イスラーム主義-もう一つの近代を構想する
著者 末近浩太著
オスマン帝国の崩壊をきっかけに,長い封印から解き放たれた政治と宗教の関係という古くて新しい問い.その答えの一つが「イスラームの声を政治に反映させよう」とするイスラーム主義...
イスラーム主義-もう一つの近代を構想する
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商品説明
オスマン帝国の崩壊をきっかけに,長い封印から解き放たれた政治と宗教の関係という古くて新しい問い.その答えの一つが「イスラームの声を政治に反映させよう」とするイスラーム主義だ.崩壊「後」の秩序の模索が今も続く中東で,イスラーム主義が果たしてきた役割とは.単なる復古主義ではない,その実像に迫る.
目次
- 目 次
- はじめに
- 第1章 イスラーム主義とは何か
- 1 イスラーム主義の定義
- 2 イスラーム主義における「政治」
- 3 「イスラーム的価値」の実現
- 第2章 長い帝国崩壊の過程
- 1 イスラームにおける国家
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初心者でもわかりやすい
2021/10/10 12:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トリコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
・図書館で借りて読んだけれど
・「買って読むべき本だった」と思いました。
・初歩的用語にも必ず明快な解説がつく。
・同著者の『中東政治入門』(ちくま新書)は買って読みます。(岩波さんすみません)
イスラームはいろいろ
2018/02/12 11:01
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ニッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
宗教は、その発生から時間を経ると、とくに信者や療育が広がると、いろいろな分派が出てくる。イスラーム教もそうである。その発生から時を経るといろいろは宗派や考え方が出てくる。本書は、それらを歴史的に整理して解説してくれる。その上で、包括的に近代に繋がるイスラーム主義とは何かを教えてくれる。