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紙の本
証し 日本のキリスト者
著者 最相 葉月 (著)
なぜ、あなたは神を信じるのか。自然災害や戦争、病のような不条理に直面してもなお、信仰はゆるぎないものであったか…。日本全国の教会を訪ね、キリスト教の信者135人にインタビ...
証し 日本のキリスト者
証し 日本のキリスト者
06/23まで通常3,498円
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商品説明
なぜ、あなたは神を信じるのか。自然災害や戦争、病のような不条理に直面してもなお、信仰はゆるぎないものであったか…。日本全国の教会を訪ね、キリスト教の信者135人にインタビュー。神と共に生きる彼らの半生を伝える。【「TRC MARC」の商品解説】
「証し」とは、キリスト者が神からいただいた恵みを言葉や言動を通して人に伝えることである。
本書は、北海道から沖縄、五島、奄美、小笠原まで全国の教会を訪ね、そこで暮らすキリスト者135人に、神と共に生きる彼らの半生を聞き書きしたものだ。自然災害や戦争、事件、事故、差別、病のような不条理に直面してなお、彼らは神をどうして信じられるのか? なぜ、信仰は揺るぎないものであり続けるのか。
回心、洗礼、家族、献身、開拓、奉仕、社会、差別、政治、戦争、運命、赦し、真理、そして復活……。それぞれの章で語られる「証し」のなかで「信仰とは何か?」という有史以来の謎に向き合い、終章の「コロナ下の教会、そして戦争」で、日本におけるキリスト教の現在地をも筆者は照らし出す。
構想10年、取材6年。1000ページを超える圧倒的なボリュームで綴る渾身の長編ノンフィクション。
〈目次〉
この本について――まえがきに代えて
第一章 私は罪を犯しました
第二章 人間ではよりどころになりません
第三章 神様より親が怖かった
十字架の風景1 兄弟姉妹
第四章 お望みなら杯を飲みましょう
十字架の風景2 教会とカウンセリング
第五章 神を伝える
十字架の風景3 宣教ブーム
第六章 自分の意思より神の計画
第七章 教会という社会に生きる
第八章 神はなぜ私を造ったのか
第九章 政治と信仰
十字架の風景4 夫婦と教会
第十章 そこに神はいたか
第十一章 神はなぜ奪うのか
第十二章 それでも赦さなければならないのか
十字架の風景5 宣教の終わりと始まり
第十三章 真理を求めて
第十四章 これが天の援軍か
終章 コロナ下の教会、そして戦争
あとがき【商品解説】
目次
- この本について――まえがきに代えて
- 第一章 私は罪を犯しました
- 第二章 人間ではよりどころになりません
- 第三章 神様より親が怖かった
- 十字架の風景1 兄弟姉妹
- 第四章 お望みなら杯を飲みましょう
著者紹介
最相 葉月
- 略歴
- 〈最相葉月〉東京生まれ。関西学院大学法学部卒。精神医療、カウンセリング等をテーマに取材。「絶対音感」で小学館ノンフィクション大賞、「星新一」で大佛次郎賞など受賞。
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紙の本
キリスト教の幅の広さ
2023/07/07 17:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:和田呂宋兵衛 - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでいて気付くのは、キリスト教という宗教の、予想以上の幅の広さです。
特定の教会に所属していないが、キリスト教について真剣に知りたいという筆者の取材姿勢があってこそ、
様々な教会・信者の素晴らしい活動だけでなく、教会のドロドロとした面や、
信仰を続ける上での苦しみまで掘り下げることができたのでしょう。
筆者は、一部で流行しているカルト的な教会にも行ったそうですが、
それらの教会についての記述は注意深く排除されています。
まえがきの映画「シークレット・サンシャイン」のエピソードが印象に残りました。
三浦綾子の小説「ちいろば先生」に出てくる榎本保郎に教えを受けた人が複数登場したことも、
亡くなって半世紀近く経つのに、彼の影響力の大きさを感じました。
紙の本
現代日本に生きるキリスト教徒135名の人生
2023/06/08 17:40
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱぴぷ - この投稿者のレビュー一覧を見る
現代日本に生きるキリスト教徒135名のインタビュー集です。
カトリック、正教会、プロテスタント(聖公会からペンテコステ派まで)、あらゆる教派のキリスト教関係者が網羅されています。それぞれの教派の特徴が、読んでいくと少し浮かび上がってくる気がしますし、個々人の人生の重みも感じます。
日本のキリスト教は、1戦国時代、2明治開国時代、3戦後の三つの時期に興隆しますが、今回のインタビューに登場するのは、おもに3以降の世代の方々になります。戦前から続くクリスチャンの家庭の方も出てきます。キリスト教内の良くない部分と同時に、様々な困難にもかかわらずキリスト教徒になって良かったという話の両方が書かれています。
キリスト教に興味がある方でも、キリスト教内部の方でも、他の宗教の信者の方でも、何かしら興味深く感じる部分があるインタビュー集なのではないかと思いました。