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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/09/14
- 出版社: 文藝春秋
- サイズ:20cm/284p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-16-390857-1
紙の本
明治銀座異変
著者 滝沢志郎 (著)
明治16年、銀座の煉瓦街で、鉄道馬車の馭者が何者かに狙撃され、「青い眼の子…」との言葉を遺して逝った。その言葉の意味は? 敏腕記者・片桐が幼い“相棒”と事件の深淵に迫る、...
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商品説明
明治16年、銀座の煉瓦街で、鉄道馬車の馭者が何者かに狙撃され、「青い眼の子…」との言葉を遺して逝った。その言葉の意味は? 敏腕記者・片桐が幼い“相棒”と事件の深淵に迫る、歴史ミステリー。【「TRC MARC」の商品解説】
昨年、『明治乙女物語』で松本清張賞を受賞し、鮮烈なデビューを果たした著者渾身の本格歴史ミステリー!
明治維新前夜、妻、幼子とともに馬車に乗っていた英国商人が、関内で三人の侍に斬殺される事件がおきます。三人は「攘夷なり!」と叫んで逃走し、その行方は杳として知れませんでした。
それから17年後、銀座煉瓦街で鉄道馬車の馭者が、何者かに狙撃され死亡します。彼はこときれる前、「青い眼の子……」との言葉を遺しました。この意味するところは何なのか。「開化日報」の敏腕記者・片桐が幼い〝相棒〟直太郎と、事件の真相に迫ります――。【商品解説】
著者紹介
滝沢志郎
- 略歴
- 〈滝沢志郎〉1977年島根県生まれ。東洋大学文学部史学科卒。テクニカルライターとして各種マニュアル制作に従事。「明治乙女物語」で第24回松本清張賞受賞。
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紙の本
題材のよさ
2018/10/24 21:15
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投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「開化日報」の記事をもとに、ミステリタッチで仕上げた着眼点がよかった。
御者が打たれた事件をきっかけに、幕末の外国人切り捨て事件の真相がわかる。出来事のひとつひとつが丁寧につながっていくという印象を受けた。
ただ、丁寧な分、臨場感やメリハリにはやや乏しいところがあり、特に後半、事件の全貌が明らかになるところでは説明的な感じになってしまっていた。