不満だった。
その為、「ウルトラセブン」の後半は見ていない作品が多く。
久々に見たら、注射器(の改造物)や日用品(の改造物)が宇宙船として空を飛び。
メチャメチャ幻滅していた記憶がある。
再放送等で、やっと全作品を見たんですねぇ。

そんな作品の女優に興味を持ったのは、映画作品を観てからなんですねぇ。
昭和47年公開の「地球攻撃命令ゴジラ対ガイガン」と公開からだいぶ遅れてオールナイトで観た「ポルノ時代劇忘八武士道」あたりですか。

前置きが長くなりましたが、本書を手に取ったのは女優ひし美ゆり子が歩んできた道がスクリーンの後退から電脳世界への広がりに掛けて。
の部分でしょうか。
体育女子が、映画絶頂期に東宝にスカウトされ。
映画が娯楽の王者から落ち目の時に、テレビ映画の「ウルトラセブン」のヒロインに抜擢され。
このアンヌ隊員役も、別女優が決まっていたが映画出演の為ピンチヒッターで投入され。
すでに始まっていた現場で四苦八苦。
(そりゃあ、演技もなかなか出来無いわなぁ)
その後東宝も営業不振になり、契約が切られて流浪の道へ。
テレビドラマに主軸を移しつつ。
邦画界は不振の中で、ピンク映画に活路を見いだし。
その中で、お色気・ヌード等の作品出演に流され。
結婚で引退するが、助演の声がかかり続け。
インターネットの時代も、ファンの集いやネット内で活躍。
日本の映像の移り変わりの体験談。
とても楽しく読めました。

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投稿者：ぽぽ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

とても懐かしくて泣きそうになりながら見させていただきました。今みても色褪せないぐらい美しくて、子供の頃には気がつかなかった美貌を今改めて凄いです。