商品説明
全焼したアパートから焼死体が発見され、放火殺人事件として捜査が開始された。解剖の結果、意外な事実が判明する。腹腔から大量の蠅の幼虫が発見されたのだ。一部は生きた状態で。混乱する現場の署員たちに、さらに衝撃が走る。手がかりに「虫」が発見されたせいか、法医昆虫学が捜査に導入されることに。日本では始めての試み。赤堀涼子という学者が紹介され、一課の岩楯警部補と鰐川は昆虫学の力を存分に知らされるのだった。
著者紹介
川瀬七緒 (著)
- 略歴
- 1970年福島県生まれ。文化服装学院服装科・デザイン専攻科卒。子供服のデザイナーに。デザインの傍ら小説の創作活動に入り、2011年「よろずのことに気をつけよ」で江戸川乱歩賞を受賞。
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紙の本
法医昆虫学
2021/05/05 19:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
捜査に昆虫学を取り入れる試みが採用され、放火殺人事件に昆虫学者が加わります。
ベテラン刑事とペア組み立ての刑事は部外者感がぬぐい切れず、半信半疑の対応をしていたが、学者の目の付け所やはじき出した結論などから採用する重要性を感じ始めます。
しかも、当の准教授は子供じみた大らかさと攻撃性を同居させた女性で目が離せない魅力を兼ね備えています。
鋭い視点と圧巻の行動力で真実に突き進み、危ない目にも遭い、時としてか弱い面も見せます。
終始一貫してウジ虫の話ですが、面白いです。
紙の本
おもしろいけど
2021/09/05 12:02
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
極端なキャラに頼りすぎなのと、虫に焦点当てすぎ。
法医昆虫学の話だから仕方ないんだけど。
もうちょいバランスが取れてれば、良かったのに。