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- カテゴリ:小学生
- 発売日:2023/07/18
- 出版社: 偕成社
- サイズ:20cm/221p
- 利用対象:小学生
- ISBN:978-4-03-727360-6
紙の本
黒の皇子
魔法の本の〈読み手〉として修業に励むノアのもとに、北の大国で反乱が起こり皇帝一家が殺されたとの急報が入る。ノアたちは背後に、世界の破滅をもくろむレトの復活を予感するが…。...
黒の皇子
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商品説明
魔法の本の〈読み手〉として修業に励むノアのもとに、北の大国で反乱が起こり皇帝一家が殺されたとの急報が入る。ノアたちは背後に、世界の破滅をもくろむレトの復活を予感するが…。一冊の本をめぐる長編ファンタジー第3弾。【「TRC MARC」の商品解説】
裏切者はだれだ?
山で修行をつんだ<青の読み手>ノアは、めきめきと秘術の腕をあげていた。
そんなおり、北の大国ザスーンで反乱が起こり、皇帝一家が殺されたとの一報が入る。
ノアたちはこの政変の背後に、世界をほろぼすために復活するといわれたレトの存在を予感する。
しかし、生き残りの皇子アレクセイがあらわれたことで、事態は一変する。
『青の読み手』『紅の魔女』に続く
1冊の本をめぐる長編ファンタジー第3弾。
::::::::::::::::::::::::::::::::
まるで目の前にいるように、アレクセイのつめたい息がノアの頬にかかった。
アレクセイの黄色い瞳の中に、ノアのこわばった顔がうつっている。
「おまえがレトか」と、ノアはうめいた。
うすいくちびるをゆがませ、アレクセイはノアにいった。
「わたしはサロモンの生まれ変わり。レトは、おまえだ。自分の名前を、まだ思いだせないのか?」
(本文より)
【編集者より】::::::::::::::::::::::::::::::::
ヨーロッパを思わせる架空の国を舞台に、
1冊の本を巡ってくりひろげられる本格ファンタジー『青の読み手』『紅の魔女』につづく第3弾です。
たくましく成長していく主人公に、ライバルがあらわれます。その正体は?
またセシル女王をめぐる宮廷の陰謀も目が離せません。
物語に没頭するひととき、ぜひお楽しみください。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::【商品解説】
著者紹介
小森香折
- 略歴
- 〈小森香折〉東京都生まれ。「ニコルの塔」でちゅうでん児童文学賞大賞、新美南吉児童文学賞受賞。ほかの作品に「歴史探偵アン&リック」シリーズなど。
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紙の本
『黒の皇子 青の読み手3』
2023/11/30 19:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
キトラ山中で熾火のサンドラのもと秘術の修行に励むノア
北の大国ザスーンで起きた反乱には、古代の大導師サロモンを裏切った弟子レトの影が
いっぽうラベンヌ王国にも不穏な動きがあり、ノアとパルメザンは王都に乗りこむ
『わたしは生命をもつ書物。読み手を選び、語るときを選ぶ。』
〈青の読み手〉ノアだけが読むことができる「サロモンの書」がノアに語ったのは『名前を思いだせ。』
近世フランスを思わせる王国を舞台に、魔女の伝説に陰謀渦巻く権力争いがからみあい、一冊の本をめぐって展開する長編ファンタジー第3弾
テンポよく進行する物語は一気読みまちがいなし
ノアとパルの落語のようなやりとりが今回も笑いを誘う
[シリーズ既刊情報]
『青の読み手』2021年2月
『紅の魔女』2022年6月
『黒の皇子』2023年7月
紙の本
長く続くのかと思っていたが
2024/01/20 17:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
この物語は一気に読む方がお話にのめり込めると思います。
前の巻から間が空いたので、入りこむのに時間がかかりました。
全巻出たら文庫一つにまとめて再出版したら、剣と魔法の物語が好きな層が手に取るのではないでしょうか。
ハリポタ的な感じも受けるので、映画になっても良さそう。ただし日本ではなく、外国で。
愛嬌のあるパルメザンと別れたのが残念だったけれど、サロモンの書が「王都の恋は豊かな実を結ぶ」と言ったのはパルメザンとメスのネズミの事かな?また別のカップル?
次巻が最終巻のようですが、もっと長く続く雰囲気を感じていたので少し驚きました。
楽しみにしています。