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商品説明
高校生の夏木林太郎は、祖父を突然亡くした。祖父が営んでいた古書店をたたみ、叔母に引き取られることになった林太郎の前に、人間の言葉を話すトラネコが現れ…。『STORY BOX』掲載に書き下ろしを加える。【「TRC MARC」の商品解説】
『神様のカルテ』シリーズ外、初の長編!
「お前は、ただの物知りになりたいのか?」
夏木林太郎は、一介の高校生である。夏木書店を営む祖父と二人暮らしをしてきた。生活が一変したのは、祖父が突然亡くなってからだ。面識のなかった伯母に引き取られることになり本の整理をしていた林太郎は、書棚の奥で人間の言葉を話すトラネコと出会う。トラネコは、本を守るため林太郎の力を借りたいのだという。
痛烈痛快! センス・オブ・ワンダーに満ちた夏川版『銀河鉄道の夜』!
【編集担当からのおすすめ情報】
300万部超のベストセラー『神様のカルテ』著者、
初のファンタジー長編!【商品解説】
著者紹介
夏川草介
- 略歴
- 〈夏川草介〉1978年大阪府生まれ。信州大学医学部卒。長野県にて地域医療に従事。「神様のカルテ」で第10回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。
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紙の本
おもしろい!!
2017/05/14 15:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しいる - この投稿者のレビュー一覧を見る
夏川草介さんの本はすごく読みやすい!読んでいくうちに目の前にパーとっ景色が広がっていきます!!
この本を読んで夏川草介さんは本のことをしっかりと考えていて、だよれりも、本を愛していることが分かりました。
僕も本を愛するうちの一人として、この本に出会えて幸せです!!
紙の本
作者の読書観が表れる一冊
2020/02/13 23:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うれい - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ずっと本について考えていました」───本書はファンタジーの括りになるのだろうが、書かれているのは作者の読書観。『神様のカルテ』を執筆したベストセラー作家、夏川草介先生の読書に対する思いが4つの迷宮の中で描かれる。本を閉じこめる男、切り刻む男、「売れる本を売る」男。一番心に残ったセリフは「本は痩せ細っていく。痩せ細った本に人々は群がる。群がる人々に、本もまた応えようとする」古今東西、本を読む人は必ず一度は「読書に何の意味があるのか」を考えるはず。そんな人々に「二代目」はきっとヒントを与えてくれるだろう。
紙の本
確かにね
2023/10/10 11:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
名作と言われる作品には意味があると思うし、読む価値があるんだろう。
でも、時代は変わっていくし、つまらないものはつまらない。
やっぱり、読みたいものを読まないと。
紙の本
現実に戻ってこられてよかったです
2019/02/25 17:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱぴぷ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本との付き合い方を描くあれこれ。内容は嫌いではないのだけど、表現の仕方があまり好きではないと思った。直接的過ぎるというか、主張が登場人物の血肉になってないというか、「これ、小説という形で書く必要ある?」みたいな。でも、最後まで読んで考えを変えた。主人公の男の子は、唯一の血縁ともいえる祖父を亡くして茫然自失となっていたのだ。それで、とりあえず思考だけが先走ったのではないか。身近な人を亡くすと、しばらく現実かなんだかよくわからない時を過ごすことがある。この主人公は、高校生にして天涯孤独のような境遇に陥ったのだから、尚更だろう。最後、主人公が自分は孤独ではないと思えるようになって、現実に戻ってこられて、よかった。