三国志演義 (一)
著者 井波律子
西暦220年、後漢王朝の崩壊後、群雄割拠の時代の中から魏、蜀、呉の三つ巴の戦いへと発展した。その約1000年後。複数の「三国志」の物語や資料を整理・編纂し、フィクショナル...
三国志演義 (一)
商品説明
西暦220年、後漢王朝の崩壊後、群雄割拠の時代の中から魏、蜀、呉の三つ巴の戦いへと発展した。その約1000年後。複数の「三国志」の物語や資料を整理・編纂し、フィクショナルな物語世界を構築してたのが、本書『三国志演義』です。中国文学に精通した訳者が、血沸き肉躍る、波乱万丈の物語を、背景となっている時代や思想にも目配りしたうえで、生き生きとした文体で翻訳した決定版です。(講談社学術文庫)
目次
- はじめに
- 登場人物紹介(第一巻)
- 詞
- 第一回 桃園に宴し 豪傑 三たり義を結び 黄巾を斬りて 英雄 首めて功を立つ
- 第二回 張翼徳 怒って督郵を鞭うち 何国舅 宦豎を誅さんと謀る
- 第三回 温明に議して 董卓 丁原を叱し 金珠を餽りて 李粛 呂布に説く
- 第四回 漢帝を廃して 陳留 位を践み 董賊を謀りて 孟徳 刀を献ず
- 第五回 矯の詔を発して 諸鎮 曹公に応じ 関の兵を破って 三英 呂布と戦う
- 第六回 金闕を焚きて 董卓 兇を行し 玉璽を匿して 孫堅 約に背く
- 第七回 袁紹 磐河にて公孫と戦い 孫堅 江を跨いで劉表を撃つ
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黄巾の乱後の曹操、劉備、孫堅・孫策・孫権の転変、曹操の官渡の戦いでの勝利までを生き生きと描いた物語
2020/02/28 12:14
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、日本でもお馴染みで人気のある「三国志」の一冊です。三国志というのは、2世紀末に後漢王朝が崩壊すると、たちまち中国全土は群雄割拠の時代となり、魏、蜀、呉の三つが戦闘状態になり、ここに「三国時代」が現われたのです。その後1000年の時を経て、事実をもとに虚構を巧みに織り交ぜながら、「三国志」物語群が登場したのです。同書は、こうした三国志物語群を整理・編纂した『三国志演義』で、全4巻から構成されています。その第1巻は、黄巾の乱後の曹操、劉備、孫堅・孫策・孫権の転変、曹操の官渡の戦いでの勝利までを生き生きと描いた物語となっています。歴史ファンには、たまらない一冊です!
三国 壱
2018/09/04 06:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
演義の決定版。魅力ある三国志の古典を現代語訳で紹介し解説も十分。この巻では桃園の誓いから官渡の戦いまで。