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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/03/16
- 出版社: 吉川弘文館
- サイズ:19cm/238p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-642-05864-3
読割 50
紙の本
墓石が語る江戸時代 大名・庶民の墓事情 (歴史文化ライブラリー)
著者 関根 達人 (著)
自らの想いや願いを石に刻むことが流行した江戸時代。当時の墓石からは、いかなる社会が見えてくるのか。歴史災害、大名家の見栄と建前、海運によるヒト・モノ・情報の交流など、墓石...
墓石が語る江戸時代 大名・庶民の墓事情 (歴史文化ライブラリー)
墓石が語る江戸時代
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商品説明
自らの想いや願いを石に刻むことが流行した江戸時代。当時の墓石からは、いかなる社会が見えてくるのか。歴史災害、大名家の見栄と建前、海運によるヒト・モノ・情報の交流など、墓石を通して垣間見える江戸時代像を提示する。【「TRC MARC」の商品解説】
自らの想いや願いを石に刻むことが流行し、さまざまな石造物が作られた江戸時代。当時の墓(はか)石(いし)からは、いかなる社会が見えてくるのか。丹念なフィールドワークから、飢饉や疫病などの歴史災害、階層や家族など身分制社会の在り方、大名家の見栄と建前、海運によるヒト・モノ・情報の交流に迫る。墓の無縁化が進む現代に、墓石文化の重要性を考える。【商品解説】
目次
- 「石に刻まれた歴史」を読み解く―プロローグ/墓=墓石ではない!(墓は世につれ/現代墓石事情)/墓石から何が分かるか?(墓石と過去帳/墓石の調べ方/墓石の造立年と保有率/墓石の変化と地域色)/墓石から分かる歴史災害(歴史人口学にチャレンジ/死亡クライシス年を探せ)/墓石に見る社会構造(墓石に現れた階層/墓石に見る家族像/墓石に現れた個性)/大名墓に込められた思い(国元の墓と江戸の墓/高野山奥之院の大名墓)/墓石に現れたヒト・モノ・情報の交流(墓石と北前船/蝦夷地の墓石)/「墓石文化」を考える―エピローグ
著者紹介
関根 達人
- 略歴
- 〈関根達人〉1965年埼玉県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士前期課程修了。弘前大学人文社会科学部教授。博士(文学)。著書に「あおもり歴史モノ語り」など。
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2024/04/10 10:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱぴぷ - この投稿者のレビュー一覧を見る
数年前に読んだが再読。以前より、実家の墓問題が身近になったからだろうか、初読のときより、面白く読めた。タイトル通り、江戸時代のお墓について知りたい歴史ファンの関心にも答えてくれる本。
紙の本
墓石から見る歴史
2020/06/30 21:10
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
年代ごとの墓石の数から飢饉の人的被害の状況を復元できるということが興味深かった。各藩が幕府に責められるのを恐れて被害を隠蔽して過小報告していた実態などは文献からだけでは分からず重要な発見だと感じた。米を自給する弘前より他所から購入するだけの松前の方が飢饉の影響が小さかったことに驚き流通の大切さがわかった。