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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/11/29
- 出版社: 日経BP日本経済新聞出版本部
- サイズ:21cm/557p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-532-17710-2
読割 50
紙の本
人口戦略法案 人口減少を止める方策はあるのか
著者 山崎 史郎 (著)
コロナ禍で出生数の急減が進む。我々は手をこまねき、「小国」になっていくのか。日本再起を目指す者たちの戦略と苦悩を通じ、人口減少問題の現状と解決策を小説スタイルで描く。【「...
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商品説明
コロナ禍で出生数の急減が進む。我々は手をこまねき、「小国」になっていくのか。日本再起を目指す者たちの戦略と苦悩を通じ、人口減少問題の現状と解決策を小説スタイルで描く。【「TRC MARC」の商品解説】
本書はフィクションである。だが描かれる世界は、すべて現実だ――。
人口急減の深刻な現状、抜本解決の途を小説スタイルで説く衝撃作。
「『小国』に向かう日本」――。海外のシンクタンクが、日本政府の「一億人国家シナリオ」を非現実的とするレポートを公表した。危機感を抱いた内閣府の百瀬統括官や野口参事官は、人口問題の現状分析と解決策の策定に動く。そこで明らかになるのは、日本の人口問題のあまりに深刻な現状と、解決の難しさだった。
政府内に設けられた「人口戦略検討本部」は、多くの識者の意見を聞き、また議論を重ねて抜本的な改革案を得る。実現に向け法案成立に動き出すが、そこには様々な障害が立ちはだかり……。
「ミスター介護保険」とも呼ばれた著者が、豊富な政策現場の経験をベースに、人口問題を真正面から論じる、あまりにリアルなストーリー。人口急減の危機に直面する日本人に、厳しい現実を突きつけるとともに、未来の希望を提示する。本書で提案する、恒久的な財源のある分配政策、「子ども保険」構想とは何か。【商品解説】
目次
- プロローグ 衝撃の海外レポート
- 第1章 一億人国家シナリオの行方
- 第2章 高出生率国と低出生率国の違い
- 第3章 出生率向上のための「3本柱」
- 第4章 「地方創生」と「移民政策」
著者紹介
山崎 史郎
- 略歴
- 〈山崎史郎〉1954年山口県生まれ。東京大学法学部卒業後、厚生省(現・厚生労働省)入省。内閣官房地方創生総括官、駐リトアニア特命全権大使などを務めた。著書に「人口減少と社会保障」など。
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人口政策の重要さを再認識するための良書
2022/02/01 16:40
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Takeshita - この投稿者のレビュー一覧を見る
良い本を読んだ。著者は元厚労省官僚で介護保険の制定に関わった人だが、介護保険法案も何度も廃案の危機に見舞われ施行まで6年もかかっが、最後は国民各層や現場から是非介護保険制度を導入してくれと政府を督励する声が高まったと言う。今介護保険制度の恩恵に浴している国民は多いだろう。同様に日本の少子高齢化も今手を打たなければ、加速度的に人口減少が早まり2050年には国民の38%は65才以上の老人になる。その時起こるのは深刻な世代間対立と経済停滞であろう。本書は小説仕立てではあるが、文中のデータは最新のものであり諸外国の政策の紹介も詳しい。EU諸国の例のとおり人口問題は国の政策で左右される所が大きい。日本も早急に手を打たなければ国家じたいが益々衰退する。貴重な警世の書である。