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紙の本
手札が多めのビクトリア 1 (MFブックス)
凄腕の元工作員ビクトリアは、上司の裏切りで組織を抜け、一般市民として自由に生きると決める。新天地では、工作員時代の才能のおかげで活躍するが、彼女に迫る影も多く…。『小説家...
手札が多めのビクトリア 1 (MFブックス)
手札が多めのビクトリア 1
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商品説明
凄腕の元工作員ビクトリアは、上司の裏切りで組織を抜け、一般市民として自由に生きると決める。新天地では、工作員時代の才能のおかげで活躍するが、彼女に迫る影も多く…。『小説家になろう』掲載に加筆し書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
各国で工作員が暗躍する時代、とある国――ハグル王国の工作員クロエは、類まれなる変装技術と体術で、難しい任務さえも次々と完遂する日々を送っていた。
しかし、上司の裏切りをきっかけに彼女は組織から忽然と姿を消してしまう。なぜならクロエは、隣国アシュベリー王国の一般市民ビクトリアとして、夢に見ていた「普通(しあわせ)」な人生をやり直す計画を立てていたのだ。
そんなビクトリアはセカンドライフ初日にとある少女を保護したことで、想定外だが幸せなスタートを切り、多くの人々と関わっていく。
新天地で彼女は歴史学者の助手・語学の先生・凶悪犯の脱獄補助と、工作員時代に培った経験と才能を活かして大活躍!!
一方でビクトリアの強さに興味を持つ第二王子や組織の追っ手など、手札が多い彼女に対して迫る影も多く――!?
アクションと心あたたまるビクトリアの人生修復物語、ここに開幕!!【商品解説】
著者紹介
守雨
- 略歴
- 「小説家になろう」にて活動中。
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紙の本
主人公が有能でカッコいい
2023/03/20 21:38
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Lily - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公が組織を抜けるために面倒な手間をかけているという印象を受けましたが、主人公が優秀だったために、色々大変なのだと思いました。気難しい老齢の歴史学者バーナードのところで上手く仕事をやっていけている主人公は大変有能だと思いました。バーナードの姪の従兄弟の一人が、第二騎士団団長のジェフリー・アッシャーだということが判明して驚きました。団長が夜会に女性と参加したのが10年ぶりだったのには理由があるのですが、その理由である団長の過去のエピソードが重いと思いました。夜会なのでドレス姿なのに、主人公が回し蹴りをしたことに驚きました。主人公に接触した怪しい男性が第二王子であることが予想外でした。第二王子は、過去に色々あったようで、自業自得だという思いは消えませんが、読み進めて少しかわいそうという気持ちになりました。エバの息子の家庭教師ができる主人公は、やっぱり凄いと思いました。捕まった男を逃すエピソードは、こんなことに主人公が関わる必要があるのかと思ってしまうので、あまり好きではありません。第二王子が突然謝罪のためエバの屋敷を訪問したことに驚きました。男爵の侍女に親切にしたのに、その後の展開を読んで親切は無駄だと思いました。主人公が偶然かつての知り合いに目撃されていて、暗殺部隊が送り込まれたという展開にハラハラしました。第二王子が嬉しそうだし、幸せになれて良かったです。とても面白いストーリーで、この作品が大好きになりました。
電子書籍
おもしろかった!
2023/02/13 00:38
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
家族のために特殊部隊の工作員をやっていた主人公は、家族の死を二年も知らされていなかったことに気付き、死を偽装して逃走した。
一つ国を跨いで他国に逃げ、そこでしばらく過ごすつもりだった彼女は捨て子を拾ってしまう。
捨て子のノンナという生きがいを得た彼女が追っ手を警戒しながら優しい人々と出会い、第二の人生を歩んでいく物語。
面白かった!
語り口が淡々としていたのも工作員だった主人公と合っていて読みやすかった。
工作員らしい展開もちゃんと設定が活かされていて、安穏展開だけではないのもなかなか読ませてくれて楽しかった。
主人公の才能もすごいけど、ノンナもすごい。
ものわかりがよくて才能もあって、察しがよくて子供とは思えない。
特殊部隊側もメアリーが裏切って脱出してたり、ノンナを捨てた母親の存在とか、気になることは残ってるから次巻の展開も非常に気になる。
アンケートこぼれ話のクラーク様とノンナの勉強の話も良かった。
二人の勉強シーンは作中も楽しそうだったな〜。