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紙の本
呉漢 上 (中公文庫)
著者 宮城谷昌光 (著)
貧家に生まれ、一生、地を耕して生きていくと思っていた呉漢は、天下統一を目指す劉秀とめぐりあい、その将となるが…。天下の平定と、光武帝・劉秀のためにすべてを捧げた武将の生涯...
呉漢 上 (中公文庫)
呉漢(上)
紙の本 |
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- 税込価格:1,628円(14pt)
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商品説明
貧家に生まれ、一生、地を耕して生きていくと思っていた呉漢は、天下統一を目指す劉秀とめぐりあい、その将となるが…。天下の平定と、光武帝・劉秀のためにすべてを捧げた武将の生涯を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
ただの小石が、黄金に変わることがあるだろうかーー。貧家に生まれ、一生、地を耕して生きて行くと思っていた呉漢は、運命の変転によって、天下統一を目指す劉秀の将となるが……。三国志の時代よりさかのぼること三百年、後漢を建国し、中国統一を果たした光武帝に最も信頼された武将の生涯を描く。【商品解説】
著者紹介
宮城谷昌光
- 略歴
- 宮城谷昌光
一九四五(昭和二十)年、愛知県蒲郡市に生まれる。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事し、創作を始める。九一(平成三)年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞、九三年『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、二〇〇一年『子産』で吉川英治文学賞、〇四年菊池寛賞を受賞。他の著書に『奇貨居くべし』『劉邦』『三国志』『呉越春秋 湖底の城』など多数。
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紙の本
中国の後漢を建国した光武帝に最も信頼されていた武将の生涯を描いた作品です!
2020/07/26 10:32
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『天空の舟』(新田次郎文学賞)、『夏姫春秋』(直木賞)、『重耳』(芸術選奨文部大臣賞)、『子産』(吉川英治文学賞)など、これまでに次々と名作を発表されている宮城谷昌光氏の作品です。同書は、貧家に生まれ、一生、地を耕して生きて行くと思っていた呉漢が、天下統一を目指す劉秀とめぐりあい、その将となっていくという話です。後漢を建国し、中国統一を果たした光武帝に最も信頼された武将の生涯を描いた作品です。中公文庫からは上下2巻シリーズで刊行されており、同書はその上巻です。ぜひ、宮城谷氏に名作をお読みください。
紙の本
後漢
2020/02/19 06:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前漢末期から新の時代を経て後漢へと導く物語。宮城谷作品特有の教訓話にもなり劉秀よりも良い作品となっている。
紙の本
後漢もの
2022/02/12 18:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いて座O型 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『草原の風』に続く、宮城谷昌光の後漢建国もの。劉秀旗下の将である呉漢が主人公。
上巻では、前漢末から新への混乱に流されながら、信義を失わずに生きる呉漢が、様々な経緯を経て一軍を率いるようになり、将として劉秀に合流するまでを描いている。
激動の時代に、突如放り出されて、どのように生きるかという状況を生き生きと描くとともに、そこに呉漢という人物の行動をきれいに置くことで、爽快感のある作品になっている。